こんばんは^^♪
突然ですが
今週末
HARDYJAMESより、新作のコートを発売します^^
って、突然と言っても、いきなりイメージを作って、いきなり完成するわけではありません
HARDYJAMESの物づくりは、最低でも2年位前から構想がスタートして始まります。
始まります・・・って言っても、俺はその時何も知らないんですけどねwww
ただ、USN-41のいろいろな動きは見てるので、振り返ると「あのときのあれって、これだったのか」って感じで、だいたい2年・・・長くてもっと3年とか、それ以上かかっているときもあります。

(懐かしい写真出てきたなww)
けっこう短いスパンでアイテムをリリースしているので、そんなに構想期間とかかかってないんじゃないかって思われがちですが、同時にいろんなアイテムの構想をねっているからスパンも短くなるわけです。
つまり、こうして新しいアイテムをリリースしている時点で、もうすでに何年、何ヶ月という風に進行しているアイテムが待ち構えているというわけです。
そしてまた、ロケット鉛筆のごとく、新しいアイテムがリリースされたら、次のアイテムの構想がスタートするわけです。
ただ、それはアイテムの進行具合だったり、いつどのタイミングにリリースするかというのはUSN-41次第というところなので、オレのわかる部分ではありません。
一気にたてこんでリリースされることもあれば、ちょっと期間があいたり。
もちろん、構想から作成中にうまく進まないこともマレにあったり。
ものづくりって大変なんです。
USN-41の場合(HARDYJAMESの場合)
ブランドの世界観がまず存在し
その世界観とストーリーに基づいてものづくりをします。
例えば
もう何年も前にリリースしたアイテムですが
COMBAT ENGINEER JACKET
COMBAT ENGINEER TROUSERS
これは、架空の軍(この世に存在しない軍)に支給されている、軍の施設員用の作業服
という世界観で作られた物
こういった風に、妄想遊びというか、なんというかちょっとニヤニヤってなるエピソードなんかを勝手に作って、それをひとつひとつのHARDYJAMESアイテムに設定して作っています^^
そして、そのアイテムひとつひとつが独立した単体で存在するのではなく、アイテムひとつひとつにつながりがあって、全体で見たときに大きな世界観ができあがるのです^^
なので、パッと出の案や、流行を追いかけて作るとか、そういったことは一切ありません。
さて、前置きは長くなりましたwww
そういうわけで
また今回
新しくリリースされます
HARDYJAMES
DECK COAT
皆さん、ダッフルコートってわかりますか???
おそらく、ある程度、半分くらいの人が「あぁ・・・なんとなく」って感じでわかるかと思います。
次の質問です
ダッフルコート持ってますか???
おそらく、ほぼ全ての人が
「いいえ」
だと思います。
そうなんです。
実はダッフルコートってメンズファッションでは不人気のアイテムなんです。
じゃあ「不人気なので作りました!!!!」みたいな、あまのじゃく的な発想でもございません。
まず、ダッフルコートの歴史をたどると、もともとは漁師の服だったそうです
雨風を防ぐためのゆったりしたサイズ感
止め具は、船の網をつなぎとめる留め木でできていたり
手袋をはめたままでもボタンの止め外しができる作りだったり
そんな歴史からはじまったダッフルコートは
やがて、第二次世界大戦ではイギリス軍で着用されるという歴史があります
つまり、ミリタリーとしての歴史もあるわけです。
うんうん。
その後、軍放出品として大量に、安価に放出されたダッフルコートは、大学生の中で
「暖かくて、なおかつ手に入れやすいコート」
として流行します。
なので、「スクールコート」って呼ばれ方をすることもあります。
で、なんで今回HARDYJAMESからリリースされたかといいますと
それは、USN-41が着たかったからwwwww
この最近リリースされたアイテムを見るとわかると思いますが
DECK-Tとか
ロックスターパンツとか
これらが今販売されているということは、数年前からUSN-41の中で「フレンチスタイル」が気になっていたそうです。
とはいえ、ここ数年をさかのぼってもわかりますが
世の流れにはフレンチファッションのフの時も感じないくらい、まったく逆の流れだと思います。
これでは、取り扱いブランドだけではフレンチスタイルは作れない・・・と感じたUSN-41
そこでいろいろと動き出し、いろんなアイテムを作り始めたりします
ちなみに
今度取り扱い予定の
サンダース
こちらも、その流れで取り扱いをスタートすることになったアイテム
その他にも、フレンチにぴったりなピースが今ではそろい、USN-41のイメージするスタイルが出来上がっているこの2021秋冬ってわけです。
ま、その最後のピースといいますか
季節的にこれからそのフレンチスタイル、CL.1978が提案するネオフレンチスタイルに必要不可欠
って事で
今回のDECK COATを作ったというわけです。
HARDYJAMESとして目指したダッフルは、過去の軍物のレプリカではありません。
かといって、まじめでかわいいだけのダッフルでもございません。
ダッフルコートの、昔ながらのディティールは大事にしつつ
超高機能中綿を使い、軽さと暖かさをもち、生地のしなやかさでゴアつきをおさえ
とにかくかなりイイ仕上がりになっています^^
百聞は一見にしかず
ぜひ、店頭にてご確認ください^^♪
10/22 金曜日
on FLOOR
DECK COAT IMAGE
では、今日はこのへんで
今日のショット
SANDERS