今回の旅の大きな目的の一つが、ユマニテ祭での「交流」でした。

これは、Montreuilというパリ郊外の市(伝統的に市長が共産党員)のブースでの一場面。

今回の旅の受け入れ団体である「Le Mouvement de la Paix(「平和運動」)のブース。ここでdébat(討論と言うより、意見交換会という感じ)に参加しました。

まず、今年の夏、広島・長崎を訪問したCharlotte(シャルロット)が、被爆地や原水爆禁止世界大会の様子、博物館や被爆者の証言の感想などを語りました。

真剣に耳を傾ける討論参加者

9条改悪の危険性、9条改悪はアメリカとともに戦争をする国になることを意味すること、9条を擁護することの人類的意義などを語り、フランス各地で九条の会をつくることなどで「9条守れ」の声を上げることを訴えるねおき(僕も)。

あんなも発言しましたが、内容については、本人から語っていただきましょう。

9条Tシャツを着たおじさんも発言。

ちゃんと「アンゼラスの鐘」の宣伝もする僕

最後に、Oise(オワーズ県)のMonchy Saint Eloi(モンシー・サンテロワ)小学校の生徒たちが折った千羽鶴を、広島の平和公園にあるサダコ像にささげることを託されました。
この小学生たちは、大人に
・広島と長崎の参加を決して忘れないこと
・核兵器を廃絶すること
・平和な世界で自分たちをそだてること
を望んで、この千羽鶴を折りました。

終了後、フランソワに「原爆ドームTシャツ」をプレゼント

会場の外では、「核兵器廃絶に賛成か反対か」を問う投票を実施

投票に協力してくれた人には、「原水協バッジ」をプレゼント

おじさんのコレクションに、「原水協バッジ」が加わりました(ルイージ撮影)

僕もいっぱいつけたよ

折り紙の鶴を教えるあんな

みんな喜んでつくる
実のところ、討論の内容をあまり覚えていません。
というのは、通訳しながら(不完全だけど)、自分の意見も言い、日本語とフランス語が混ざり合って、頭の中はかなり飽和状態でした。これは、この先各地での交流にも言えることですが。。。
次回の旅への教訓としては、「専属カメラマン」「専属通訳」の存在が挙げられるでしょう。
(白黒写真はルイージ提供。次回は専属カメラマンよろしく)

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