2009/1/2

国旗掲揚す  



◇年の初めである。
年の初めといえば、一昔前、どこの玄関にも、日の丸が掲げられていた。
不思議だけど、なんだか、お正月とは今でもそんなイメージがある。
とわいえ、子供の頃は団地住まいであったし、自分ちで国旗を掲げたことはない。
ないけれど、国旗セットなるものはたしかに押入れにしまってあった。
ま、昔は、そんな感じであったのだろう。

戦後、国旗掲揚には様々な問題が浮上、今現在、そうそう皆の玄関に、日の丸は、ない。



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年末、ホームセンターにて、お正月のお飾りや門松のコーナーをひやかしていると、日の丸があった。
三つ折れポール付き。さらにキンタマも付いて、¥1,980円也。まあまあでかい。でかいのわキンタマでわない。旗のサイズだ。
ちょっと見栄えの良い門松なんぞは、簡単に1万円を超えているなかで、キンタマ(普通サイズ)も付いて日の丸は¥1,980!!

かっておいらも日の丸だ、国歌だ、に、対してはいろいろあった。
あったような気がする。
あったかもしれない。

まま、昔のことである。
今は、それよりもなによりも、¥1,980だ。

ここわ、日の丸だろお
まごだって生まれたし
おお
町内会長もやっている(わはは。でも、ほんまにやってる)
日の丸はええぞお
日の丸は日本一のお正月ぐっずやあああ


と、もはやこうなってわおいらの頭は日の丸脳である。
すでに、日の丸問題どうこうわなく、この日本一のお正月ぐっずを、はて、何本買うのか?という葛藤のみに導かれている。
結果、おいらはこのまあまあサイズのをワンセットと、念のため、小旗も一本、買ってみた。何のための念のためなのだろう?


クリックすると元のサイズで表示します
(2009年1月1日17時15分の月とか金星とか)

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かくして、我が家の玄関にわ、この年の初め、日の丸が掲揚されることになったのである。
(12月30日の『お飾りの凄さ体験』ブログ参照)


あらためて通りすがりの目で我が日の丸玄関をちらちら伺い考察してみれば、やはり、日の丸は、いかにもの町内会長宅を醸しだし(ほんまかいな)初孫の誕生を祝し、そこにわとても、¥1980の様相はうかばぬ。

その昔、かの斉藤哲夫はおいらも出掛けた中津川フォークジャンボリーで『日の丸』を熱唱し、それわ、日の丸の下、若者が戦場に送られる哀歌であり、日の丸=日本国に対する絶望であった。きゃっほっほお〜


「日の丸を背に君が代は
千代に八千代なれども
我がジジババは
感激の涙にくれ
我が心何の感激もわかず
さて  さて
日の丸とはいったい何者であるのか」
(日の丸・部分  斉藤哲夫・詩)


もう、随分、昔のはなし、である。
ままま、日本国に対する絶望はその頃といっこも変わってわおらぬままでわあるが、果たして、感激の涙こそないけれども、おいらはすっかりジジババ世代だ。
今更なれど、おいらなり、日の丸とはいったい何者であるのかと、は、まあ、こうして、¥1,980で浮かれてるおいらのありさまにて、ご推測願えれば幸いである。



2009年   元旦





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