名古屋市東区橦木町には、明治・大正期の建築物で和洋折衷の旧館がいくつか残っている。その中で陶磁器商であった井元為三郎氏の旧邸は、井元家の現当主のご好意で、井元邸を愛するまち人により、維持管理されている。かって橦木館として市民グループが共同利用した時期があった。昨年度から東区を活動拠点とする3つの市民グループ(東区ガイドボランティアの会・NPO法人まちの縁側育くみ隊・東区まちそだての会)が協力して維持管理し、毎週土曜日に一般公開し、洋館・和館の座敷・茶室・蔵・庭園の素晴らしさを味わってもらっている。
今後の見通しについては、大変厳しい状況であるが、1日でも長くこの美しく、落ち着きのある旧館の風情を一般の人々に知ってもらおうとこのブログを立ち上げた。写真やその時々のイベント情報などを載せていきますので、もしこのブログをご覧になられて、興味をお持ちになった方は、一度、橦木倶楽部に足を運んでください。

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