後頭部に枝が刺さった1歳7ヶ月の男の子が脳挫傷で亡くなりました(千葉市動物公園で4月に起こった話です)。
この子の父親はテレビで「公園に謝罪してほしい」と言っていました。
親として率直な感情でしょう。
しかし、さつきの植え込みが「凶器」となると、誰が考えるでしょうか?
小さい子を持つ親としては、最大限の注意を払っていたことでしょう。
それでも防ぎきれなかった。
誰かに責任がある、と言えるものではないのではないか。
(5月)20日の夜、TBSラジオの「アクセス」という番組を聞き流していると、麻木久仁子が、ベランダから幼児が転落して死亡すること等を例に挙げ、「親として注意するのは常識」と、「自分は常識人」をアピールするような発言をしました。
残念ながら、子どもの成長・想像力は親の想像をはるかに超えています。
5秒前にできなかったことが今できるのです。
さっきベランダに何もなくても、今見るとどこからか踏み台にできるようなものを持ってきて上っているのです。
絶対に事故がおきないようにしたいなら、子どもを檻に入れておくくらいしかありません。そんなことができますか?
残念ながら、最大限の注意を払っても防ぐことのできない、まさに「不慮の事故」は起き得るのです。
その時親はどう対処できるか?
そんなことより、「今」、最大限子どもを愛することを考えた方がいいのか。。。

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