ここのところ、ブログ等は一切更新せず、ひたすらレイアウト&スクリプト作りをやっていたZioです。
VRMoNLINE用レイアウトを2つ作り終え、3つ目を作っていたのですが、途中で挫折(笑)。その後、VRMoNLINEで作っているとVRM4では使えないのが何かもったいない感じがして、VRM4での制作に切り替えました。
そんなこんなで今作っている4つ目のレイアウトについてですが、これはもう、うつみ氏のVRM×VRM「
肥薩線レイアウト完成!」の影響をもろに受けた感じのスイッチバックレイアウトです。
<「スイッチバックのある単線」と「待避線のある複線」の2段構え>
肥薩線レイアウトのスイッチバックは面白かったですからねぇ。ただ、私は運転派ではないので、自動運転にして眺めていたいという思いが強く、まだ線路と地形がザックリ出来ているだけですが、スクリプト作りの方に走りました。
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まずは、なんといっても「スイッチバックのある単線」のスクリプトテスト用レイアウト。
<配線図:「スイッチバック」「スイッチバック駅」「交換駅」の3つ>
現状のスクリプトでも動作していますが、駅に到着センサーを設置して動作させているため、異なる編成長のものにはキッチリと対応できないのが現状の欠点。故に、このスクリプトは後で構築し直す予定ですが、とりあえず公開してしまいます。VRMoNLINEで初めてVRMに触れる人には「こういうことも出来るんだ」程度の参考にはなるんじゃないかと思うので。
<技術的な話>
このスクリプトの特徴としては、SearchPointが非常に重要な役目をしているのが少し変わった考え方でしょうか。「スイッチバック」「スイッチバック駅」「交換駅」の3タイプには必ずポイントが存在する。故に「センサーを踏みSearchPointでポイントが見つかれば、それは停車場への進入を示し、見つからなければ停車場からの出発を示す」というような判断になっています。つまり、SearchPointで停車場への入場出場に関する進行方向を判断しているということです。「センサー2個使い」、「GetDirection」に次ぐ3つ目のやり方かも?しれないですが、他の手も過去にあったのかもしれないので、その辺はよくわからんですけど・・・。
そんな訳で、このスクリプトテスト用レイアウトはVRM4で作りましたが、「VRMOnlineスターターセット#0」だけでも使えるように作ってあります。しかし、
この有り様なので、VRM4第4号も使い、
こんな感じのものも準備しました。・・・まぁ、あくまでもスクリプトが中心なんで、そんなに作り込んでいないから大差ないですが。
VRMoNLINEでキハ20系が出てきたらこの手のスクリプトは必要になると思うので、その時は部品ごとコピペしてやると、多分楽でしょう。
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次に「待避線のある複線」のスクリプトテスト用レイアウトですが、その前に。
<配線図>
長さの異なる編成を綺麗に駅に停車させるためには、編成長さを取得する必要があるので、センサー1個でこれを実施するスクリプトのテストです。短い編成が駅の先端で停まっていたら、みっともないですから。といっても、これは先頭の台車から最後尾の台車までの長さを取得するので、厳密な編成長さではありません。目安程度です。
既出ネタだったような気がしますが、探すより書いた方が早そうなので作りました。
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で、「待避線のある複線」のスクリプトテスト用レイアウト。
<配線図>
1段目が「待避線のある駅」で、編成スクリプト内に作ったユーザー設定の項目にて「0普通:待避線停車、1急行:通過線停車、2特急:通過線通過」を設定できるようにしてあります
(第10号で455系が出るので急行の設定追加しましたわ)。
2段目が上記の「編成長さ取得センサー」で、駅に入る前に編成を通過させておく必要があります。ちょっと面白いのは、測定時にカーブに差し掛かる状態にしたり、カメラを動かしていたりすると、測定値が多少バラつくので、それによって停車位置が微妙に変わる点。ファジー(死語?)な感じでちょっと良かったりしますわ。
3段目が「通常駅」で、普通列車だけが停車します。
このスクリプトは何度も書き直しましたが、結局「待避線のある駅」でセンサー2個、「通常駅」でセンサー1個という形態になりました。この形態になるまでには色々ありました。VRMスクリプトのおかしな部分にぶつかったり。説明が面倒なので書かないですが(笑)。
なお、この「待避線のある駅」では名前解決が必要なので、入場用センサーに使用ポイント名を入力したり、センサーから駅中央までの距離を指定する必要があります。急行の停車時間は編成スクリプト、普通列車の再発車タイミングは出場用センサーと、アッチコッチで指定しなきゃならんのはあまり良くない感じですが、SetEvent系の時間指定が変数を使えないので仕方ないところです。無理して1箇所集めることも不可能ではないですが、スクリプトの途中の部分を変更するのでは大差ない感じがしますし。
で、これも「VRMOnlineスターターセット#0」だけで使えるように作ってあります。
<VRMoNLINEにて:全部485系じゃSS見ても全くソレらしく見えないが>
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これらテスト用レイアウトの公開場所はトレイン・トレインか、或いは「
fox-material-pavilion」を予定していますが、まだどうするか決めていません。
<4線高架カントテンプレート試作:ビューワー画像はコチラ>
こんなのもあるので。

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