ルーちゃんが
「我が家のにゃんこ」になって4年がたちました
今日はルーちゃんとの
「出会い」の時のことを書きます
4年前の別府にて・・・
朝から台風情報を見ていて「夜には台風がくるでしょう」とのことだったので トォチャンと買出しに行くことにしました
マンションの駐車場に行く途中 バイク置き場があったのですが 一台のバイクの上に三毛猫がいました
先に車に行っていたトォチャンの所まで行き「バイクの上に三毛猫がいたよ〜!!見た〜!?」ってきいたのですが トォチャンは気がつかなかったそうです
「一緒にまだ三毛ちゃん居るか見に行こうよ〜」とトォチャンを車から誘いだしバイク置き場に行きました
まだ三毛猫はバイクの上にいました
ト・・・「まだ小さいね〜」
マ・・・「台風来るのに お母さん猫はいないのかな〜」
ト・・・「捨てられたのかな〜」
マ・・・「台風着たらこの子死んでしまうかもよ〜」
ト・・・「・・・」
何故「・・・」かと言うと 2年前に捨て猫を拾い家に連れてきたのですが リーくんがその子から病気を貰い 大変だったからなのです
そしてもう一つ この子は助からない病気だったのです
病院での診察の後1週間家で飼っていたのですが 病気が酷くなるばかりで最後は入院することに・・・
結局病気は治りませんでした
先生は「よく1週間もった」とビックリして言っていましたが それほどこの子は酷い状態だったのです
その子は黒地の三毛猫で「メイ」という名前を付けていました
トォチャンはメイを埋葬する時 素手で穴を掘りメイのお墓を作りました
爪から血が出ていましたが それでもトォチャンは「メイの為に出来る最後の事だから」と最後まで素手で堀続けました
その事がずっと頭の中にあったらしく 新しいにゃんこを迎える事に躊躇していました
マ・・・「この子どうするの!?」
ト・・・「オレの背中に飛び乗ったら連れていってあげるよ」と突拍子もないことをいきない言い出しました
私は祈る気持ちで三毛猫に「背中に飛び乗るのよ」とココロの中で叫びました
ピョン
信じられないことに その子はトォチャンの背中に飛び乗りました
栄養失調でヨロヨロでおまけに傷だらけなのに・・・よくジャンプできたと驚きました
そのまま三毛猫を抱きかかえ病院に行きました
「メイの様な病気でありませんように」とココロの中で呟きました
診察の後・・・
少しの病気はありますが お薬で治るとの事・・・
ホッとしました
この時のルーちゃんは2ヶ月半で体重は600g ガリガリで顔は傷だらけでした
今ではトォチャンの背中に乗ることはありませが(何故かトォチャンを避けている)あの時は助かりたい一心でトォチャンの背中に飛び乗ったのでしょう
最後にトォチャンが「オレがダメと言っても○○○ちゃん(私に名前)はこの子を拾うつもりだったから オレをバイク置き場まで連れていったんだろ」と言われてしまいました
私も「三毛猫だったので○○くん(トォチャンの名前)も飼ってもいいって言うと思ったから」と言いました
「メイの生まれ変わりだと思ってメイの分まで幸せにしたい」とトォチャンは言いましたが ルーちゃんにその気持ちが届いているのやら・・・
我が家のアイドルは そんなトォチャンの気持ちを知ってか知らずか トォチャンには少し冷たいのです(可哀想なトォチャンです)


0