2008/5/29
いと〜さん!いとおさん!!
◇仙台からの帰り、セントレアからの名鉄電車で思わぬ損をした。
培養した免疫細胞を入れた日は入れて2〜3時間後から発熱する。
どおいう訳だかわ、先生もよくわからないらしい。
ただ、同様の治療でわほぼ全員、発熱があるという。
その度合いは人それぞれで、かなりきつい人もいればそうでない人もいるそうだ。
で、それぞれ、発熱の度合いにかかわらず、その症状は皆、一晩限りで終わるらしい。
まさに、おいらもそうで、翌朝にはけろりと治まってしまうのだが。
さて、ここ半年ほどのおいら、結構きつめの発熱である。
最初の頃はそうでもなかったのになあ。
とにもかくにも、帰りの飛行機に乗る前くらいから体中がぎしぎしになり、きゅ〜きゅ〜して、いや、もう、気分が悪いの悪くないのって。やっとの思いで帰宅するも、そのままベッドで夜中まできゅ〜きゅ〜してる。
一昨日の夜もそんなんで、家まであと一息と、名鉄電車できゅ〜きゅ〜していた。
****
「いと〜さん!いとおさん!!」
見れば、通路を挟んで横の席に座っていたおばはんがあっちのほうに叫んでいる。
どおやらおばはんは自分の後ろの席がひとつ空いたので、あっちの方でトランクと一緒に座れずにいるつれのいと〜さんを座らせようと考えたようだ。でも、考えただけでわだめなのでとりあえず大声でいと〜さんを呼んだ。
車内はでかいトランクなんかもあってか、そこそこ混んでいて、身動きもままならない状況。
あっちの方にいるいと〜さんだってそうおいそれとわ近づけぬに違いない。
その後もいと〜さんを連呼するこのおばはん、さらにわ背泳選手なごときに手を後ろにばたつかせながらおっとせいのように体も左右にくねらしだした。

(↑タイに行きたいなあ〜タイでなんか、辛いもん、腹いっぱい喰いたいなあ〜)
余興?
なわきゃない。
ばたつかせるその手はまさに、後ろの空席の空間をかき混ぜている。
そう、その奇怪なおっとせいの動きこそが空席の所有権を誇示する仕草であった。
きっと、最初はこの「空間をかき混ぜる」という荒業についての考えにわ、及ぶものでなかったはずである。
というのも、おばはんの斜めすぐ前にわ、巨大トランクを押した、これまた、そのトランクに負けず劣らずな巨大おばはんが身動きままならぬ車内をまるで、無人の野を駆け抜ける一騎が如く、すんげえ勢いでふんふんしつつ、おっとせいおばはんの後ろの席目指して押し寄せてきちゃったのだ!
この巨大トランクと巨大おばちゃんの巨大セットがいと〜さんでないことわおっとせいおばはんの目の動きを見れば一目瞭然である。
すわ、出し抜かれては一大事!
んまあ〜、なによ、この目障りな巨大セットわ。
私がいと〜さんを呼んでいるのが聴こえないの?
この席わいと〜さんの為に私が確保したの、こ〜の〜あ〜た〜り〜ぜ〜ん〜〜〜〜ぶうう。
と、
かき混ぜだしたに違いない。
ついでにおっとせいな動きも加わった。
巨大セットの動きがいったん鈍る。
おそらく、この荒業が功を成したのであろう。
それとも、おっとせいが苦手?
どちらにせよ動きが鈍った。
が、鈍ったものの完全にわ止まらない。
じりじりと、にじり寄る。
勢いの余波か?
それとも作戦か?
負けじと空を切るおっとせいの手。
にじり寄る巨大セット。
息をもつかせぬ目の前の展開に、きっとおいら、鳥みたいな顔になっていたに違いない。
結果的にこのにじり寄りが巨大セットにわ裏目に出た。
ちょろちょろっと登場せし、こまねずみ・いと〜さんがアウトからひょひょいと抜け出し、見事着席してしまう。一瞬での結末だ。
「あっちで壁にもたれとったもんであんたの声、きこえ〜へんかったでかんわ、でへへ」って、いと〜さん、とても素敵なコメントだわ。
そして、場は、全ての緊張から解き放たれ、巨大セットはゆっくりと去る。
おっとせいおばはん、いと〜さんにその後姿を目で示し、「ふふふ。あの人ったら*@+%#」ごおおおおおおおおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜電車すれ違い。
いと〜さん「けひょけひょけひょけひょ、ごほほほほほ」って、むせ笑い?すげえ、ばかうけね。
なんて言ったの?
なんて言われればけひょけひょけひょなんてまぬけに笑えるの?
教えて。
おしえていと〜さん。
いと〜さん!いとおさあ〜〜〜ん!
****
で、いと〜さんもおっとせいもすぐ次の駅で降りてやがんの。
ああ、結局、なんて言ったかわからないまま。
おかげでその夜はいつにも増しての発熱で、きゅ〜きゅ〜きゅ〜きゅ〜一晩中、ちびアザラシのように苦しんだおいらの心のもつれをどうぞ、皆様、御察っしくださいませ。
あ〜損した。
2008/5/25
あらためて、帯津せんせい、と、いうおひと がんになっちゃった
◇長野、信州は飯綱のHolistic Space水輪。
10〜12日、久々、帯津先生の養生塾に参加である。
以前の水輪養生塾の様子@
以前の水輪養生塾の様子A
*******
おいらわ今回の参加で都合6回目だ。
こおいう催しに回を重ねて参加する場合、世の常として2種類の分類で大別する。
謙虚な人とまったくそうでない者。
おいらたち(おいらとよめとろくさんとまさこねえさん)4人わといえば、えへへ、いわゆるまったくそうでない者代表団ご一行様、である。
どれくらいそうでない者かといえば、帯津先生のホメオパシー講座・ビデオ上映プログラム(帯津先生が大きな会場でホメオパシーの講座をされた時のビデオを皆で集まって夕食後、広間で観る、っちゅう1時間半のプログラム。あえて言い訳すれば毎回同じビデオなの。)に4人、平然と遅刻して入場。
するや否や、暗闇の中、おいら、居場所を手探りで探している最中、ろくさんったら、いっつのまにか暗くて見えないけど、前の方で巣をくくり、秒殺で、いびき。
いや、部屋で寝てろよお〜
ろくさんは、早寝だ。
というより、しょっちゅう寝てる。
ひとが集まっていようがいまいが、どんなシビアな内容であろうが、あるまいが、とりあえず、ろくさんわ、寝る。
メインのプログラム、帯津せんせいと車座交流会にして、ぐ〜す〜ねてしまったろくさんに、隣にいた参加者さんわびっくりして鳥みたいな顔になっていたっけ。
あ、ろくさんわロスアンジェルス在住なのできっと時差だ。
時差で眠いのだ。
その証拠にろくさんのよめのまさこねえさんも、すぐ寝る。
でも、ごはんの時わ違うな。
なに?
時差って?
喰いもんのこと?
な、お二人だ。
再び、ビデオ上映会場。
よめとまさこねえさんの、ひそひそのつもりだけどひそひそじゃないおしゃべり。
おまけにげたげたと、笑う。
笑う話じゃねえべ?
帯津先生、わらかしてねえべ?
で、おいらわ徘徊。
こっそり地下室とか徘徊。
茶話室のりんごとかぱくついて徘徊。
あちこち徘徊。
売りもんの本は片っ端からぺらぺらしてみる。
んで、すぐあきて、また徘徊。
てな具合で、回を重ねての非道ぶり、ちーむ約4名、都合20分でこそこそビデオルームから退散だ。
なら、最初から来るなよな、って話である。

********
さて、帯津先生の説く養生ってえのわ、今更ながら、実に、とっても、わかり易い。
食養生に関しても、自分で基本スタイルを決め、そこに時々ちょっと息抜きで羽目を外したりしてときめきを混ぜる。ってな具合。
お食事はまた、楽しく食べてこそ、食養生なのだ、のスタイル。
玄米菜食とわいえお肉がどうしても食べたければ1ヶ月に2〜3回、食べちゃいなさい、そんで、どうせ食べるならビクビクせず、ぐおおおお〜〜って、想いを爆発させるくらいな勢いで食べちゃいなさい。その想いのエネルギーはまた、養生であります、と。
お酒も大丈夫。無理して飲むことわないけれど、お好きなら飲みましょう。
大人の自覚で飲む量を考え楽しく飲みましょう、と。
抗癌剤だって重要な武器のひとつと考え、ただやみくもに拒否せずとも、と。
こりゃあ、か○○けさんのところで絶対講演わできまい。
はたまた、な○○ま会長にして「帯津わ甘い」と言わせる所以だ。
果たしてそれわ、なるほど、世に名を知らしめるいくつかのがん患者会の理念と、相対的にして、まったく、いいかげんである。
いいかげん流帯津式養生法だ。
が、それわまた、見事に理に適ったいいかげん流であるからして、おいらわ帯津先生が大好きなのだ。
今、がん治療にわ、絶対がない。
だからいいかげんで良いのだ。
なあんて短絡的ないいかげんだと思ってもらってわいかにも総務省の調査結果的な視野に過ぎない。
帯津式養生の行き着くところわまさしく、生と死の統合である。
であるからして、生と死の隔壁にある曖昧さを見過ごしてなんの養生、なんの治療。
早い話、死を負けとしない養生が帯津式、である、と、おいら思うのだ。
果たして、生、だけに執着してどんどんエスカレートした養生に至る観念には、どうも排他的な要素がある。これだけを守れ、あれをするな、信ずるものわ救われる。そこに死はなく、死は負けで、これまた排他的要素として、切り捨てられる。教義はどんどんシェイプアップされてスタイリッシュな装いさえ、伺える。
一見スマートなそれに相対して、帯津式がいかに不細工で、いいかげんであるかがこのからくりだと思いません?
帯津式はいかにも当たり前に死を認め、生を生きろ、とする。
そこに疑問わない。
それは100なら100の筋書きがあり、全ての人が全ての異なった生と死を持つ。
そこに切り捨てるものなど、何も、ひとつとして、ないのだ。
だからそれは決してスマートでわなく、不細工でいいかげんである。
だけど、どんなスマートな教義より何より、まさしく、理に適った、「いいかげん流」なのである。
********
帯津せんせいというおひとは本当に素晴らしい。
こんなおいらたち不良養生グループにだって他の誰とも変わらぬ思いやりをくださるの。
じつわ、くださらないかもしれないけれど、でも、くださる気がしてるから、いいの。
フラシーボ効果ってえのわね、やっぱ、元のクスリが良ければ良いほど効果があるざます。
帯津せんせいご本人が、本当にすっげえ良い薬なのだから、じつわくださらないかもしれないけれど、でも、くださる気がしてるから、それで、すげえ、よいざます。
ああ、そうだわ。今度から帯津せんせいのこと、フラシーボ帯津って呼ぼうかしら?なんだかヒトデから抽出した新しい抗癌剤のネーミングみたい。パンドラね。パンドラよ。ああ、パンドラ帯津。もう、なにがなんだかわからなくなってしまったわ。

(いつも元気。水輪でのお食事わまかせてっ!の、やのさん。↑)
2008/5/5
X JAPAN 攻撃再開 〜破滅に向かって〜みーはーな夜
◇くれないだああああああああああああああ〜〜〜〜〜
5月2日のWOWOW。
3月28日、破壊の夜〜 ライブの再放送って事だったんだけど、結局は、なぜだか3月29日の無謀な夜〜を新たに放送した。ま、28日の中継ライブは、ある意味でめちゃめちゃだったからそのお詫び?
ともあれ、違う映像が観れたのわ、おとくといえばおとくだったか?
そうなると30日の創造の夜〜も観たくなるのがみーはー魂だ。
(You Tubeならほぼ拾える)
****
と、まあ、これまたど〜でもええ話で、実に申し訳ない。
つきましてわ、X JAPANが10年ぶりに再結成して3月28日〜30日、武道館3日間ライブを演った、って話なんだけど、ど〜でもな上に、え?今さらのネタか?である。
今更なネタとしてわ、最初に記した、3月28日の生ライブに続き、5月2日の再放送(実は新ネタ)を観たからだ。んで、明日5日はヒデの追悼ライブちゅうのが夕方4時から夜10時までの長時間枠である(WOWOW)。
単純に昨今のおいら、X JAPANぶーむ、み〜は〜な夜、ってなわけなのである。
さて、今だからX JAPANぶーむとか、さらっと書けるが、これが10年前だと果たして、そうわいかぬ。
あ、X JAPAN ね、って感じ?
あ、そうなの?って、感じ?
おいらのメタル好きは回りの知るところであったけれど、ほれ北欧が、やれデスメタルだ、いやメロデスも、なになにブラックメタルだ、ゾンビだ、などとのたまう折に、だ。
紅、どう?と切り出す勇気わなかなか、である。
こおいう話って、ジャンルわ違えど、似たような感覚、在りませぬか?

*****
そんなんで、10年前だって紅もForever Loveもこっそり、カーステレオで聴いておったわけで、
当然、
くれないだああああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜
って叫んじゃったりしたざます。おほほほほ
いや、とわいえ、トシの声は好きであったが取り立てて大ファンということも無く、ヒデの哀しい出来事にもそうそうショックだったわけでわない。
わけでわないが、今回のライブ、ヒデがあちこちに登場するのにわちょっとやられた。
挙句、フォログラムだ。
ただ、29日のライブでわフォログラム構成は無く、28日と30日だけ。
ま、3日間ライブの構成上、いろいろあったんだろう。
ヨシキなんか相変わらずのヨシキっぷりで、そりわそりとして、
X JAPANライブ、実に、よかったのである。
あ〜あ、こんなことならおいらもX JAPAN、やっとけばよかった。
◇あんちゃん、こゆきぃ
福山雅治〜愛と風のように、だ。
懐かしい曲だす。
なぜか、福山雅治バージョンだし。
↓聴いてみます?ほんわか写真が懐かしい時代への郷愁を誘うかも。ぷぷ
(押入れからいっぱい出てきたモノクロのネガ。知ってる人の知らない時間の写真も、たくさんあった。)
2008/5/2
新しい息吹に綺麗を知る
◇仕事を整理してからというもの、普段、おいらの行動範囲は基本的にちょっぴりだ。
一日中、家か家の周りをうろうろうろうろして終わってしまう事だって、ある。
いや、ま、ただうろうろうろうろしているだけでわない。
なんとなくうろうろしたり、それとなくうろうろしたり、はっとしてうろうろしたり、いろいろと、そこわそれ、うろうろの達人、とでも人わ呼ぶのかも知れぬ。(あきれ顔でね)
さらに、うろうろの合間にわ、メダカの餌やり、ほてい草の育成管理、植木鉢の雑草駆除やら土いじり、あちこち水撒き、道端の花摘み、家の前を行く散歩中の犬の観察、お天気の心配、果てわ世界平和祈願に至るまで一分一秒たりとも気の休まるヒマわ、ない。(か?)
******
さて、このようにちょっぴりの場での行動にして、果たして、未知なる世界は、漆黒の最深海な如く、1億光年彼方の虚空な如く、ああ、有り余ってお釣りがくるくらい存在する不思議。
ひょいと足元に目線を落とせば、まさに、そこわアメイジングゾーン。
いつだって不思議と対峙すれば、わくわくする。
昨日無かった命が今日は在る。
昨日在った命が今日は、無い。
そんな宇宙の営みが、うろうろしているちっこいこの場で、まったくあたりまえにある不思議を知る。
ここにある命。
ここにある不思議。

******
今年もまた、アマドコロが咲いた。
ちっこい鉢の中で冬越しをしたいわちどり。本当に綺麗だなあ。
そして、研草の勢いはどうだ。
ちょっぴりの空間に日替わりで生まれる、有り余る驚愕の出来事。
新しい息吹に綺麗を知り、今日もまた、山盛りの不思議にわくわくする。
いやはや、まったくもって、うろうろの達人、悪くわないのである。
(↓今回わ高画質バージョン!夕陽のトクサ〜アマドコロ〜いわちどり〜綺麗どころが待ってます。ぷぷ)