まずE26形
(最も一般的なソケット)電球の照明器具を使っている場所は、
即刻、白熱電球を取り外しLED電球に替えた方が良い。というのが私の結論だ。
<数ヶ月前に試しに買ったオーム電機製2.9W電球色>
有名メーカーの製品は高価
(2〜3000円)だが、DIYショップ等で売られているオーム電機等中堅メーカーのLED電球なら、
白熱電球20W相当で598円、
白熱電球40W相当で798円あたりで購入でき、使用電力量は大体1/7〜1/8ぐらいと謳われている。
寿命40000時間はブッ通しで点けたとしたら4.5年。1日12時間として9年。しかも、その光源寿命というのは
照度が70%になった時を指すらしいので、実際には10年以上もつ可能性がある。このコストならば十分に置き換える意味があるよ。私も設計者だから寿命計算もすることがあるけど、40000時間なんて長い設定はまず無いよ。マジで。
例えば扇風機。アレには
設計寿命が書かれるようになったよね。高価で寿命が長いもので設計寿命10年としよう。すると、8時間/日×110日/年×10年=8800時間となる訳で、40000時間に比べれば1/5ぐらいだよね。比較的単純な構造の扇風機でそれぐらいだよ。もっと複雑な装置を設計する機械設計者にとって「無いわ〜、よく判らんわ〜」という数値なのよ。
なお、私は使ったことがないので詳しくは書けないが、電球型蛍光灯を既に使っている場合は劇的には変化しないと
ココに書いてある。ただ、ソレは点けっ放し状態のことであって、頻繁に点けたり消したりする場所だと逆に問題が大きいんじゃないの?と思って
wikipediaで調べたらやっぱりそうだった。まぁ後の方で寿命関係のことにも触れているから詳しく知りたい人は
そちらを見るとよいでしょう。
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次にE17形は、クリップライトなんかによく使われているが、アレは白熱電球だと熱いし、カバーに触れると火傷しそうになるよね。LEDなら発熱が少ないのでカバーも暖かい程度で済んで安心だ。
場合によっては調光タイプを使用しなくてはならない箇所もあり、今回はちょっと高いが「
シャープ製 DL-J40AN」を購入したりもした。また自分用としては最初からLED電球が付いているエルパの「SPOT−LAL500」を1680円で買ったんだが、ネット上では売り切れなのか見つからんねぇ。

それはさておき、この
4.3Wミニクリプトン球が眩しすぎてちと私には辛いんだが(苦笑)。
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最後にE12形。ナツメ球が常夜灯として使われているはずだが、アレが3Wまたは5Wである。それをLED球ナツメにすると0.3Wに出来る。なお、私が使ったのはオーム電機製で、0.3W(電球色)でも結構明るい。0.4W(昼白色)になると眩しいぐらいだ。
<階段部なので2Fから1Fまで照射するため0.4Wを使用>
コストとしては、
0.3Wで298円、
0.4Wで398円であった。普通のナツメ球は100円で2個入りが買えるから6倍ぐらいの値段になるが、試しに買うなら手軽なこの辺からという手もあるかもしれない。
なお、100円ショップで売っている0.5WのLEDナツメは常夜灯としては暗すぎるので、RGB1個づつ買ってたまに付け替えて遊ぶ程度だね(笑)。
次回は照明器具(シーリングライト&蛍光灯編)。
(オーム電機は埼玉に本部があるが、私には一切関係ないことを記しておこう。関東以外じゃどうだか知らないが、電気関係に携わった者なら知らない者はいないだろうと思われる中堅有名メーカーなんだが、一般にはあまり知られていないか、或いはオウム真理教のトバッチリ風評被害の件で知られているぐらいなのかもしれんな。)