とんでもない記事を見つけてしまいました。
『東京都議選24日に告示 自民、民主の攻防焦点
与野党の首都決戦で、国政に対する民意の指標として注目を集めている東京都議選が24日、告示される。今年予定されている唯一の大型選挙で、
自民、民主両党の攻防が最大の焦点。7月3日に投票、即日開票される。
42選挙区の127議席をめぐって立候補を予定しているのは220人。
明確な争点はみられないが、各党の態勢は国政選挙並みで、民主党は政権交代への足掛かりにしようと意気込んでいる。
立候補者数は、1997年の前々回(264人)から2回連続で減少し、2001年の前回より24人少なくなる見通し。前回に比べ、無所属候補の減少が目立つ様相を見せている。
(共同通信) - 6月22日』
ちょっと待てよ。どこに視点を置いたら、こんな記事が書けるんだ?
最大の争点は「
石原のやることに何でも賛成する都議会かどうか」だろう。
実際127議席のうち、共産党の15議席以外の会派は、石原のやることのほぼ全部に賛成してきた。その結果、われわれ都民の暮らしはどうなったのか?
無駄遣い海外視察という名目での「豪遊」
まずこの問題は共産党の告発から始まる。
http://www.jcptogidan.gr.jp/togi05/pdf/050510.pdf
それに対し、他党は反論する。
http://www.komei.or.jp/news/daily/2005/0526_05.html
http://www.daishicomcom.com/topdocument.html
さらに共産党の再反論
http://www.jcptogidan.gr.jp/html/menu5/2005/20050525192025.html
そもそも「海外視察」は本当に必要か?
われわれが海外で見聞を広げにいく場合、「できるだけ安く上げる」のが基本だ。一昔前と違い、今は日本で調べられることは格段に多い。徹底的に調べ上げ、最後にどうしても必要な部分だけは現地で調査する、という姿勢があるのだろうか?
各党の反論の基調は「そんなに高くない」だ。いや、そうではないのだ。
絶対額の話をしているのだ。そんなに「カジノ視察」をしたければ、自費で行きなさい。まゆこのお父さんはそうしてます。
臨海副都心開発
「開発」ってそんなに必要ですか? 要するに「自然破壊」でしょう?
しかしこの問題にいたっては、共産党以外は全く取り上げない。
http://www.asyura2.com/0502/senkyo9/msg/646.html
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-03-26/04_03.html
民主党(酒井大史)がこんなことを言っている。
http://www.daishicomcom.com/2005touron.html
「平成17年第1回都議会定例会討論(3月30日)
私は、都議会民主党を代表して・・・
その他知事提出の全議案に賛成の立場から、討論を行います。
まず、第1号議案「平成17年度東京都一般会計予算」についてです。
歳出においては、「福祉と保健」「都市の整備」以外は軒並み前年比減となっており、
「福祉と保健」の増442億円についても、所謂「三位一体改革」による国民健康保険都負担金等466億円の負担増によるもので、
実質的には前年比24億円減と言えます。こうした中にあっても、財政構造改革を進めつつ、都民生活の安全確保、都市機能の拡充、福祉・医療の充実、東京の産業力の強化などの課題に施策を厳選して重点的に予算を配分しており、
評価できるものになっています。
なお、予算に関連して、臨海三セクの破綻処理について一言申し上げます。
3月28日、予算特別委員会において、予算案が可決されたその日の夕刊で、「都が三セク破たん処理」との見出しで、3月31日に、東京都が出資する東京ファッションタウンとタイム24とが、東京地裁に民事再生法の適用を申請すると報じられました。
予算案とは直接関係ないとはいえ、臨海開発に関する第三セクターの破綻という事実は、都政においては、極めて大きな問題であります。こうした事実を議会が終わるまで隠蔽しようとした東京都の行為は、これこそまさに議会軽視であり、強く抗議するものです。」
それでも、石原のやることには大賛成なのです。
自然破壊といえば、高尾山貫通トンネルもそうです。
http://homepage3.nifty.com/takaosan-tengusaiban/index.html
「
日本人は自然を愛する優しい民族」なんでしょ?、「愛国者」のみなさん? 石原さんは自分のこと「愛国者」って言ってるんじゃありませんでしたっけ??
子育て支援うちは子育って真っ最中。東京はまだ「まし」なのです。乳幼児医療費は無料です。しかし、これは「天から降ってきたもの」ではありません。「運動」があったから実現したのです。今は、それを拡充しようという運動があります。しかしそれに反対してきたのは石原与党のみなさんです。とんでもないのは公明党です。あらゆる請願に反対しておきながら、選挙前にいきなり、「中学生までの医療費無料を実現します」などと言い始めた。じゃあなんで今まで反対してきたのですか??
保育園への助成も削られているのです。うちは私立の保育園に行っています。本当に良くやっていただいて感謝しています。しかし、人員が十分だとはいえません。手の届いた保育をするのには、それなりの人手が必要です。雇うためには金が必要。その金がないのです。安心して預けられる保育園があれば、子育ても楽になり、こどもを作ろうという人も増えるでしょう。こどもは宝=未来。こどもを大切にしない国に未来はありません。
民主党は保育園助成を廃止して、2万円の金券を配るという政策を発表した。あまりにばかばかしい案で徹底的に批判されて引っ込めたらしい。。。 「子育て支援」ってみんな言うんだよね。でもやってきたこと、これからやろうとしていることで判断しないと。
まだまだあるんだろうけど、今日はここまで。

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