靖国参拝を売国行為の免罪符に利用する奴は靖国に来るな!
好意的にみている桜井女史だが、
今週の週刊新潮への寄稿文の、
”総理は国益をかけて8月15日に靖国参拝をせよ”
という表題には正直ずっこけてしまった。
普段は読みの鋭い桜井さんであるが、
彼女も指摘した売国的行為をさんざん働いてきたコイズミの、
”売国的所業を免罪させるパフォーマンス”として、
”靖国参拝が利用されている”側面を見事に見失っている。
訪米のとき、
”戦後やってきたアメリカ進駐軍は、自分にとって解放軍だった”
とコイズミがアメリカ首脳にポチッた話は有名だ。
(確かに朝鮮人にとっては解放軍だったかもしれないが・・)
だが、多くの日本の将兵は、”アメリカに日本を占領されまい”と命をかけて戦ったのではないか?
靖国に祀られている英霊の多くは、そのアメリカとの戦争で散っていった御霊ではないか?
”真摯に靖国参拝をするこころ”の持ち主なら、
”アメリカ進駐軍を日本解放軍と感じた”なんて言葉が思い浮かぶはずがないと思う。
最初は気づかなかった人が多かったが、今では、コイズミの本音が靖国の政治利用にあることは露呈している。
おそらく”ほかの人がやれないことないかな”と自己顕示の思いつきの先に、”靖国参拝”を公約に掲げたに過ぎないのだろう。
いったい”靖国は自分のこころだ”という総理だが、総理になる前に何回、靖国を訪れたのだろう。
ヘタしたら、あの土井たか子よりも参拝回数は少ないんじゃないだろうか?
※
桜井女史には良識ある保守派として、自己の影響力には十分留意してもらいたかった。
首相の靖国参拝は、建前はともかく、実質的には、中国にも、韓国にも、たいした打撃にならない。
むしろ領海侵犯に毅然とした防衛行為を実施するとか、
予算却下した地対地ミサイル、攻撃型潜水艦の配備など、
反撃力を高めることで抑止力を高められるほうが痛いだろう。
(北朝鮮ミサイル事件の時、中国が大幅に折れたのは、攻撃力整備を求める日本の世論の沸騰も一因)
だが、コイズミは、そうした実質的な国益防衛については、”ヘタレ”ぶりを連発していた。
北にミサイルを打ち込まれたときも、
人気のない麻生氏は、毅然と”宣言違反であること”を、最初から明確にしていたが、
人気のある官房長官は”宣言違反の疑いがあるかと・・ふにゃらら”と直後は”ヘタレ”まくっていた。
(ニュース画像が、直後のヘタレ会見画像から、毅然会見に差し替えられたことを知らないで、
官房長官は毅然としてりっぱだと持ち上げるアンポン君が異様に多いが・・)
また防衛予算編成では、馬鹿か?ワザとか?
極東有事の抑止力になるミサイル、潜水艦を狙い打ちにカットした片山を、チルドレンとして重宝した。
一番許せないのは、拉致問題を人気取りに利用するため、幕引きと資金援助の裏約束までして、
拉致被害者の部分的な帰還で手打ちし、コイズミ外交の成果を演出しようとしたことだ。
(その陰謀を粉砕した安倍氏の貢献は大いに評価する)
総理でありながら”国よりも自分を優先する”男・・・・・
亡国行為を、自己顕示を満足させるために乱発させ、国をないがしろにした自己チュー総理・・・・
そんなトンデモ男の、数え上げたらきりがない亡国行為にも、
今回のような桜井女史の言葉があると、りっぱな免罪符が与えられてしまう。
※
桜井さん、トンデモ総理でも、靖国に参拝すれば、売国奴から憂国烈士になれるのでしょうか?
”毅然として8月15日に靖国参拝をして、中韓に屈せず、国益を守り抜いた”ヒーローになれるんでしょうか?
さんざん、”日本”という国に泥を塗り、”日の丸”に泥を塗った総理が、どうしてヒーローになるのか?
くりかえすが、桜井女史には良識ある保守派として、自己の影響力には十分留意してもらいたかった。
※
桜井さん!!
”昭和天皇メモのリークは、反小泉の親特亜勢力の陰謀である”という見方もあるでしょう。
”リーク”は政権中枢の森派を中心とした、特亜との手打ちのシナリオに基づくものであり、
次期総理の参拝をやめる口実を与えるものである、という見方もあるでしょう。
その流れの中で”8月15日の靖国参拝”をしなかったら
”総理の靖国参拝を逆の意味で政治利用しようとする”特アに、
付け入る隙を与えることになるから”参拝すべきだ”という見方もあるでしょう。
でも、そうしたもろもろを差し引いても、
憲政史上、もっとも”日本”をコケにしてくれた、”なりすまし特亜”の総理を、
”靖国”のヒーローにするのは悲しすぎませんか?

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