いきなりですが、
>まぁ、雲上人たるスーパーバイザー様は、ボクらなんかは想像も及ばないほどお忙しい身かも知れません。その程度のものであっても作る時間がないのかも知れない。だったら無理に自分たちで作る必要はないです。それぞれのレイアウトコンテスト参加者や、ネットVRM界隈の中でもコンテンツ作成力に秀でた人に声をかけて、コンテンツを作ってもらえばいいんです。スーパーバイザーは、それをうまいこと編集して、公式Webサイトに掲載する、それだけでいいんです。
・・・VRM入道「
レイアウトコンテスト2007総括(その5)」より引用(
このページのコメント欄にも面白いことが書かれていますので、一読されることをお奨めいたします)。
さて、ghostさんのこの発言は全くもってその通りだと私は感じているのですが、みなさん如何でしょうか? 矛先をアイマジック社にするのか、スーパーバイザーにするのか、という点は一旦置いといて(
というか今のスーパーバイザーって誰と誰が居るのかもよくわからん)。
3DCGの世界ではメーカーがユーザー作品を前面に出して、どういうことが出来るのか、どこまで凄いものがつくれるのか、ということを知らせることは極めて当たり前の手段です。
何度か紹介していますが、Shadeは
トップページに毎週選び出された
ユーザー作品を掲載していますし、恐らくアイマジック社がVRM開発に使っているであろう
LightWaveも
ギャラリーとしてユーザー作品を公開しています。もちろん3D Studio Maxにも同様に
ギャラリーがあります。3DCGの世界で確固たる地位を築いているこれらのメーカーが、今尚このようにユーザー作品を前面に出しているというのに、アイマジック社は何故かやらない。いや、やらないのではなく、やれないのだろうと私は思います。
スーパーバイザーがアイマジック社にどうこう言える立場にあるのかどうかもよくわからないので、ここはアイマジック社主導という前提で話を進めますが、はっきり言って「アイマジック社がコンテンツを作っても大したものは出来んだろうなぁ」としか思えません。今の
オフィシャルのページを見れば、それは誰にでもわかることでしょう。
見せるだけであって、全く魅せていない。VRMに少し興味を持った人がアイマジック社のホームページを見たとしても、あれじゃ買ってみようかという気にはならんでしょう。あのページは既にユーザーとなった人が情報の発信源や記事を書く上での確認として活用するだけに過ぎないと私は感じています。
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自分を例に挙げるのも何ですが、
私がVRMと初めて出会ったのは、実はVRM3でした。はじめるシリーズの115系を買ったのですが、サンプルレイアウトを2〜3回動かしてお蔵入り。3Dとしての絵自体もレイアウトの景色も満足のいかないものだったので、すぐに忘れました。それからどれぐらい経ったのかは忘れましたが、この前書いたタムタムの隣の本屋で
VRM4EGを見てビックリ。「前に似たようなものがあったけど、ここまで進化したのか」と。その時点では違うメーカーが出しているものだと思っていましたよ。この本を見て、すぐに家に戻り、アイマジック社のページを見た感想は・・・「
あれ? こんなものだっけ?」
多分VRM4EGのCGを見ていなかったら、ココでサヨナラですよ。アイマジック社のページで見るVRM4はチャチなものにしか見えなかった。情景の表現というか再現というか、その可能性の「可」の字も見当たらないと言いましょうか。
「
そんな訳はないはずだ!」と「
鉄道模型シミュレーターユーザーホームページ」からユーザーのページを片っ端から見て、ようやく購入の決心がつきました。具体的に書くとtoukaidou211さんの「
鉄道模型シミュレーター4 2号記念館」の一番最後の絵(夜の表現として)とfoxさんの「
スクリーンショット[VRM4 ALBUM.06 ]」の最初の絵(
このページのDD51やDE10もかなりインパクトがありました)が決め手になりました。
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という訳で、オフィシャルのページには殆ど魅力は無く、VRM書籍やユーザーのページには物凄いパワーがあったのです。ある意味、私はVRMを始める前からネットVRMユーザー予備軍だったとも言えますが。
まぁ、そんな訳でアイマジック社が「
VRMの窓口」たるコンテンツを作っても期待出来そうにないので、ユーザーが作って押し付けた方が良いのではないかなぁと思っている今日この頃です。
私もたまに初心者会議室に書き込みますが、「
fox hobby garden」の存在を知らしめるだけでも、その必要がだいぶ無くなるのになぁと思っていたりします。
「
VRM百科事典」のような多人数による制作コンテンツが良いような気もしますが、非VRMユーザーに訴えるにはビジュアル的には厳しいでしょう。現状もっとも「
VRMの窓口」に近い存在なのは「
とれたてVRM」のような気もしますが、あれは事情がわかっていないと返ってわかりづらいだろうとも思いますので、ここはやはりビジュアル表現に長けたユーザーによる「わかりやすい」紹介コンテンツ(
単独の紹介だけではなく、ネットVRM界の各方面への誘導として)が必要でしょうなぁ。
・・・と、誰かしらに振ってみる(笑)。
私は今、全くVRMが弄れないぐらい忙しいのでね(
よって字だけで絵が載せられない)。なのに、こんな事を書いているのは自分でも不思議である。