泉橋酒造の季節限定品、
とんぼラベルです。
原料米 山田錦
アルコール度数 18度以上19度未満
精米歩合 麹米50% 掛米58%
上槽日 2010年1月22日(上槽とは、もろみから生酒を搾ること=絞り粕が酒粕)。
購入日 2010年2月24日
「何かいいのありますか?」
いつも、そう言って店に入るのですが、店主が、
「この前は、『
常きげん』でしたよね」と覚えていたらしく、
「じゃあ」と勧められたのが、「八海山」のしぼりたて原酒「
越後で候」でした。でも有名どころよりは、ということで、変わったとんぼのラベルにすることに。「越後で候」も、もちろんおいしかったのですが。
この「とんぼラベル」は、8号まであるんですね。
で、どれもそれぞれ原料米や精米歩合、上槽日が違っています。
他のラベルも買って飲み比べてみたくなりますね。
なかなかうまい、経営戦略です。
「常きげん」もそうでしたが、開封直後から、日が経つにつれて味わいが増すようです。それは無濾過生原酒の特徴なのでしょうか?
フレッシュさからくる呑みやすさもありますが、飲んだ後の余韻が結構長く続きます。ラベルには表記はありませんが、日本酒度で言うと、3〜4でしょうか。
自家米で醸造するというのも、作り手の意気込みが伝わってきます。
いいものに出会いました。

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