僕も原告の一人となっている裁判の原告側意見陳述がありました。
◎石原仏語蔑視裁判 「職業に対する誇り徹底的に傷つけられた」 原告が意見陳述
石原慎太郎東京都知事の「フランス語は国際語として失格」との発言に対して、フランス語関係者らが損害賠償などを求めている裁判で24日、原告の一人が意見陳述し、石原の暴言で受けた「精神的苦痛」への償いを求めました。
この日東京地裁で行われた意見陳述には、首都大学東京への「就任承諾書」を提出せず、旧制度の都立大学でフランス語、フランス文学など教えるを菅野賢治人文学部助教授が立ちました。
菅野助教授は、都知事のフランス語侮辱発言の背景には、当時進められていた都立大から首都大学東京への移行が都知事のトップダウンで進められ、それに反対し話し合いを求めたフランス語やドイツ語の教師への敵意があったとし、都知事が「ドイツ語の先生が10数人いて受講者が4人しかいない、フランス語の先生が8人いて受講者が1人もいない」などの事実とは違う情報を繰り返し、「数の勘定もできないフランス語にしがみついている手合いが、結局反対のための反対をして」いるとの暴言につながったと指摘。
自分と考え方や主張を異にする人々をことごとく罵倒、否定し尽くすことで自分の言い分に価値を持たせようとする石原氏の政治・行政手法によって、公の場で事実無根の中傷を受けたとする菅野さんは、みずからの職業に対する誇りを徹底的に傷つけられ、生涯通じて忘れ去ることのできない精神的苦痛を強いられた」ことへの法的な償いを求めました。
石原都知事は2004年10月、都庁で開かれた首都大学東京をサポートする組織の設立総会の祝辞で「フランス語は数を勘定できない言葉だから国際語として失格しているのも、むべなるかなという気がする」と根拠のないフランス語批判を展開。これに対し、フランス語学校経営者、大学教授、ジャーナリスト、フランス語学習者などが、新聞紙上への石原知事の謝罪広告掲載と損害賠償を求めて昨年7月東京地裁に提訴したもので、二次訴訟と合わせて35人が原告となっています。
みなさんも原告になりませんか?
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