2006/7/30

ラッパーなネコ公園にて、せみ、時を待つ。  




◇昨日は暑かった。
んでも、お昼からは仕事に行ったりして、ここんとこ朝がいまいちなおいら、暑い日は日中の散歩時間がなかなかままならぬのだ。
そんなわけで、寝る前、夜な夜なの散歩となる。

ゆんべのコース。
家〜川べり〜おおどおり〜博物館前〜こどおり〜コンビニ(週刊誌立ち読み)〜川べり〜家。

このコースは好きだ。
川べりを夜歩くのわ、実に良い。
日中はあまり感じられない川方面からのわさわさした音とか、そおいう謎めいた感じが、実に良い。
時折、音の正体を探ろうと、一生懸命に目を凝らしては川面を見渡すのだが、しっぽり、闇と同化したそれは、まったく、なにがなんだか解からない。

その解からないとこが、また、実に良い。

しばらくすると、わさわさした音は確かな波音となり、波音は、ばしゃん、ばしゃばしゃ、ばしゃんと、荒々しく不揃いな響きになり、やがて薄っすら見えてくる波打つ川面からして、その異様な状況を察することはいとも容易なのだが、それでも、ともかく、なんだか解からない。
あたまんなかでわ、でっかいマライガビアルっぽいワニがそこそこのでかい鯉を襲っている図がうかびあがる。。
マライガビアルって夜行性だったっけ?
だから昼間は見ないのかあ。
いやはや、すごいものだなあ〜やんや、やんや。
と、想像は尽きぬ。

そんな感じで、夜の川べりは、楽しくて良いのだ。

ふと足元をのたのた何かが横切る。
あぶらゼミの幼虫。
これこれ、ここわ道路だよ。と、ひょいと摘み上げる。
幼虫はおいらのてのうえでどひゃ〜とばかりごそごそするが、結構、往来のある夜のジョガーに踏みつけられるよりましだろう。


ラッパーな野良猫がいる公園はすごそこだ。
このぐらいの時間だと、奴わベンチにひょこんと座っているのだが、今夜は不良少年少女がたむろっている様子。おそらく木陰に隠れているに違いない。


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(やつのモンタージュ。模様でわあるが、あごひげがなんともらっぱあー)



公園の脇には大木が何本かある。
手の中のごそごそはその大木のどれかにしがみつかせればよい。
一番でかい樫の木はすでに他の幼虫たちで満員だ。
木に近づこうにも足元をよほど注意深く見て歩かないと、のこのこ地面を這い廻る別の幼虫を踏んづけてしまいそうだし。
ならばと、ごそごそ、のこのこ、徘徊している何匹かをも、つまみあげ、よっこらせ、と、木に這わせる。
そのすぐ上、地面から1メートルほどの高さで、今まさに脱皮中の子も。

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ずっと上のほうでわ、さらに何匹かが葉っぱに掴まりながら今にも落ちそうな姿勢で、青白い羽根が色変わりする時を待っている。


ああ、真夏の夜。真っ盛り。
頭の中はせみ時雨。

そんなわけで、ちぇ。今夜もまた、夜更かし、だ。


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