千葉県ではヒラメ、マダイ、クロダイ、マコガレイ、アワビ、クルマエビの卵の孵化からある程度の大きさまで育てそして海へ放流しています
「つくり、育てる漁業」で漁師の生活を守る訳ですね
その仕事が難しくなってきているのだそうです
国や県からの水産業への予算が削られ、このままでは継続が困難になるそうです
そのためヒラメ、マダイの放流に対し、受益者負担と言う考えから
漁業者と釣り船業者が負担金を払うことになり、釣り人からは協力金と言うカタチで平成17年度から始まりました
サカナが少なくなり、放流でサカナを増やす、そのためにお金が必要。
「漁師のためにやっている事だから漁師が負担するのは当たり前」
「放流のサカナを釣る、釣り船も釣り人も負担するのは当たり前」
そう言う考えも当然あると思います
しかし、現在の漁師の人の生活が成り立たなければ、後に続く人が少なくなる、そうなれば漁師への負担は大きくなる、すると益々漁師になる人が少なくなる。
釣りをする人はともかく、一般の人達には地元の旨いサカナが食べられなくなる。食べられても値段が高くなると思います。
漁師には国や県が負担して漁業者を守るべきだと思います
なぜ漁業者の人達は声を上げないのかな?漁連もあるのに
釣り船業者の私が言うのもおかしな話ですが
今回の負担金には釣り船業者は協力しましたが、放流事業を行う行政もキチンとした報告をしないと今後の協力を得るのは難しいのでは?

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