2010/11/10

第173回速記検定試験1級  速記

第173回速記検定試験1級の音数

 第173回速記検定試験1級の音数を調べてみたいと思います。
 問題文を、すべてひらがなとカタカナに変換して、音数を調べてみたいと思います。

第173回速記検定試験1級問題

□まずはじめに、こどものかずについておは
なしをします。□みなさんもよくごぞんじの
ように、にっぽんではこどものかずがへって
います。このままでは、ねんきんせいどなど
にえいきょうがでてくるというふうにいわれ★100
ています。□ところで、せかいのくにぐにの
なかには、にほんとおなじようにしょうしか
になやんでいるところがあります。しかし、
さいきんになって、しゅっしょうりつがかい
ふくしているくにがでてきました。きょうは★200
、これらのくににおいてどうしてしゅっしょ
うりつがあがったのかということについてか
んがえてみたいとおもいます。□たとえば、
ヨーロッパのあるくには、けっこんするひと
たちのわりあいがにっぽんよりもひくいので★300
あります。ところが、そこでは、あるときを
さかいにしまして、しゅっしょうりつがあが
ってきました。それは、あたらしいせいどが
できたときからであります。□そのせいどと
いうのは、やくしょにパートナーとしてとう★400
ろくするというものであります。これは、ほ
うりつにもとづいたけっこんとはちがいまし
て、とうろくやとりけしがかんたんにできま
す。そのために、このしくみをつかうひとが
だんだんとふえてきました。そして、そのひ★500
とたちがこどもをもつようになったのであり
ます。これがこどものかずのぞうかにつなが
ったというふうにかんがえられています。□
また、はたらきかたのへんかということもえ
いきょうをあたえているといわれています。★600
□あるくにでは、ながいあいだ、しつぎょう
りつのたかさがもんだいになっていました。
それをさげるために、ひとりあたりのろうど
うじかんをみじかくして、しごとをわけあう
というせいさくがとられたのであります。こ★700
れについては、せいふをはじめとするかんけ
いしゃのあいだではなしあいがされたそうで
あります。そして、ほうりつがかいせいされ
まして、パートタイムではたらくひとのたい
ぐうがほしょうされたのであります。□こう★800
したことをはいけいにしまして、パートタイ
ムというはたらきかたをかつようしたほうが
よいというかんがえがひろがってきました。
たとえば、ともばたらきのばあいであります
と、ふたりともいちにちじゅうはたらくのは★900
たいへんであります。そこで、どちらかいっ
ぽうか、あるいはりょうほうがパートタイム
ではたらくのであります。このことによりま
して、ひとりだけがはたらくよりもしゅうに
ゅうがあんていします。また、かぞくですご★1000
すじかんもたくさんもてるようになります。
さらに、かじやいくじなどをふたりでぶんた
んするひとたちもふえてきました。□そのけ
っかとして、ゆとりをもってこそだてができ
るようになったのであります。そうしたこと★1100
からしゅっしょうりつがあがってきたとかん
がえられているのであります。□わがくにに
おきましても、しゅっしょうりつをあげるた
めのほうさくについていろいろとけんとうさ
れています。ただし、どちらかといいますと★1200
、はたらきながらこそだてをしているひとに
たいするしえんがちゅうしんとなっているの
ではないかとおもいます。ほいくじょなどを
ふやすことも、もちろんだいじなことであり
ます。しかし、ひとりひとりのはたらきかた★1300
やかぞくのありかたについてかんがえてみる
こともひつようであります。わたしは、こど
ものかずをふやすためには、そういうことも
ゆうこうなのではないかとおもうのでありま
す。□それでは、つぎのおはなしをしたいと★1400
おもいます。□にっぽんではペットブームが
つづいていまして、いぬやねこなどをかうひ
とがたくさんいます。そして、おおくのひと
は、かぞくのいちいんとしてたいせつにかっ
ているのであります。たとえば、ペットのた★1500
めのいろいろなしょうひんがうられています
。また、ペットといっしょにとまることがで
きるホテルなどもふえています。□そのいっ
ぽうで、ペットをすてるひともおおくなって
いるのであります。すてられたどうぶつは、★1600
どんどんこどもをうみます。とくにねこは、
いちねんにうむかずがかなりおおいといわれ
ています。このようなどうぶつたちのなかに
は、ほけんじょにつかまえられるものもいま
す。そして、あたらしいかいぬしがみつから★1700
ないと、いのちをたたれてしまいます。かな
しいことでありますが、まいとし、とてもた
くさんのかずのどうぶつがしょぶんされてい
るのであります。このようなことがほうどう
されるたびに、こころをいためているひとは★1800
たくさんいるとおもいます。そして、こうし
たじょうきょうはよくないといういけんがぎ
ょうせいにもとどけられています。□じつは
、じゅうねんほどまえに、あるほうりつがか
いせいされました。どうぶつをたいせつにす★1900
るためのほうりつができたのであります。そ
れまでもどうぶつにかんするものはありまし
た。しかし、どうぶつをまもるためのもので
はなかったのであります。あたらしいほうり
つでは、かいぬしがせきにんをもってかうこ★2000
となどがうたわれています。そして、ふこう
などうぶつをへらすことをめざしているので
あります。このようなとりくみがみをむすび
まして、しょぶんされるどうぶつはすこしず
つへってきているのであります。□さらに、★2100
げんざいのじょうきょうにいたるまでには、
ボランティアのかつどうもおおきなちからに
なったのであります。□といいますのも、ま
いにち、たくさんのどうぶつがほけんじょに
もちこまれます。ところが、そこではすうじ★2200
つしかしゅうようできないことになっている
のであります。ですから、きめられたひにち
をすぎますと、しょぶんしなければなりませ
ん。そこで、そのようなどうぶつをすこしで
もへらすために、ボランティアのひとたちが★2300
あたらしいかいぬしをみつけるかつどうをし
てきました。そのこともしょぶんされるかず
をへらすことにつながったのであります。□
また、ほけんじょによりましては、おおくの
どうぶつをおいておけるしせつがないところ★2400
もあります。さらに、えさだいなどのおかね
もかかります。これらのしごとはじちたいが
になっているのでありますが、そのざいげん
をかくほするのがむずかしいところもあるの
であります。□そこで、こうしたことにたい★2500
おうするために、くにがじちたいをしえんす
るしくみもつくられました。このように、ぎ
ょうせいにおいてもいろいろなとりくみがさ
れているのであります。□それでは、わたし
たちにできることはなにでしょうか。それは★2600
、どうぶつをかうのはたいへんだというにん
しきをひとりひとりがしっかりともつことで
あります。そして、もしペットをかいはじめ
たら、せきにんをもってめんどうをみるとい
うことであります。□わたしは、これらのこ★2700
とによって、ふこうなどうぶつがいなくなる
ようにねがっているのであります。□さいご
に、ひとりぐらしについておはなしをします
。□この春から、しんがくやしゅうしょくを
きっかけにして、ひとりぐらしをはじめたひ★2800
ともいるとおもいます。じっさいにくらして
みると、いままでしらなかったことをたくさ
んけいけんするようになります。そこで、ひ
とりぐらしをするうえでたいせつなことにつ
いてのべてみようとおもいます。□ひとりぐ★2900
らしをするためには、まず、すむところをき
めなければなりません。やはり、がっこうや
かいしゃにかよいやすいところがよいとおも
います。たとえば、でんしゃでかようばあい
でありますと、えきにちかいかどうかという★3000
のもだいじなことであります。それから、と
くにじょせいのばあいは、ぼうはんについて
もきをくばるひつようがあります。ですから
、ひとどおりのすくないところやくらいみち
をとおらなければならないところは、やめた★3100
ほうがよいとおもいます。また、なるべくい
っかいのへやはさけたほうがよいというふう
にもいわれています。□つぎに、へやをきめ
るじょうけんとしましては、やはりやちんも
じゅうようだとおもいます。じぶんのしゅう★3200
にゅうをふまえまして、どれくらいのやちん
であればせいかつできるのかをかんがえるこ
とがひつようであります。□また、へやをえ
らぶときになにをじゅうしするかというのは
、ひとによっていろいろちがいがあるとおも★3300
います。ひあたりがよいへやをこのむひとも
いれば、きにしない人もいます。あるいは、
あたらしいへやがよいという人もいれば、ふ
るくてもよいというひともいるでしょう。す
べてのじょうけんをみたすところはなかなか★3400
ありません。ですから、ここはどうしてもゆ
ずれないというてんをかんがえておくとよい
とおもいます。□いまは、インターネットを
つかってさがすほうほうもあります。ぜひ、
きぼうにあったへやをみつけたいものであり★3500
ます。□ところで、ひとりぐらしでは、とう
ぜんのことながら、おかねのかんりをじぶん
でしなければなりません。かぎられたおかね
をどういうふうにつかうかということは、と
てもたいせつであります。そういうときには★3600
かけいぼがやくにたちます。かけいぼをつけ
ると、じぶんのおかねのつかいかたがはあく
できます。そうしますと、どこにむだがある
かということがわかるとおもいます。□おか
ねについていいますと、しゃかいじんであれ★3700
ば、しゅうにゅうのにわりをちょちくするこ
とがのぞましいというふうにいわれています
。おかねがあまったらためようとおもいいま
しても、それはなかなかむずかしいものであ
ります。ですから、きゅうりょうがでたら、★3800
すぐにおかねをあずけてしまうのがよいとお
もいます。□それから、しょくせいかつとい
うのも、とてもじゅうようなものであります
。できれば、じぶんでつくるほうがよいとお
もいます。そうすれば、えいようのバランス★3900
をじぶんでかんがえられます。おべんとうを
つくるというひともいるかもしれません。こ
れはせつやくにもつながります。□ひとりぐ
らしでは、いままでかぞくにたよっていたこ
とをすべてじぶんでしなければなりません。★4000
それは、とてもたいへんなことであります。
しかし、わたしは、そのことがじりつしたお
となへのだいいっぽになるとおもうのであり
ます。(了)4066音



 第173回速記検定試験1級問題(2010年8月)は、
句読点を含めて3467字4066音の問題であることが分かりました。
 今年の東京速記士会速記競技会A級(2010年10月)の問題は、
句読点等を含めて3231字3964音でした。
 第173回速記検定試験1級問題が東京速記士会速記競技会A級の問題を、
字数で236字、音数で102音上回りました。
 問題の難易度は、字数ではなくて音数で見なければなりません。
 速記検定試験の1級のスピードは3200字であるとうたっている以上、問題文の升の数が3200であることが望ましいと思います。



第173回速記検定試験1級問題の字数

 第173回速記検定試験1級問題の字数を調べてみることにします。
 文章を20字ずつ区切って字数を勘定していきます。この際、文章を改造することは一切いたしません。

第173回速記検定試験1級問題

□まず初めに、子供の数についてお話をしま
す。□皆さんもよく御存じのように、日本で
は子供の数が減っています。このままでは、
年金制度などに影響が出てくるというふうに
言われています。□ところで、世界の国々の★100
中には、日本と同じように少子化に悩んでい
るところがあります。しかし、最近になって
、出生率が回復している国が出てきました。
きょうは、これらの国においてどうして出生
率が上がったのかということについて考えて★200
みたいと思います。□例えば、ヨーロッパの
ある国は、結婚する人たちの割合が日本より
も低いのであります。ところが、そこでは、
あるときを境にしまして、出生率が上がって
きました。それは、新しい制度ができたとき★300
からであります。□その制度というのは、役
所にパートナーとして登録するというもので
あります。これは、法律に基づいた結婚とは
違いまして、登録や取り消しが簡単にできま
す。そのために、この仕組みを使う人がだん★400
だんとふえてきました。そして、その人たち
が子供を持つようになったのであります。こ
れが子供の数の増加につながったというふう
に考えられています。□また、働き方の変化
ということも影響を与えていると言われてい★500
ます。□ある国では、長い間、失業率の高さ
が問題になっていました。それを下げるため
に、一人当たりの労働時間を短くして、仕事
を分け合うという政策がとられたのでありま
す。これについては、政府を初めとする関係★600
者の間で話し合いがされたそうであります。
そして、法律が改正されまして、パートタイ
ムで働く人の待遇が保障されたのであります
。□こうしたことを背景にしまして、パート
タイムという働き方を活用したほうがよいと★700
いう考えが広がってきました。例えば、共働
きの場合でありますと、二人とも一日じゅう
働くのは大変であります。そこで、どちらか
一方か、あるいは両方がパートタイムで働く
のであります。このことによりまして、一人★800
だけが働くよりも収入が安定します。また、
家族で過ごす時間もたくさん持てるようにな
ります。さらに、家事や育児などを二人で分
担する人たちもふえてきました。□その結果
として、ゆとりを持って子育てができるよう★900
になったのであります。そうしたことから出
生率が上がってきたと考えられているのであ
ります。□我が国におきましても、出生率を
上げるための方策についていろいろと検討さ
れています。ただし、どちらかといいますと★1000
、働きながら子育てをしている人に対する支
援が中心となっているのではないかと思いま
す。保育所などをふやすことも、もちろん大
事なことであります。しかし、一人一人の働
き方や家族のあり方について考えてみること★1100
も必要であります。私は、子供の数をふやす
ためには、そういうことも有効なのではない
かと思うのであります。□それでは、次のお
話をしたいと思います。□日本ではペットブ
ームが続いていまして、犬や猫などを飼う人★1200
がたくさんいます。そして、多くの人は、家
族の一員として大切に飼っているのでありま
す。例えば、ペットのためのいろいろな商品
が売られています。また、ペットと一緒に泊
まることができるホテルなどもふえています★1300
。□その一方で、ペットを捨てる人も多くな
っているのであります。捨てられた動物は、
どんどん子供を産みます。特に猫は、一年に
産む数がかなり多いと言われています。この
ような動物たちの中には、保健所に捕まえら★1400
れるものもいます。そして、新しい飼い主が
見つからないと、命を絶たれてしまいます。
悲しいことでありますが、毎年、とてもたく
さんの数の動物が処分されているのでありま
す。このようなことが報道されるたびに、心★1500
を痛めている人はたくさんいると思います。
そして、こうした状況はよくないという意見
が行政にも届けられています。□実は、十年
ほど前に、ある法律が改正されました。動物
を大切にするための法律ができたのでありま★1600
す。それまでも動物に関するものはありまし
た。しかし、動物を守るためのものではなか
ったのであります。新しい法律では、飼い主
が責任を持って飼うことなどがうたわれてい
ます。そして、不幸な動物を減らすことを目★1700
指しているのであります。このような取り組
みが実を結びまして、処分される動物は少し
ずつ減ってきているのであります。□さらに
、現在の状況に至るまでには、ボランティア
の活動も大きな力になったのであります。□★1800
といいますのも、毎日、たくさんの動物が保
健所に持ち込まれます。ところが、そこでは
数日しか収容できないことになっているので
あります。ですから、決められた日にちを過
ぎますと、処分しなければなりません。そこ★1900
で、そのような動物を少しでも減らすために
、ボランティアの人たちが新しい飼い主を見
つける活動をしてきました。そのことも処分
される数を減らすことにつながったのであり
ます。□また、保健所によりましては、多く★2000
の動物を置いておける施設がないところもあ
ります。さらに、えさ代などのお金もかかり
ます。これらの仕事は自治体が担っているの
でありますが、その財源を確保するのが難し
いところもあるのであります。□そこで、こ★2100
うしたことに対応するために、国が自治体を
支援する仕組みもつくられました。このよう
に、行政においてもいろいろな取り組みがさ
れているのであります。□それでは、私たち
にできることは何でしょうか。それは、動物★2200
を飼うのは大変だという認識を一人一人がし
っかりと持つことであります。そして、もし
ペットを飼い始めたら、責任を持って面倒を
見るということであります。□私は、これら
のことによって、不幸な動物がいなくなるよ★2300
うに願っているのであります。□最後に、ひ
とり暮らしについてお話をします。□この春
から、進学や就職をきっかけにして、ひとり
暮らしを始めた人もいると思います。実際に
暮らしてみると、今まで知らなかったことを★2400
たくさん経験するようになります。そこで、
ひとり暮らしをする上で大切なことについて
述べてみようと思います。□ひとり暮らしを
するためには、まず、住むところを決めなけ
ればなりません。やはり、学校や会社に通い★2500
やすいところがよいと思います。例えば、電
車で通う場合でありますと、駅に近いかどう
かというのも大事なことであります。それか
ら、特に女性の場合は、防犯についても気を
配る必要があります。ですから、人通りの少★2600
ないところや暗い道を通らなければならない
ところは、やめたほうがよいと思います。ま
た、なるべく一階の部屋は避けたほうがよい
というふうにも言われています。□次に、部
屋を決める条件としましては、やはり家賃も★2700
重要だと思います。自分の収入を踏まえまし
て、どれくらいの家賃であれば生活できるの
かを考えることが必要であります。□また、
部屋を選ぶときに何を重視するかというのは
、人によっていろいろ違いがあると思います★2800
。日当たりがよい部屋を好む人もいれば、気
にしない人もいます。あるいは、新しい部屋
がよいという人もいれば、古くてもよいとい
う人もいるでしょう。すべての条件を満たす
ところはなかなかありません。ですから、こ★2900
こはどうしても譲れないという点を考えてお
くとよいと思います。□今は、インターネッ
トを使って探す方法もあります。ぜひ、希望
に合った部屋を見つけたいものであります。
□ところで、ひとり暮らしでは、当然のこと★3000
ながら、お金の管理を自分でしなければなり
ません。限られたお金をどういうふうに使う
かということは、とても大切であります。そ
ういうときには家計簿が役に立ちます。家計
簿をつけると、自分のお金の使い方が把握で★3100
きます。そうしますと、どこに無駄があるか
ということがわかると思います。□お金につ
いて言いますと、社会人であれば、収入の二
割を貯蓄することが望ましいというふうに言
われています。お金が余ったらためようと思★3200
いましても、それはなかなか難しいものであ
ります。ですから、給料が出たら、すぐにお
金を預けてしまうのがよいと思います。□そ
れから、食生活というのも、とても重要なも
のであります。できれば、自分でつくるほう★3300
がよいと思います。そうすれば、栄養のバラ
ンスを自分で考えられます。お弁当をつくる
という人もいるかもしれません。これは節約
にもつながります。□ひとり暮らしでは、今
まで家族に頼っていたことをすべて自分でし★3400
なければなりません。それは、とても大変な
ことであります。しかし、私は、そのことが
自立した大人への第一歩になると思うのであ★3460
ります。(了)★3467字

 第173回速記検定試験1級の字数は、句読点や改行1字あけの1字を含めますと、(了)を入れて3467字であることが分かります。
 世間一般の人には、作成した問題文から句読点や改行1字あけの1字を取り除いて字数を計算するという発想はありませんから、おや、随分速記検定試験の1級は自分が思ったより速くて難しいなということになります。



 第173回速記検定試験1級問題

 まず初めに、子供の数についてお話をします。
 皆さんもよく御存じのように、日本では子供の数が減っています。このままでは、年金制度などに影響が出てくるというふうに言われています。
 ところで、世界の国々の中には、日本と同じように少子化に悩んでいるところがあります。しかし、最近になって、出生率が回復している国が出てきました。きょうは、これらの国においてどうして出生率が上がったのかということについて考えてみたいと思います。
 例えば、ヨーロッパのある国は、結婚する人たちの割合が日本よりも低いのであります。ところが、そこでは、あるときを境にしまして、出生率が上がってきました。それは、新しい制度ができたときからであります。
 その制度というのは、役所にパートナーとして登録するというものであります。これは、法律に基づいた結婚とは違いまして、登録や取り消しが簡単にできます。そのために、この仕組みを使う人がだんだんとふえてきました。そして、その人たちが子供を持つようになったのであります。これが子供の数の増加につながったというふうに考えられています。
 また、働き方の変化ということも影響を与えていると言われています。
 ある国では、長い間、失業率の高さが問題になっていました。それを下げるために、一人当たりの労働時間を短くして、仕事を分け合うという政策がとられたのであります。これについては、政府を初めとする関係者の間で話し合いがされたそうであります。そして、法律が改正されまして、パートタイムで働く人の待遇が保障されたのであります。
 こうしたことを背景にしまして、パートタイムという働き方を活用したほうがよいという考えが広がってきました。例えば、共働きの場合でありますと、二人とも一日じゅう働くのは大変であります。そこで、どちらか一方か、あるいは両方がパートタイムで働くのであります。このことによりまして、一人だけが働くよりも収入が安定します。また、家族で過ごす時間もたくさん持てるようになります。さらに、家事や育児などを二人で分担する人たちもふえてきました。
 その結果として、ゆとりを持って子育てができるようになったのであります。そうしたことから出生率が上がってきたと考えられているのであります。
 我が国におきましても、出生率を上げるための方策についていろいろと検討されています。ただし、どちらかといいますと、働きながら子育てをしている人に対する支援が中心となっているのではないかと思います。保育所などをふやすことも、もちろん大事なことであります。しかし、一人一人の働き方や家族のあり方について考えてみることも必要であります。私は、子供の数をふやすためには、そういうことも有効なのではないかと思うのであります。
 それでは、次のお話をしたいと思います。
 日本ではペットブームが続いていまして、犬や猫などを飼う人がたくさんいます。そして、多くの人は、家族の一員として大切に飼っているのであります。例えば、ペットのためのいろいろな商品が売られています。また、ペットと一緒に泊まることができるホテルなどもふえています。
 その一方で、ペットを捨てる人も多くなっているのであります。捨てられた動物は、どんどん子供を産みます。特に猫は、一年に産む数がかなり多いと言われています。このような動物たちの中には、保健所に捕まえられるものもいます。そして、新しい飼い主が見つからないと、命を絶たれてしまいます。悲しいことでありますが、毎年、とてもたくさんの数の動物が処分されているのであります。このようなことが報道されるたびに、心を痛めている人はたくさんいると思います。そして、こうした状況はよくないという意見が行政にも届けられています。
 実は、十年ほど前に、ある法律が改正されました。動物を大切にするための法律ができたのであります。それまでも動物に関するものはありました。しかし、動物を守るためのものではなかったのであります。新しい法律では、飼い主が責任を持って飼うことなどがうたわれています。そして、不幸な動物を減らすことを目指しているのであります。このような取り組みが実を結びまして、処分される動物は少しずつ減ってきているのであります。
 さらに、現在の状況に至るまでには、ボランティアの活動も大きな力になったのであります。
 といいますのも、毎日、たくさんの動物が保健所に持ち込まれます。ところが、そこでは数日しか収容できないことになっているのであります。ですから、決められた日にちを過ぎますと、処分しなければなりません。そこで、そのような動物を少しでも減らすために、ボランティアの人たちが新しい飼い主を見つける活動をしてきました。そのことも処分される数を減らすことにつながったのであります。
 また、保健所によりましては、多くの動物を置いておける施設がないところもあります。さらに、えさ代などのお金もかかります。これらの仕事は自治体が担っているのでありますが、その財源を確保するのが難しいところもあるのであります。
 そこで、こうしたことに対応するために、国が自治体を支援する仕組みもつくられました。このように、行政においてもいろいろな取り組みがされているのであります。
 それでは、私たちにできることは何でしょうか。それは、動物を飼うのは大変だという認識を一人一人がしっかりと持つことであります。そして、もしペットを飼い始めたら、責任を持って面倒を見るということであります。
 私は、これらのことによって、不幸な動物がいなくなるように願っているのであります。
 最後に、ひとり暮らしについてお話をします。
 この春から、進学や就職をきっかけにして、ひとり暮らしを始めた人もいると思います。実際に暮らしてみると、今まで知らなかったことをたくさん経験するようになります。そこで、ひとり暮らしをする上で大切なことについて述べてみようと思います。
 ひとり暮らしをするためには、まず、住むところを決めなければなりません。やはり、学校や会社に通いやすいところがよいと思います。例えば、電車で通う場合でありますと、駅に近いかどうかというのも大事なことであります。それから、特に女性の場合は、防犯についても気を配る必要があります。ですから、人通りの少ないところや暗い道を通らなければならないところは、やめたほうがよいと思います。また、なるべく一階の部屋は避けたほうがよいというふうにも言われています。
 次に、部屋を決める条件としましては、やはり家賃も重要だと思います。自分の収入を踏まえまして、どれくらいの家賃であれば生活できるのかを考えることが必要であります。
 また、部屋を選ぶときに何を重視するかというのは、人によっていろいろ違いがあると思います。日当たりがよい部屋を好む人もいれば、気にしない人もいます。あるいは、新しい部屋がよいという人もいれば、古くてもよいという人もいるでしょう。すべての条件を満たすところはなかなかありません。ですから、ここはどうしても譲れないという点を考えておくとよいと思います。
 今は、インターネットを使って探す方法もあります。ぜひ、希望に合った部屋を見つけたいものであります。
 ところで、ひとり暮らしでは、当然のことながら、お金の管理を自分でしなければなりません。限られたお金をどういうふうに使うかということは、とても大切であります。そういうときには家計簿が役に立ちます。家計簿をつけると、自分のお金の使い方が把握できます。そうしますと、どこに無駄があるかということがわかると思います。
 お金について言いますと、社会人であれば、収入の二割を貯蓄することが望ましいというふうに言われています。お金が余ったらためようと思いましても、それはなかなか難しいものであります。ですから、給料が出たら、すぐにお金を預けてしまうのがよいと思います。
 それから、食生活というのも、とても重要なものであります。できれば、自分でつくるほうがよいと思います。そうすれば、栄養のバランスを自分で考えられます。お弁当をつくるという人もいるかもしれません。これは節約にもつながります。
 ひとり暮らしでは、今まで家族に頼っていたことをすべて自分でしなければなりません。それは、とても大変なことであります。しかし、私は、そのことが自立した大人への第一歩になると思うのであります。(了)

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2010/11/9

速記朗読問題の作成について  速記

 速記朗読問題の作成について

 日本速記協会の速記検定においては、句読点や改行1字あけの1字を字数としては勘定してきませんでした。すなわち、1字あけや句読点を文字の一種としては評価してこなかったのであります。
 しかし、文章から句読点や改行をすべて抜いてしまったら、まともに読めた文章ではなくなります。句読点や改行は文章を構成する大切な要素だと思うのであります。
 音にどういう漢字を当てはめるか、どういうふうに送り仮名を送るかということと同じように、どこに句読点を打つか、どこで改行するかは大切なことであります。
 そして、言葉にどういう漢字を当てはめるか、どういうふうに送り仮名を送るかも、文章を作る人によって差異があるのと同様、句読点や改行の仕方も、文章を作る人によって多少は違いがあると思います。
 小学一年生が速記の勉強をして、すべてひらがなとカタカナの答案を出してきたとしても、これをミスにすることはできないのであります。このように、年齢や学年によっても、提出する答案は異なってくるのであります。
 しかし、正しい文書作成を教育する立場にある日本速記協会としては、正しい漢字の当てはめ方、正しい送り仮名の送り方、正しい句読点や改行の入れ方について、自信を持って模範を示していかなければならないと思うのであります。
 私は、句読点の違いをミスに取る必要はないと思うのでありますが、句読点も文字として勘定する必要はあると考えるのであります。
 日本速記協会の速記検定試験においては、句読点や改行1字あけが文字として勘定されてこなかったために、過去、句読点や改行の全くない答案を出す人がいました。これは、私は、日本速記協会に対する当てつけではなかったかと思うのであります。
 そういうことをした人たちが、句読点や改行のことをどうでもいいと思っていたのではなくて、句読点や改行1字あけを文字として評価しない日本速記協会の字数計算の方法が不自然でおかしいものであるということを日本速記協会に警告するために、意識的に、句読点や改行の全くない、のっぺらぼうな答案を出してきていたのではないかと思われるのであります。
 「最後の主任速記士試験」と言われるものが終了し、国会における速記試験が取りあえずすべて終了した今、日本速記協会の速記検定試験の字数計算の方法を世間一般の感覚に合わせた方法に切り替える時が来たのではないかと私は考えるのであります。
 世間一般の感覚に合わせた字数計算の方法とは、原稿用紙の一升を必要とするものはすべて1字として計算するということであります。
 句読点「。 、」、中点「・」、一字ダッシュ「―」、括弧()〔〕【】、かぎ括弧「」『』、改行1字あけの場合の1字など、原稿用紙の一升を必要とするものは、すべて1字として計算するように制度を改めるべきだと思うのであります。また、2字ダッシュ「──」、点々「……」などは、原稿用紙の2升を必要とするため、2字として勘定すべきだと思うのであります。
 これらの記号や空間は発音しないのでありますけれども、朗読を中断したり息継ぎをしたりしてそれなりに時間を要するものであります。朗読スピードと無関係なものではないのであります。文章を構成する大切な要素であると同時に、朗読する際にも必要不可欠なものであるので、無視すべきではないと考えるのであります。
 句読点や改行1字あけの1字も字数に勘定することによって、作成した文章を改造することなく、簡単に字数計算を行うことができるようになります。
 今は、パソコンを使って問題を作ることが多いと思います。
 まず、字数を考えないで文章を作ります。そして、20字ごとに区切っていけば、簡単に全体の字数を勘定することができるようになります。字数が多かったり少なかったりした場合は、そのあと微調整をすればよいだけなのであります。
 文章から句読点や改行1字あけの1字を抜き取って字数計算をするとなりますと、文章から句読点を取り除いて字数計算しなければならないので、大変な作業になります。
 一人の速記者を育てるためには、膨大な量の問題を作って朗読しなければなりません。問題作成を簡単にスピーディーにするためにも、「原稿用紙の一升を必要とするものはすべて1字として計算する」という計算方式に改めるべきだと思うのであります。
 東京速記士会の速記競技においては、私の主張が認められ、ようやく句読点については1字として認められるようになりました。あと、改行1字あけの1字も字数に計算されるようになれば、私の主張が全面的に認められたことになるのであります。
 日本速記協会においても、是非、句読点や中点や一字ダッシュや括弧なども、原稿用紙の一升を必要とするものは、すべて1字として勘定するように制度を改正していただきたいと思うのであります。
 これは、どうでもいいことではなくて、国民皆速記を目指す日本速記協会として、避けては通れない基本的な改革だと私は思うのであります。

 それでは、上記の文章を私の方法にのっとって字数計算をしてみたいと思います。

□日本速記協会の速記検定においては、句読
点や改行1字あけの1字を字数としては勘定
してきませんでした。すなわち、1字あけや
句読点を文字の一種としては評価してこなか
ったのであります。□しかし、文章から句読★100
点や改行をすべて抜いてしまったら、まとも
に読めた文章ではなくなります。句読点や改
行は文章を構成する大切な要素だと思うので
あります。□音にどういう漢字を当てはめる
か、どういうふうに送り仮名を送るかという★200
ことと同じように、どこに句読点を打つか、
どこで改行するかは大切なことであります。
□そして、言葉にどういう漢字を当てはめる
か、どういうふうに送り仮名を送るかも、文
章を作る人によって差異があるのと同様、句★300
読点や改行の仕方も、文章を作る人によって
多少は違いがあると思います。□小学一年生
が速記の勉強をして、すべてひらがなとカタ
カナの答案を出してきたとしても、これをミ
スにすることはできないのであります。この★400
ように、年齢や学年によっても、提出する答
案は異なってくるのであります。□しかし、
正しい文書作成を教育する立場にある日本速
記協会としては、正しい漢字の当てはめ方、
正しい送り仮名の送り方、正しい句読点や改★500
行の入れ方について、自信を持って模範を示
していかなければならないと思うのでありま
す。□私は、句読点の違いをミスに取る必要
はないと思うのでありますが、句読点も文字
として勘定する必要はあると考えるのであり★600
ます。□日本速記協会の速記検定試験におい
ては、句読点や改行1字あけが文字として勘
定されてこなかったために、過去、句読点や
改行の全くない答案を出す人がいました。こ
れは、私は、日本速記協会に対する当てつけ★700
ではなかったかと思うのであります。□そう
いうことをした人たちが、句読点や改行のこ
とをどうでもいいと思っていたのではなくて
、句読点や改行1字あけを文字として評価し
ない日本速記協会の字数計算の方法が不自然★800
でおかしいものであるということを日本速記
協会に警告するために、意識的に、句読点や
改行の全くない、のっぺらぼうな答案を出し
てきていたのではないかと思われるのであり
ます。□「最後の主任速記士試験」と言われ★900
るものが終了し、国会における速記試験が取
りあえずすべて終了した今、日本速記協会の
速記検定試験の字数計算の方法を世間一般の
感覚に合わせた方法に切り替える時が来たの
ではないかと私は考えるのであります。□世★1000
間一般の感覚に合わせた字数計算の方法とは
、原稿用紙の一升を必要とするものはすべて
1字として計算するということであります。
□句読点「。□、」、中点「・」、一字ダッ
シュ「―」、括弧()〔〕【】、かぎ括弧「★1100
」『』、改行1字あけの場合の1字など、原
稿用紙の一升を必要とするものは、すべて1
字として計算するように制度を改めるべきだ
と思うのであります。また、2字ダッシュ「
──」、点々「……」などは、原稿用紙の2★1200
升を必要とするため、2字として勘定すべき
だと思うのであります。□これらの記号や空
間は発音しないのでありますけれども、朗読
を中断したり息継ぎをしたりしてそれなりに
時間を要するものであります。朗読スピード★1300
と無関係なものではないのであります。文章
を構成する大切な要素であると同時に、朗読
する際にも必要不可欠なものであるので、無
視すべきではないと考えるのであります。□
句読点や改行1字あけの1字も字数に勘定す★1400
ることによって、作成した文章を改造するこ
となく、簡単に字数計算を行うことができる
ようになります。□今は、パソコンを使って
問題を作ることが多いと思います。□まず、
字数を考えないで文章を作ります。そして、★1500
20字ごとに区切っていけば、簡単に全体の
字数を勘定することができるようになります
。字数が多かったり少なかったりした場合は
、そのあと微調整をすればよいだけなのであ
ります。□文章から句読点や改行1字あけの★1600
1字を抜き取って字数計算をするとなります
と、文章から句読点を取り除いて字数計算し
なければならないので、大変な作業になりま
す。□一人の速記者を育てるためには、膨大
な量の問題を作って朗読しなければなりませ★1700
ん。問題作成を簡単にスピーディーにするた
めにも、「原稿用紙の一升を必要とするもの
はすべて1字として計算する」という計算方
式に改めるべきだと思うのであります。□東
京速記士会の速記競技においては、私の主張★1800
が認められ、ようやく句読点については1字
として認められるようになりました。あと、
改行1字あけの1字も字数に計算されるよう
になれば、私の主張が全面的に認められたこ
とになるのであります。□日本速記協会にお★1900
いても、是非、句読点や中点や一字ダッシュ
や括弧なども、原稿用紙の一升を必要とする
ものは、すべて1字として勘定するように制
度を改正していただきたいと思うのでありま
す。□これは、どうでもいいことではなくて★2000
、国民皆速記を目指す日本速記協会として、
避けては通れない基本的な改革だと私は思う
のであります。(了)

 このように、文章を全く改造することなく、(了)を含めて2050字の文章であることが簡単に分かるのであります。そして、字数を勘定する際に文章を全く改造していないために、このまま朗読問題や答案としても使えるのであります。
 そして、その問題が難しい問題であるかどうかの難易度は、その字数ではなくて、文章をすべてひらがな・カタカナの文章に置き換えた場合の音数によって決まることが多いのであります。
 10分間に何字読んだかではなくて、10分間に何音読んだかということが問題の難易度を決める場合が多いと思うのであります。
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2010/11/6

口封じ  速記

口封じ

 林貢二被告の目的は、口封じにあったのではないだろうか。
 「吉川」という偽名を使って店に来ていた林貢二被告は、実名では話せないようなことも被害者の美保さんに対してはいろいろ話していたと思われる。
 実名で店に来ているお客は、自分の責任の取れる範囲のことしか話さないけれども、「吉川」という偽名を使って店に来ていた林貢二被告は、人に知られてはまずいようなことも含めて、いろいろと被害者の美保さんに対しては話していたと思われる。
 被害者の美保さんは、お客から聞いたことを他のお客に漏らすような人ではなかったけれども、入店を拒否され、頭に来た林貢二被告は、自分のプライバシーが他に漏れるかもしれないことを警戒して、被害者である美保さんの口封じをしようとした可能性が高いのではないだろうか。
 林貢二被告は、被害者である美保さんに対して「恋愛感情はなかった」ことを明言している。にもかかわらずつけまわしをして犯行に及んだのは、何が何でも自分のプライバシーを守ろうとしたからではないかと思われる。
 何者かに命令されて、あるいは何者かに脅迫されて、あるいは何者かにそそのかされて、あるいは何者かに依頼されて犯行に及んだ可能性もなくはないが、林貢二被告自身が林貢二被告自身のプライバシーを守るために、自分の秘密を含めて何もかも話してしまった被害者である美保さんの口を封ずるために犯行に及んだ可能性が高いと思われる。
 なぜ口封じが目的であったかというと、林貢二被告は、徹底して被害者の首を狙っているというところに、その気持ちが表れている。何が何でも口封じをして自分のプライバシーを守るんだという意思が、犯行の方法にも如実に表れる結果となっている。
 心臓とかではなく徹底して首を狙ったのは、明らかに口封じが最大の目的であったことをうかがわせる。
 以下は、引用です。
 膠原病は1つの病気ではありません。全身の臓器に共通して存在する結合組織という部分に変化が起こるいくつかの病気をまとめて膠原病といっています。代表的な病気は、全身性エリテマトーデス(systemic lupus erythematosus:SLE)、皮膚筋炎(dermatomyositis)、全身性強皮症(systemic sclerosis)、関節リウマチ(rheumatoid arthritis:RA)、結節性多発動脈炎(polyarteritis nodosa:PN)などです。
 これらの膠原病は自己免疫のメカニズムによって生じると考えられています。本来、外から入ってくる異物から身を守ってくれるために働くはずの免疫の働きに異常が起こり、自分の体を攻撃してしまうのが自己免疫反応です。自己免疫反応は、膠原病以外でも様々な病気の発症に関係しています。
 なぜ、自己免疫反応が起こるのかは大問題で、現在でも解決はついていません。しかし、ある遺伝的な素質がある人に様々な誘発因子、例えば、ウイルスなどの感染、化学物質、日光などが関係して生じると考えられています。ただし、素質といってもメンデルの遺伝法則のように優性遺伝、劣性遺伝で伝わるような遺伝病ではありませんし、感染がきっかけになるかもしれないといっても人にうつる病気ではありません。

 林貢二被告は、膠原病だったと言われています。これも、被害者の美保さんには話したものと思われますが、他に漏れてはまずいことの1つだったかもしれません。
 「膠原病なので結婚はしないつもりでいた」とまで、思い詰めていたわけですから、林貢二被告にとって、これが他に漏れることは、絶対に許せないことだったかもしれません。
 裁判においても、議会においても、警察の取り調べにおいても、正確で迅速な記録を作成するためには、速記者による現場速記が必要だと思います。
 速記が書ければ何でも書けるというものではありません。どんなに速いものでも、どんなに難しい内容のものでも完璧に書けるというものではありません。
 しかし、速記者は、速記が書けない一般の人に比べると何倍もの筆記能力を持っています。大切なことは速記者に記録をしてもらうのが、一番確かなのです。
 録音だけでは、「都合の悪い部分を消去する」ということになります。デジタル録音においては、データを消去するのは簡単です。
 現に、国会においても、速記中止中の録音は消去されて放送されています。録音は幾らでも編集が可能なのです。やはりそこに人間である速記者が入っていかないと、公平・公正・中立・正確・迅速な記録の作成は難しいのです。
 速記官を排除しようとした裁判所は、どこかがおかしくなっているのではないでしょうか。国会も、速記者養成を廃止したころから、政権が不安定になっています。速記者の現場における速記と速記者の養成を全面的に復活させない限り、裁判所も議会も、これからも安定しないのではないでしょうか。
 今回の裁判でも、裁判の内容、裁判員による評議の内容が、すべてきちんと速記者によって速記録が作成されていれば、より正確な判定ができると思います。
 きちんとした記録をとっていないために、発言に責任がなくなり、情報がその場限りのものとなり、情報の集積がきちんとなされなくなり、正確な判断ができなくなってしまうことになります。
 死刑は、何のためにあるのでしょうか。
 なくなった被害者に代わって罰するという意味があります。
 また、再犯を防止して社会の安全を守るためです。
 犯人を死刑にすれば、再犯の可能性がなくなります。
 無期懲役を「終身懲役」と表現しないのは、「無期懲役」の場合、将来刑務所から出所する可能性もあるからだと思います。
 人は、同じような行動を繰り返す習性があります。
 きのうたばこを吸っていた人は、今日もたばこを吸います。今日酒を飲んでいる人は、明日も酒を飲むでしょう。
 入店を拒否されたぐらいでさんざん世話になった人を殺すような人は、今後も、ささいな理由で人を殺す可能性があります。
 「無期懲役」の判決がなされた直後に、「弁護士が刺されて死ぬ」というニュースが入ってきました。「人を刺し殺しても死刑にはならない」という甘えが生じたことは、否定できません。
 本来、弁護士というものは、加害者を弁護するのではなくて、被害者を弁護するためのものでなければなりません。
 ただ、政治も金なら裁判も金という面もあるかもしれません。
 今回は、被害者に何の落ち度もありません。
 林貢二被告は、家族が出払って美保さん一人になったところを見計らって侵入し、美保さんの口封じを果たした上、自分がやったことがわからないようにして逃げ帰るつもりだったと思います。
 まさか防犯テレビが設置されているとは思っていなかったのではないでしょうか。
 また、家族が4人も在宅していたとは思ってもいなかったと思います。
 家族が4人も在宅しているとわかっていたら、犯行を中止したと思います。
 当初は美保さん一人だと思って侵入したが、鈴木さんもいた。
 在宅の家族が美保さんを含めて2人だと判断したから、2人の首を徹底的に刺して口封じをはかったのです。
 しかし、ほかに2人も家族が在宅していることを知って完全犯罪を諦めざるを得なくなったわけです。犯行を隠蔽することは不可能だと観念して逮捕されたのです。

 一番の問題は、死刑か終身懲役かではなくて、何で罪もない人を殺したのかという点だと思います。納得のいく説明が何もされていなくて、刑罰の種類ということだけが問題になっている点が問題だと思います。
 死刑か終身懲役か、どちらの刑にすべきかだけが問題になっていて、被告が何でこのような犯罪を犯したのかという本質的な追及が全くされていないような気がします。

 「死刑にしたくないので、被害者側の事情に比べ、被告側の事情をことさら大きく取り上げているように感じる。裁判官裁判なら、2人以上殺害して死刑になっていない例は少なく、死刑の可能性が高かったと思う。裁判員のストレスが大きいために死刑を避けたのならば、今後も同じ理由が続く可能性があり、刑事司法にとって問題ではないか」という意見もあります。

 出入り禁止にされたのは、特定のお客だけに特別なサービスを提供し続けるわけにはいかなくなったということであり、被告本人がそのことは一番わかっていたはずです。思い悩むような理由にはなりません。店員として当たり前の判断をした被害者と店長に落ち度はないし、凶行に及ぶような理由には到底当たりません。
 商売である以上、どこのお店でも、従業員や他のお客様の迷惑になることをしたり、店の利益に反するようなことをすれば、出入り禁止になることは当たり前であり、珍しいことではありません。
 出入り禁止になった場合、反省して行動を改めるということでサービスの継続をお願いするか、意見が合わないということで来店を諦めるしかありません。
 「もう無理です」という被害者の言葉は、「もう今までのような特別なサービスをあなただけに提供することは無理です」という意味であることを、被告は十分理解していたはずです。社会人20年生だったわけですから、自分のどういう点がまずかったかは、思い当たるところがあったはずです。反省するまでもなく容易に理解できたはずだし、本人も十分そのことは自覚していたと思います。
 特別なサービスとは、お金があるからといって、5時間も6時間も被害者を自分一人で独占することです。通常、耳かきだけだと、30分からゆっくり丁寧にしてもらっても1時間程度のものです。何時間も特定の店員を束縛するのは異常な行為と言えます。
 あと、拒否された理由としては、通常のサービスから外れたサービスを被害者に強要したという可能性があります。
 そういうことも、本人は、十分自覚していたと思います。
 拒否された理由がわからなかったというのは、うそだと思います。社会人20年生だったわけですから、なぜ自分が拒否されたかの理由は十分自覚できただろうし、何を言われているか、察しはついていたはずです。
 首を狙ったのは、被害者の口を封ずるという目的があったのではないでしょうか。被害者の口を封じなければならない何らかの理由があったのではないでしょうか。通っていたときに、つい気を許して、他人に知られてはいけないことまで被害者に話してしまったために、その秘密が他に漏れることを避けるために、被害者の口を封ずる必要が生じたのではないでしょうか。

 「よく証拠を検討された判決だと思う。『永山基準』の一番のメーンは死刑がやむを得ないと認められる場合に当たるかどうかだ。本件は死刑がやむを得ないとまでは言えなかった。これで死刑となると、今までの枠組みが大きく変わることになり、遺族の人の気持ちを考えると言いにくいことだが、落ち着くところに落ち着いたという印象だ」という意見もあります。
 「これで死刑となると、今までの枠組みが大きく変わる」という意見もあれば、「裁判官裁判なら、2人以上殺害して死刑になっていない例は少なく、死刑の可能性が高かったと思う。」という意見もあります。

 「これで死刑となると、今までの枠組みが大きく変わる」とは、どういう意味なのでしょうか。



優勝決定戦

 2010年11月4日【早慶優勝決定戦】
(1)早稲田がいきなり3点先制
 早稲田は1回、土生と市丸の連打で無死1、3塁のチャンスをつかみ、宇高の左翼への犠牲飛球で土生が生還し、まず先制。さらに1死1、3塁とすると、地引の2塁ゴロで市丸が生還し、2点目。続く2死2塁から杉山の遊撃への内野安打で2塁から山田が生還し、3点目を追加した。

(2)早稲田・斎藤は上々の立ち上がり
 先発した早稲田大学・斎藤佑樹は1回を3者凡退で切り抜け、2回には2死から慶應大・竹内一に4球を与えたが、続く青山を中堅への飛球に打ち取った。3回は2死から渕上にヒット性の当たりを打たれたが、遊撃手の松永が横っ飛びでゴロをつかみ、1塁で渕上を刺す好プレーでエースをもり立てた。斎藤は3回を終わって無安打の好投。観衆は3万6000人と発表され、関係者に大入り袋が配られた。

(3)早稲田が5回に追加点
 早稲田は5回、2死2塁から敵失で1、3塁とチャンスを広げると、斎藤佑樹が慶應大の3番手投手・福谷の直球を左前へ適時打し、4点目を追加。斎藤は1塁ベースコーチと拳を軽く突き合わせ、控えめに喜びを表現した。
 その裏、斎藤は慶應大を2者連続3振と右翼への飛球で3者凡退に切って取り、依然、無安打無得点。

(4)早稲田が6回、さらに2点追加
 早稲田は6回、さらに慶應大の3番手・福谷を攻め立て、1死満塁から杉山が右中間へ適時2塁打を放ち、2点を追加。6−0とリードを大きく広げた。斎藤はその裏、慶應大先頭の代打・奥橋を死球で出したが、続く渕上を遊ゴロ併殺、湯本は見送りの3振に仕留め、依然、無安打無得点。

(5)早稲田、手を緩めず
 早稲田は7回、慶應大の4番手でマウンドに立った1年生投手・山形にも襲いかかった。1死1塁から市丸が手堅く犠牲バント。2死2塁とすると、宇高がすかさず左前へ適時打し、7点目を追加した。斎藤はその裏も3者凡退に切って取り、依然無安打無得点。

(6)慶應大が8回に反撃
 ベンチから指示を出す慶応大・江藤省三監督
 7回まで無安打無得点を続けていた早稲田の斎藤は8回、先頭打者がバックの失策で出塁。1死2塁から慶應大の松本和に左前へ初安打を放たれ、1、3塁のピンチを背負うと、奥橋に右前打、渕上に左前打、湯本には中前打と4連打を浴び、3点を奪われた。
 さらに2死1、2塁から伊藤に中堅越えの2点適時3塁打を許し、7−5と2点差に迫られたところでマウンドを大石に譲った。球数は130だった。

(7)早稲田が4季ぶり42回目の優勝飾る
 早稲田が慶應大を10−5で下し、平成20(2008)年秋以来、4季(2年)ぶり42回目の優勝を決めた。8回2死3塁で斎藤からマウンドを引き継いだ2番手・大石は、慶應大・松尾を3振に仕留め、ピンチをしのいだ。

 早稲田は9回に押し出し4球と敵失で決定的な3点を追加。その裏、大石が三者凡退で締めくくり、西武のドラフト1位指名の実力を見せつけた。



早稲田が優勝

 11月3日(水) 試合開始13:00 終了16:18 観衆36000人

 [球審]青木 [塁審]元雄・戸塚・萩原

 50年ぶりの早稲田・慶応大による決勝戦は、早稲田が斎藤、大石の継投で勝利した。

 早稲田 10− 5 慶応大

 早稲田が斎藤、大石の継投で慶応大を下し、4季振り42回目の優勝を決めた。
 早稲田は1回宇高の犠飛で先制、その後も山田の適時打などで3点を奪った。
 中盤にも斎藤の適時打や杉山の適時2塁打などで追加点をあげた。
 早稲田のエース斎藤は7回まで慶応大打線を無安打に抑えたが、
 8回に失策などから5失点した。
 7−0から7−5まで迫られた時は、逆転負けが頭をよぎったが、
 リリーフした大石が締めた。
 一方慶応大は、先発の竹内大の立ち上がりに失点、
 8回に伊藤の適時3塁打などで一気に5点をあげたが及ばず、
 9回に早稲田にダメ押しの3点を奪われた。
 早稲田は17安打で10点。慶応大は5安打で5点だった。

 快晴で、夏のような天気だった。
 今日は、バントの構えをする選手が1人いたが、実際にバントをした選手は1人もいなかった。
 見ていて気持ちの良い試合だった。
 13:00 試合開始。
 16:18 試合終了。
 17:45 優勝パレード開始。(絵画館前→早稲田大学)
 21:30 優勝祝賀会終了。
 11:30ころ球場に入り、優勝祝賀会まで見学することができた。
 選手も、学生も、沿道の人たち、商店街の人たちも大喜びだった。


10月30日(土)早大   −   慶大 雨天中止
10月31日(日)慶大  2− 0 早大
11月 1日(月)早大  1− 7 慶大
11月 3日(水)慶大  5−10 早大

勝敗表  第8週11月1日現在

   早稲田慶 應 大法政大明治大立 教 大東京大試合勝利敗戦引分勝点  勝 率
早稲田………●●   ●○○○○ ○○   ●○○12 8 4 0 4 .666
慶應大○○ ……………●● ●○○○△△●○○○ 14 8 4 2 4 .666
法政大○●●○○   ………●○●○△○  ○○ 13 8 4 1 3 .666
明治大●● ○●●  ○●○………○●○  ○○ 13 7 6 0 3 .538
立教大●● ●△△○●●△●●○●……………○○ 15 4 8 3 1 .333
東京大○●●●●   ●● ●● ●●   ………11 110 0 0 .090

早稲田0勝2敗+1勝→(1)早稲田 8勝 4敗 勝ち点4 勝率.666
           (2)慶應大 8勝 4敗 勝ち点4 勝率.666
           (3)法政大 8勝 4敗 勝ち点3 勝率.666
           (4)明治大 7勝 6敗 勝ち点3 勝率.538
           (5)立教大 4勝 8敗 勝ち点1 勝率.333
           (6)東京大 1勝10敗 勝ち点0 勝率.090


裁判に対する感想

 私たちは、お風呂上がりに綿棒で耳掃除をします。普通はそれで十分です。
 自分でできることですが、人にやってもらうと丁寧に耳掃除をしてもらうことができます。
 耳掃除は、30分から丁寧にゆっくりしてもらっても60分程度のものです。
 自分ではうまくできないために、赤ちゃんの耳掃除をしてもらいにくる母親もいます。
 消毒まできちんとしてくれるので、耳の健康を保つために良いことなのです。
 30分2700円ですから、料金的にもそんなに高いとは言えません。
 耳掃除のお店に何時間も居座れば、ほかのお客に迷惑がかかります。従業員にももちろん迷惑がかかります。出入り禁止になるのは当たり前のことです。
 出入り禁止になるのは当たり前のことで、それぐらいのことはちょっと考えれば誰にでも理解できるはずです。思い悩むほどのことではありません。
 ほかのお客もいるということを考えて、節度を守ってお世話になっていれば、店が続く限り、美保さんがお店にいる限り、ずっと利用させてもらえたはずです。
 理由もなく入店拒否をされたりすることはありません。ずっと会え続けたはずです。
 商売ですから、常識的な利用の仕方をすれば、入店拒否などされるわけがありません。思い悩むほどのことではなかったはずです。
 耳掃除は、一歩間違えば鼓膜を傷つけたりすることになるので、耳掃除をしていただいている間は、体を動かさないようにします。痛いときには「痛い」と叫びます。耳掃除の間は、相手に自分の命を預けていると言っても過言ではありません。
 相手を信頼できなければ、頼めることではありません。
 そんな大変なサービスを何度も受けながら、恩を仇で返した行為は許されるものではありません。

 以下は、引用です。
『 本件は誠に身勝手で短絡的な動機に基づく犯行といわなければならないが、他方、当時の林被告は、江尻さんに対して恋愛に近い強い好意の感情を抱いていたからこそ、来店を拒絶されたことに困惑し、抑うつ状態に陥るほど真剣に思い悩み、もう江尻さんに会えないとの思いから絶望感を抱いた。抑うつ状態をさらに悪化させ、結局、強い愛情が怒りや憎しみに変化してしまったことから殺害を決意するに至ったと認められる。』

 これは、裁判所が無理をして作り上げた作文としか言いようがありません。

 以下は引用です。
『 しかし、林被告は恋愛感情という言葉の定義にこだわり、「江尻さんに対して恋愛感情は持っていなかった」「どうして来店を拒絶されたのか、その理由が分からなくて悩むようになった」などと述べるにとどまっている。そのようなことにこだわるのでは、事件を真剣に振り返り、本当の意味での反省をしていることにはならない。』

 林被告の「江尻さんに対して恋愛感情は持っていなかった」という言葉は本当だと思います。何度も通ったということですので、信頼感は持っていたはずですが、美保さんの耳かき技術を信用していただけで、恋愛感情はなかったかもしれません。恋愛感情があったかどうかは人には分かりませんが、本人が「江尻さんに対して恋愛感情は持っていなかった」と言うのですから、間違いありません。それに、愛情があれば、腹が立つようなことがあっても凶行に及ぶことなど絶対にあり得ません。
 独身だったこともあり、何でも話を聞いてくれる話し相手が欲しかっただけだと思います。
 それなのに、なぜ凶行に及んだのでしょうか。
 美保さんは、腰を痛めていたので、コルセットをはめてサービスをしていました。
 そんな人に対して、つけまわしをした上に自宅まで行って凶行に及ぶとは、どういうことだったのでしょうか。林被告は、本当の理由をまだ何も言っていないように思います。
 本当のことは「恋愛感情はなかった」ということと、「凶行に及んだ」という事実だけです。
 何者かの命令や脅しによりという可能性も、0%ではないと思います。
 「吉川」という偽名を使って店に来ていたという点も気になるところです。なぜ偽名を使う必要があったのでしょうか。徹底的に追及すべきです。
 これだけのことをした以上、それなりの理由が必ずあると思います。
 発作的や思いつきや一時的な感情でできることではありません。


裁判員制度

 裁判は怖いものというイメージがあるし、よくわからない世界ですが、裁判所の速記官の養成をやめたころから、いろいろな問題が出てきたように思います。
 速記官の代わりに出てきたのが、法科大学院とか新司法試験制度とか、裁判員制度とか、給費制から貸与制へとか、いろいろ新しい動きが出てきました。

 素人である裁判員を、最も高度な判断を要する裁判に参加させるなんておかしいのではないでしょうか。
 死刑を科することは人を殺すことですから、プロでも嫌なことですね。できれば避けたいと思うのは当たり前です。
 そんな難しい判断にいきなり素人を起用するなんておかしいですね。
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