眠い目を擦りながら、ジーコジャパンの最後の試合をみました。
ほぼ一方的なブラジルペース。
残念ながら勝てる要素はなにひとつありませんでした。
中盤であれだけ自由にやらせてしまうとブラジルには勝てません。
ぽっかり間延びした中盤で、ボールを奪う位置も低く攻撃もうまく組み立てられません。
なんであんなにプレッシャーもなく自由にさせているのか。
ピッチを夢遊病者のように彷徨っている10番は何をしていたのでしょう。
そもそもワールドカップ本番の試合の日に、怪我でもなく、体調が悪いなどとおよそプロとはいえない自己管理が出来ない選手がいるとは信じられません。
体調がすぐれない選手をジーコは何故起用し続けるのか。
中盤を完全に制圧され、DFラインを上げることも出来ず、自由にボールを回され、
好きなようにシュートを撃たれ、最後は川口の神頼み。
カウンター以外に攻め手はありませんでした。
ワンチャンスを玉田が決めて先制しましたが、試合の流れは終始ブラジルペースでした。
ブラジルは全然慌てませんでしたねぇ…見切られてたのかなと思います。
それでも前半のロスタイムまではよく抑えていたのですが…
不調のロナウドもあれだけシュートを撃てばタイミングも合ってきます。
ロスタイムに同点に追いつかれて、この先、日本に見せ場はありませんでした。
後半早い時間に逆転を許すと、ジーコは勝負を諦めてしまったようです。
事実上、ブラジルの2点目で、日本のワールドカップは終わってしまいました。
小笠原に代えて中田浩二 … ?! 監督はジーコなので好きにしたんでしょうが…。
残りの時間はブラジルの時間稼ぎのパス交換が延々と続きました。
余裕のGK交代にいたっては屈辱以外の何物でもありません。
1−4 実力の違いをまざまざと見せつけられ、日本のワールドカップは終戦となりました。
伸二、アレ、坪井、お疲れ様。
… 伸二 …
伸二は精神的につらかったんじゃないかと思います。
何故伸二を使わないのか?何故小笠原に代えて中田浩二なのか。
どうして体調のすぐれず、消えている10番を最後まで使うのか。
伸二のあんな表情を見るのは耐えられません。
降格した年の大将と重なって見えました。嫌なことを思い出した試合でした。
浦和に胸を張って帰ってきてください。みんなが待っています。
これがジーコジャパン4年間の集大成。
なんとも屈辱的な結果で幕を閉じました。次につながる若手の起用も出来ませんでした。
これまでの4年間を検証して、次の4年間につなげて欲しいです。
代表が負けたことよりも、伸二のあんな顔は見たくありませんでした。
いまは、それだけ。

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