最後の最後で初勝利。浦和のACLは最終節に勝利し大会を去ります。
先制しながら逆転負けを喫した初戦のアウェイでの水原三星戦。
序盤の失点を獲り返せずに悔しい敗戦となったホームでのブリスベン・ロアー戦。
戸惑い、悩い、ためらい、判断が遅れて後手を踏み、為す術もなく敗れたアウェイの北京国安戦。
噛み合わない歯車が戻らないまま3連敗でスタートした浦和は厳しい戦いを強いられました。
首の皮一枚残っていたホームでの北京国安戦に勝利することが叶わず、
限りなく可能性が少なくなり、奇跡を信じた水原三星戦で逆転負けを喫し敗退が決まりました。
クラブは北京国安戦で引分けた時点で諦めたのかもしれませんが、自分は諦めたくありませんでした。
怪我人が多く、新戦力がチームにフィットする前に試合は消化し、
負けが先行したことで焦りからか狂った歯車は、GL敗退が決まるまで噛み合うことはありませんでした。
ただの1勝も出来ずにGL最終戦を迎えることになるとは思ってもみませんでした。
完全無欠の消化試合。この試合に勝っても得るものはありません。
それでも遠く豪州で響いた勝利の凱歌は、再びこのアジアの舞台に戻る決意に思えてなりません。
来年、アジアの隅々で浦和の疾風を吹かせるために、みんなで戻ってきたいです (=´ー`)
・GL敗退が決まっている浦和は主力を温存。G大阪戦から平川さんを除いて全て入れ替え。
・出場機会がなかったGK大谷、DF岡本を先発に起用。負傷で欠場していた興梠さんが復帰しました。
・スタートは、大谷、加賀、永田、岡本、啓太、青木、平川、橋本、高木、李、興梠という布陣でした。
・何も残すことが出来ずにアジアの舞台から姿を消しては後に何も残らない。
・単なる消化試合で終わらせるのか、掴んだ出場機会で己の存在価値を示すて欲しいです (=´ー`)
・4点差以上の勝利でGL突破の可能性があるブリスベンに気持ちで負けるもんかぁ〜 ヾ(´∀`)ノ
・序盤、浦和のパス回しにミスが多く、いきなり嫌な位置でFKを与えてしまいました(;´ー`)
・絶好の位置からゴールを狙った相手のFKは、大谷がパンチングで防ぎ先制を許しませんでした。
・大量点が必要なブリスベンはかなり前掛かり。裏に出来たスペースが狙い目か。
・ブリスベンの守備はサイドを締めると中がボロボロ、中を締めるとサイドがボロボロ…。
・点を獲ることしか考えていないのかなぁ。。カウンターから決定機を作れそうな予感がします。
・普段とは違ったメンバーで、浦和の守備もかなり怪しい… (;´ー`)
・でも、西川に代わってゴールを守る大谷は非常に落ち着いていて安定していました (=´ー`)
・岡本や加賀もここぞというところの1対1の勝負で勝っているので落ち着いてみていられました。
・永田さんのミスからブリスベンに決定機を作られましたが、ここは大谷がビックセーブ。
・大谷は落ち着いてるなぁ〜。昨年のレンタル先で出場経験を積んできた成長のあとを感じました。
・岡本もレンタル先での経験は大きく、屈強な相手に臆せずピンチの芽を摘んでいました。
・左サイドを突破されかかっても落ち着いて対応し、確実にクリアする場面もあって頼もしい限り。
・浦和の3バックは浦和っぽくない3バックでしたが、これはこれで良いのかもしれない (=´ー`)
・しかし、序盤は前掛かりになり圧力を強めるブリスベンのペースに見えました。
・ピッチの状態が悪いこともあってか、浦和らしいパス回しは見られませんでした。
・これだけメンバーを変えると無理もないのか…。試合を進める中で少しづつすこしづつ。
・思うように攻撃の形ができなくても、相手の攻撃を凌ぎながら少しづつペースを掴んでいきました。
・あなたの復帰をまっていました!興梠さん!
・久しぶりの興梠さんでしたが、安定してボールが収まり安心して見ていられます (=´ー`)
・浦和の攻撃は興梠さんにボールが入ってから多くの選手が連動して動き始めるように見えました。
・啓太のパスを興梠さんがトラップから反転してシュート。惜しくもGKに阻まれ得点ならず。
・前線でボールを収めた興梠さんがスルーパス。反応した高木が決定的なGKとの1対1を決められず。
・早く移籍後初ゴールが欲しい高木でしたが、あまりにも決定的すぎて狙いすぎたか… (;´・ω・)
・怪我により長期離脱していた興梠さんでしたが素晴らしいプレーの連続でした (=´ー`)
・興梠さんを起点にペースを掴んでいた24分、待望の先制点が入りました (=´ー`)b
・左サイドで啓太がボールを奪うとそのままドリブルで持ち上がりフリーの興梠さんにスルーパス。
・ボールを受けた興梠さんは、GKの位置を確かめ落ち着いて決めて浦和が先制 ヾ(*´∀`*)ノ
・パスを出した啓太さんも久しぶりの出場でしたが試合を通して素晴らしかったです (=´ー`)
・このままではGL敗退が決まるため、さらに前掛かりになるブリスベン。
・浦和にとって裏に出来た広大なスペースは絶好のカウンターのチャンスだったのですが…。
・前半30分を過ぎたあたりから興梠さんに疲れの色が。復帰戦なので無理もない (;´・ω・)
・戻って守備をする際に思わず手を使ってしまい興梠さんにイエローカード。そろそろ限界か。。
・前半終了間際に怪我をしていた脛を痛めてうずくまる興梠さん… (|||´Д`)モウコウタイシテチョウダイ!!
・なんとかピッチに戻りましたが、この時間、赤豆さんの心は凍りついていました。。。
・
ウワーー。゚(゚ `Д)ノ。゚ヽ( )ノ゚。ヽ(Д´ ゚)ノ゚。。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。ナニスルンジャー!!
・選手交代なく後半開始。興梠さんも無事にピッチに。安心した〜 (=´ー`)
・後半立ち上がり、啓太のサイドチェンジから橋本のクロスに李が合わせるも枠を捉えきれず。
・橋本のクロスは精度が高かっただけに、チームにとっても李にとっても決めておきたかった (;´・ω・)
・浦和は興梠さんに代えて武藤を投入。直後に試合は動きました (=´ー`)
・李のポストプレーからボールを拾った高木が左サイドから裏に抜ける武藤にパス。
・交代直後のファーストタッチで、武藤はGKとの1対1を落ち着いて決めて追加点 ヾ(*´∀`*)ノ
・リーグ戦でも好調を維持している武藤さんは持ってるなぁ〜 (=´ー`)b
・その後はややオープンな展開となり、両チームに決定機が。
・後半25分にブリスベンに1点返されるとそのままブリスベンがペースを掴みました (;´・ω・)
・浦和が2点をリードしてから審判が少し怪しくなってきた感が…。橋本と加賀には妙に厳しい!
・加賀さんがかっこいいから妬ましくなったか?! (|||´Д`) でもACLではよくあること。
・浦和はかなかなボールをキープすることが出来ずに苦しい展開。
・凌ぐ浦和は後半ロスタイムに高木がドリブルからシュートを放つもGKに弾かれ得点ならず。
・こぼれ球に武藤が詰めていましたが、決定的な3点目を奪うことができませんでした (;´ー`)
・しかし、ブリスベンの猛攻を凌ぎ切り最後の最後でACL初勝利を手にしました (=´ー`)ノ
1点差に詰め寄られ最後まで苦しみましたが最終戦を勝利で締めくりました。
勝利を喜ぶ気持ちと同時に、この試合がACLの初戦だったら…という悔しさも (。´・ε・`。)
しかし、選手たちの“自分の存在価値を証明” する戦いは素晴らしいものだったと思います。
2015年の浦和のACLは1勝1分4敗の勝ち点4。GL最下位という結果で終わってしまいました。
最終戦を待たずに1勝も出来ず敗退が決定してしまうということは想像もしていない出来事でした。
それでも各国の強豪チームと真剣に戦うACLは魅力的で、そこで戦うことに大きな価値を感じます。
2007年のアジア制覇で味わった高揚感、熱気、歓喜を追いかけているのかもしれません。
最終戦は完全無欠の消化試合になってしまいましたが真剣に戦う選手に引き込まれました。
興梠さんのガッツポーズ、喜びを爆発させる武藤、見知らぬスタジアムに響き渡る浦和のチャント。
この舞台に戻ってきたいと思いました。そしてそのときはアジアの隅々に浦和の旋風を吹かせたい。
浦和は再びアジアの切符を手にするため、前を向いてこれからの戦いに臨みます (=´ー`)
AFCチャンピオンズリーグ2015 グループステージ MD6
2015年5月5日(火・祝) 現地時間19:00キックオフ(日本時間18:00キックオフ)・ロビーナ スタジアム
ブリスベン・ロアー 1-2(前半0-1) 浦和レッズ
得点者:24分 興梠慎三、57分 武藤雄樹、70分 アンドリヤ カルジェロヴィッチ(ブリスベン)
入場者数:5,941人
主審:アリレザ ファハニ

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