この度「
fox-hobby-garden」の下記アドレスにて、VRMoNLINE用天球テクスチャーを公開していただきました
(迅速に対応していただいたfoxさんに改めて感謝)。
アドレス:
http://www7a.biglobe.ne.jp/~foxhound/sky_texture/index.html
VRMoNLINEではブルーム効果がデフォルト状態で使用されていますので、VRM4用天球テクスチャーではハイライト部が強調され色飛びが発生する場合があります(
前回の記事を参照)。今回のVRMoNLINE用天球テクスチャーはこの色飛びに対応するもので、ハイライト部のトーンを落としたものです
(VRMoNLINEでブルーム効果を使用しない場合にはVRM4用天球テクスチャーをお使いください)。
ファイル名の先頭で、「vz」がVRM4用天球テクスチャー、「voz」がVRMoNLINE用天球テクスチャーとなっています。尚、vz09、15、17、19、20はハイライト部がないので大して変わらないのですが、VRMoNLINE用があったりなかったりすると判りづらくなると思い、制作してあります。
ただ、必ずしもVRMoNLINEにはVRMoNLINE用天球テクスチャーがふさわしいという訳ではなく、例えば「vz10_godray.png」なんかの場合だと、明るい部分が強調されてこちらの方が良いのではないか?というものもあります。結局のところ、お好み次第です。
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さて、私が作った天球テクスチャーは、ブルーム効果に対応したつもりですが、独自の天球テクスチャー(写真等)を使われている方もいらっしゃると思うので、ブルーム効果の対策をば。
<オリジナル状態>
当初は全体のコントラストを30下げるということで試作してみたのですが、これだと中間部のコントラストも下がり、中間部の色が濃くなってしまいました。
<コントラスト−30にしたもの>
ブルーム効果は高輝度部の輝度を更に増すものですから高輝度部だけ落とせば良い訳で、故にト−ンカーブによる修正が向いています。
<ト−ンカーブで修正したもの>
<ちなみにPaintShopProでの設定はこんな感じ>
つまり、VRM4では見たまま、撮ったままの状態で使えていたのですが、VRMoNLINEでブルーム効果を使うならば、一手間必要になるということですわ。
この修正はそんなに大変なものではありません。ただ22枚もあるとVRMoNLINE上でチェックするのが大変だった
(1枚につき4回ビューワーを起動したので)。それだけのことです。
さて、いいかげん仕事に戻らなくていけないので暫く消えますわ。