ASCセンサーとは、「
AutoSpeedCtrl」命令を利用し、編成の動作に変化をつけるためのセンサーです。「
cVss」の自動運転にとっては重要なファクターなので、詳しく説明しておきます。
上図がその模式図です。まず、@のように右から編成が進入してきたとします。
すると、ASCセンサーがAの位置で編成を検知し、編成に対して「距離」・「電圧」・「AutoSpeedCtrl完了後の動作」等を与えます。
それによって編成は、指定された距離の間に指定された電圧に推移します。最も多く使うパターンは電圧0Vのパターンなので、ココでは電圧0Vつまり停止状態で説明します。
編成がBの指定された距離の位置で停止すると、これがCのイベント発生ということになります。そして「
SetEventAutoSpeed」で指定されたイベントハンドラが実行されます。これが「AutoSpeedCtrl完了後の動作」で、動作0〜5までの6パターンがあります。
「cVss」のASCセンサーのユーザー設定項目を見ると、

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