自分からは動いてこない相手でしたが、早い時間に先制点を獲れたことが勝利に繋がりました。
名古屋戦から中2日、大きく選手を入れ替えて臨んだACLグループリーグ第2戦です。
Jリーグを連勝しているメンバーに代え、平川さん、マルシオ、関口、那須が先発に名を連ねました。
名古屋戦で先発した元気、梅崎、啓太、宇賀神はベンチからのスタートとなりました (=´ー`)
名古屋のように激しくプレスをかけてくるどころか、ほぼ全員が自陣に引いてジッと動かない…。
レッズのパス回しには全く目もくれず、ひたすら “縦に入れるボールを狙っている” といった感じかな。
網を張って待っているところにはなかなか通らないので、サイドを中心に攻撃を組み立てました。
試合開始早々にCKのチャンスに柏木のシュートが大きくバウンドしてゴールイン ヽ(*´∀`)ノ゚
狙っていたとしたら凄いシュートだよ〜全ての選手の頭の上を越えてゴールに吸い込まれました!
先制後にムアントンのDFが槙野を止められず、2枚目のイエローであっというまに退場 (;´ー`)
試合が動いた後の退場だったので、点を獲らなければ負けてしまうムアントンには痛恨の退場でした。
あっ、でも、先制してもあんまり出てこなかったような… ゚。(*^▽^*)ゞ
いやー、11人いても亀だったので、10人になる前に先制していたのは良かったなぁ…と思いました。
もし先制していなかったら、さらに守備の意識だけが強くなって難しい試合になっていたかもしれません。
10人相手に得点が獲れず0−0のままでズルズルといって、今日のように最後にポコッと…
考えただけでも恐ろしいことが容易に想像できてしまうし、本当に先制しておいて良かったよ〜(;´ー`)
1−0でなかなか追加点が獲れないだけで、喉に小骨が刺さったような居心地の悪さを感じてました。
レッズとしては2点目をもっと早く獲らなければいけない試合だったかなぁ。
実際に追加点を獲るチャンスはあったし、もっと早く試合を決めるゴールを決めなくちゃ (;´ー`)
関口のグニャ〜っとしたクロスだったはずのシュートを、何故か相手GKが見逃してくれるまで、
チャンスは作るもののフリーのシュートが枠に飛ばなかったりで得点できなかったのでドキドキでした。
ピンチらしいピンチはありませんでしたが、たまに受けるカウンターに悲鳴をあげていました (;´∀`*)
後半に入ると両サイドを完全に制圧し、やりたい放題の様相でした。
関口を走らせるパスに、もう少しのところで届かないけど一生懸命走る関口の姿が目に焼きつきました。
もうね、目に焼きつくほど。あれだけ連発して走り続ける関口も凄いな…と思いました (=´ー`)
ゴール前で那須が絡んだ決定機も2回ほどあり、啓太とは違った持ち味を発揮していたと思います。
できればヌカ喜びさせられたゴール前で合わせたヘッドは得点に繋げて欲しかったなぁ…。
3点目は平川さんのクロスに元気がらしくない高い打点のヘッドで合わせたもの。
元気は途中交代での出場となりましたが、得点という形で結果が出ているのは良い傾向です ヽ(*´∀`)ノ゚
今日のゴールの中では、一番スカッとする喜びを爆発させやすいゴールでした ゚。(*^▽^*)ゞ
相手が10人になったこともありますが、一方的にボールを支配し、相手に何もさせずという展開でした。
4点目もDFとの駆け引きに勝ち “らしくない” 元気の裏への飛び出しから。
昨年は1トップで苦しんでいましたが、2列目に下がった今年は好調を維持出来ているように思います。
いつもの元気ならば自分でシュートを撃っていたところですが、阪野にラストパス…が (;´・∀・`)
勢いよく飛びこんできた相手DFにドンピシャ。オウンゴールを誘って4点目が入りました。
ムアントンのGKが、最初からかなり怪しかったこともあるのですが…
チャンスはいっぱいあったのに、何故か不思議なゴールばっかりの試合でした (;´∀`)
埼玉スタジアムは、チームに貢献している興梠にゴールを獲らせたい空気が充満していたのになぁ…
大きくメンバーを代えて臨んだ試合だったので、連係ミスもあるとは思っていましたが、
起用された選手は持ち味を発揮し、誰が出場してもチーム力が落ちないことを証明したと思います。
唯一、らしくないミスが多かった阿部ちゃんのコンディションは少し心配でしたが…。花粉症かな?!
選手を上手く回しながらも、ホームで大量得点を挙げ勝ち点3を獲得するという結果は100点です。
なんか変わった得点ばっかりでしたが、綺麗に相手を崩した点も、オウンゴールも1点は1点です。
少し喜ぶタイミングが難しい得点ばっかりでしたが、結果は最良に近いものだったと思います (=´ー`)
最後にカウンターからまさに “余計な失点” を喫してしまい微妙な空気に…ヽ(´Д`;)ノアゥア..
でも、 「油断するなよ!」 という戒めの意味で、今後の試合への反省になれば良しとしたいです。
これでグループリーグは1勝1敗の五分に戻し、順位も広州に次いで2位となりました ヽ(*´∀`)ノ゚
全北現代との2連戦が、グループリーグ突破に向けて浦和レッズにとって大きなヤマになりそうです。
ムアントンは昨年のタイ・プレミアリーグを無敗で制した強豪ですが、
アウェイの戦術に、早々に退場者を出したこともあって、本当の実力は発揮できませんでした。
大差の試合になりましたが、アジアではアウェイとホームで全く違うチームになることは経験済みです。
彼らのホームでは今日とは違った顔を見せ、浦和レッズに襲い掛かってくることは間違いありません。
最後に嫌な感じの失点を喫してしまいましたが、それも油断を払拭するキッカケになれば…と思います。
補強選手がチーム戦術に嵌っている実感はありますが、まだ成長する余地のあるチームだと感じました。
『今日の浦和レッズよりも、明日の浦和レッズが少しでも強くなれますように』
ACL2013 グループリーグ 第2戦
浦和レッズ 4−1(前半1−0) ムアントン・ユナイテッド
主審:Benjamin Williams
得点者:8分 柏木、65分 関口、69分 元気、78分 OWN GOAL、90分 シアカ(ムアントン)
2013年3月12日(火)19:30 KO 埼玉スタジアム2002 入場者:23,246人

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