TAMO2ちんの日常

餘部鉄橋を見に行った次の次の日に回送列車が落っこちた。
小生が見に行った日は、天気が良いけど風が強かったことを覚えている。

カニ工場も覚えている。

さすがに、事故の報道では一緒に行った連中と一緒にびびった。

あの鉄橋も、この冬で見納めとか。

ジジェクを読みつつ、共産主義者同盟火花のサイトを覗いたりする。
http://www.bekkoame.ne.jp/tw/hibana/h304_1.html

ジジェクは、正しくもリベラルの限界を明示する。しかし、彼が迫り来る革命で述べる＜生＞政治は、恐ろしい。これは、リベラルが不能になった地平で、様々なモノ・コトがむき出しになったときの政治だ。最大のむき出しは、権力＝暴力であろう。言論の自由という泣き言＝欺瞞を言うメンシェヴィキに対して、諸君らを処刑する自由を許せという、ボリシェヴィキ。この場合、文句なしにボリシェヴィキは正しい。言論が直裁に行動に移行し、それは命のやり取りに移行する状況だからだ。しかし、それは今の日本の平均的左翼には受け入れられないものだろう。我々が現段階でなすべきことは、このような状況に移行させないことだ。（万が一、移行してしまえば、断固として状況を引き受け、「異常事態」から脱出するために、処刑、内戦をも厭わないことだ。リベラリズムは後景に押しやるしかない。）ボリシェヴィキを呪詛することは、天に唾することだ。

リベラリズムは社会的緩衝（バッファ）が厚くあるときに可能な幻想的イデオロギーなのだ。モナドな個人がその有り余るパワーを振り回しても、直接的に周囲に影響を与えず、鈍化する限りにおいて。要は、無毒＝無害＝俗化するという条件で、だ。この範疇でこそ、寛容な態度、他者との共存は可能なのだ。「火の粉が降りかからないかぎり、好きにして」と。だが、火の粉が降りかかるようになれば？？

民主主義と革命の関係について考えたときに思ったことは、民主主義がモナドの無関心を許容するのはいいとして、それが最悪を齎す可能性を有するということだ。想定したのは戦前日本。戦前日本は様々な制約があったと言っても、民主主義的行為は今よりあったと戦前を生きた人に聞いたことがある。昭和初期、東北では餓死や娘の身売りという話があった。都市住民は総体としてそのことに無関心であった。論理／理性ではなく、感情で農村生まれの青年将校は決起した。青年将校の決起を民主主義の否定として斥けることは今の常識を前提とすればたやすい。「民主主義を守れ」と怒号することも可能だ。だが、民主主義を破壊したのは本当に青年将校なのか？　彼らや右翼（例えば血盟団）をして民主主義を破壊せしめたのは何か？　そこまで考えなければならない。イスラムのテロリストの行為について、アメリカの責任を問うことと同じ論理で、戦前右翼や将校のテロ行為について、彼らの＜他者＞の責任を問う必要があると思う。

これは決して過去のことではない。思い浮かぶのはニート・フリーター問題への我ら正社員のまなざしと関心である。これについての態度を誤ると、民主主義は失効し、＜生＞政治＝革命などに　突き進む必然の道へ至るだろう。ファシズムやら「共産主義」は、それを憎むことでは解決しないのだ。

とりあえず、これ。民主主義やリベラリズムが一皮剥けば欺瞞と限界に満ちているにしても、それでも「良い」ものである。
http://www.geocities.jp/sakusyu2006/index.html

本田透尊師が本を執筆されたようだ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062137763/shirohata-22

我らが「しろはた」より、一部引用。
http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/index.html
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80年代、マルクス主義の崩壊によって恋愛が資本主義の商品になってしまったのと同様、哲学というジャンルもまた「モテのための『知』という商品」にされてしまった、という状況をうれうとともに、20世紀終盤に入って哲学という文化が終わったのはなぜかということについても考察しています。

物凄く尊敬している職場の野球部の先輩で、かつ労組幹部のおっさんに小生が「こういう人間である」ことを言う必要があり、色々相談に乗っていただいた。

ネットでTAMO2名で調査して、面食らったみたいだ（笑）。で、「職場で同志を募って、コトを起こす気はあるの？」と言われた。即座に思ったのは、「そりゃあ、昭和中期まで有効な方法でっせ」ということだけど、まあ、こっちの世界の素人さんに本心を伝えるのは中々難儀なので「いやあ、そんな気はおまへんわ」と答えた。

勿論、職場の問題点や、化学産業の置かれている問題点については、労組の方々に劣るとしても自分なりに把握しているし（イデオロギッシュな方々は連合労組なんかを簡単にバカにする馬鹿がいるけど、ナメたらあかんで）、その自分の周りの状況を良くするために生きる必要はあると思う。でも俺、管理職なんだよな。そういう職場のことは、管理職という立場でやるのが筋だろう。（別筋のエグい先輩から、色々学んだし（謎笑））

さて、政治的なことに戻る。労働組合がいかにしてこの方面で脱臼〜中吊りされたかを書くのはしみったれたことになるので書かないけど、本来、勿論、そういうことをしてもＯＫだと思う。筋さえ通せば（この辺で脱臼）。だけど、政治「意識」で狂気の世界に足を突っ込んでいる小生が、あの比較的恵まれた職場では「同志」が募れるとはなかなか思えない。もし、見つけたとしても（実際何人かは同志と思える人もいるが）、職場単位などで動く気はない。労組的・職場的な動きはあくまで、顕然・隠然ともに多数派でなければこじれるだけだからだ。日本はそういうこじれに耐えられるほど「民主的ではない。」

週刊ベースボールに江夏豊氏の「球人蔵」という連載がある。今週発売のものは、渡辺謙太郎氏（先日逝去されたアナウンサー）である。ｐ８０から少し引用。

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当時、東京の放送局にとってはもう、巨人しかなかった。（略）東京に行くたびに、いじめられたものである。というのは、放送では嫌味をタラタラ言われ、ヒット１本の伝え方にしてもまったく違う。巨人の選手が打てば大いに祭り上げられ、阪神の選手が打ったところで、なんでこんなところで打つの？　と言わんばかり実況を平気でされた。
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勿論、渡辺氏はそういうことを言う人じゃない。全く逆である。

さて、そういう放送は、江夏−田淵の黄金バッテリーを知る時代、ありふれたものであった。巨人びいきはえげつなかった。しかし、それが「公正な放送」とされたのである。阪神を応援しているものとしては、「公正な放送」というお題目を子供にして疑わざるを得ないのだ。

ましてや、近鉄ファンなどのパリーグファンとしては、放送そのものがないわけで、もっともっとマージナルなのである。

巨人ファン以外の野球ファンは、子供にして世の中の嘘と欺瞞を知るのである。

先日の文章だけなら、右翼が左翼以上に未来がないように見えてしまう。左翼以上に困難なのは確かだけど、同時に、左翼以上に開かれている面があるとも思った。

今日は少し題を変えて。保守と分類されるべき右翼は歴史や伝統を大事にする。先日の文章にも書いたが、日本においてはそれは断絶・逆説・転変の上にある。それらを統合するものとして、天皇を右翼は担ぐ。だが、今上天皇は「語らない」ことが仕事だ。幻想そのものだ。語らぬことによって、戦前以上に現人神たりえている、と言えば、怒られるだろうか。

これにより、天皇なる容器には、歴史や伝統というものを何でも入れられる。すなわち、「俺の天皇、私の天皇」なのだ。だがそこに小生は天皇（制）の凄さと怖さを感じる。それに対して、今上天皇は語らない。

不敬という言葉がある。うん、この文章も不敬と言って怒られそうだ。だが、ある考えについて、それは歴史や伝統ではない、と言って怒る人は、天皇に敬意を払っていることになるのだろうか？　天皇は断絶・逆説・転変を呑み込んで生きてきたのだ。だから、旗や歌を強制する立場の人に「強制は良くありません」と言われたのだ。民主主義を否定するものを否定しなければ、民主主義を擁護できない逆説と似ている。原理・原則にかかわるところにあって、今上天皇ははじめて意味のあることを語った。

もし、右翼がそのような態度を採り、旗・歌を否定するものも「日本の歴史である」と容認することが出来たら？　その時、はじめて彼らは天皇の赤子足りえ、日本の断絶・逆説・転変の歴史と伝統をしっかり受け止められるだろう。これは、恐ろしい統合である。

以上、天皇系右翼に関して。

心情的には小生は極右である。そんな小生がチャンネル桜の出演者の方々と話す機会があった。勿論、右翼も左翼と同じく、様々な立場やお考えがあるのは知っている。その中から共通の何かを抽出することは、左翼以上に難しいことかも知れない。

それでも、右翼と言われるものは、常々左翼以上の困難を背負い込んでいると思ってきたし、例の対話からその思いは強まった。この困難は、「克服すればどうにかなる（＝弱点）」などというものではなく、「どうあがいても実現できない（＝不可能性）」ではないかと思えるものだ。


日本の歴史は諸外国の歴史と同じように様々な断絶を、時間・空間的に含みながら進んできた。同じ概念でさえも。例えば、大和魂とは、元々はもののあはれを知る心＝無常観である。これは、仏教にインスパイアされたものであろう。しかし、明治維新という断絶前後に廃仏毀釈のせいかどうか、排外的な「大和魂」になった。他者の死に思いをよせるものから、他者に死を招くものになった。死と言えば武士道。五輪書のときは、必死こいて行き抜くすべが武士道。アホな大将ならば、家来が逃げていくのが武士道。ところが江戸時代になり、死ぬこととみつけたり、となったり、二君にまみえずになったり。１８０度違ってしまうのだ。

さて、武士。天皇から脱権したもの。権力は武士へ。権威は天皇。だが、庶民は権威のほうは忘れてしまった。水戸学派がその権威を再発見し、江戸幕府の打倒を根拠づけた。それは、天皇が死んでいたことではなく、天皇が塩漬けされていたという日本の歴史だ。それゆえに、天皇は共産左翼が妄想したような絶対主義者としては再登場できなかった。しかし、この場合、天皇はまさに新政府の「玉」なのだ。個人的には明治天皇は天皇を演じた、という点で物凄い人物だと思う。だが、明治時代に地方で天皇ごっこされてしまうようなシステムであり、当初においては軽い存在だったのだ。それを、明治政府は西欧に倣った教育によって庶民に広めたのだ。ロマノフのイコンをロシア人が飾るごとく、御真影を飾りながら。

また、天皇がカイザーよろしく措定されたことは、まさに西欧のまなざしではないか？　天皇陛下万歳を叫ぶ右翼は、実は西洋のまなざしの産物なのだ。明治日本の悲劇、そして日本右翼の悲劇はここにある。西欧帝国主義と鋭く対峙するものは、西欧のまなざしに呪縛されなければならない。そもそも、国粋が不可能だからこその開国、和魂洋才、天皇の再発見だったのだ。開国前にせよ、からごころを排すると宣言した本居宣長が示したことは、からごころなしでは済まない日本ではないか？

日本は諸外国なしでは日本ではなかった。ここにおいて、国粋系右翼の不可能性が明らかになる。言えるとすれば、そのような受容こそ日本の歴史であり、伝統である、ということだ。そして、そうであるがゆえに、連綿と続いてきたとされる天皇が大切とされるのだ。例え再発見されたとしても、再発見されるように続いてきた事実が大切なのだ。


では、非国粋右翼というものは？　これは、明治以降の歴史を見れば正統であり、世界的に見れば左翼的でさえある。話の分かる方々だ。江戸時代から民衆の知恵としての町人文化、堺や平野に代表される自治の伝統、要は、自由も民主主義も胚胎していたのが日本だ。右も左も日本で分化していなかった頃、自由民権運動に流れ、玄洋社に流れた部分だ。アジアに固着しながら。

だが、この部分は大東亜戦争（太平洋戦争）で背骨を叩き折られた。あるいは、困難な混線を引き受けさせられた。欧米と親和性のある自由・民主主義の流れに乗る彼らは本来、吉田茂のように正統にアメリカ的なものになじめるはずで、部分的にはそうである。だが、戦前、この潮流はアジアに固着した責任を引き受けさせられた。そして、規範として示されたものは過剰なアメリカである。彼らは押し付け憲法と言う。だが、その彼らが今のアメリカの「現実」主義に追随する。押し付け憲法というのならば、自衛隊は押し付け軍隊（補給部隊）だが。ここにはアメリカの複層性、矛盾が押し付けられる。日本の右翼とて選択している。だが、その選択自身が状況に強いられた、日本人が戦前にもっていた歴史との断絶を感じざるを得ないのだ。むしろ、日米安保粉砕！を叫んだ左翼のほうが、歴史的には明治日本の流れの中では正当にさえ思える。

ここに、非国粋（親米的）右翼の困難、あるいは「理想の不在」としての不可能性を見ざるを得ない。よって、（その気があれば、だが）ノウハウ的に弱点克服すれば大いなる未来があるかも知れない日本の左翼よりも、右翼は困難に面していると言わざるを得ない。


しかし、右翼には左翼にはない長所がある。それは、議論や理屈を無上のものにはしないという美風だ。上のようなことを思いつつも、思わずチャンネル桜に集まる皆様に共感するのは、この点においてである。

『若者はなぜ３年で辞めるのか？　年功序列が奪う日本の未来』（城繁幸著、光文社新書）

　年功序列。これは、戦後日本企業が、大量の若年労働力を確保し、安価で働かせるためのシステムであり、言わば約束手形であった。彼ら、特に団塊の世代が高齢者と言われるとき、大型不景気がやってきて、リストラの嵐が吹き荒れた。それでも、経営側と謂えども仲間の首を切るのは忍びない。大方の企業は新規採用を著しく抑制することで乗り切ろうとした。

　その口実の一つが成果主義である。しかし、著者が暴露し、小生も同意する（自分が働く会社を見て）ところによると、会社に入ってしまっている人間については、なるべく序列を乱さず、成果の（賃金）評価も横並びになる成果主義である。苛斂誅求の矛先は会社に入ろうとするものに向けられる。

　当然、リクルート活動をするものは、マーケットリサーチの原理を突きつけられるわけで、自らの市場価値を高めるべく、目的意識を持ち、専門性を持つ。そういう人が入社したら、どうなるか？　会社内部では成果主義の世界は実はない。高い専門性、高い目的意識、そんなものは往々にして邪魔なだけである。（理系の多くはその限りではないが。だから、職業人で生きたい奴は理系に来い！）

　入社後、求められていると措定された状況との差異に若者は失望し、３年で会社を辞めるわけだ。本の題だけの話なら、これで結論。スッキリ。納得。だが、これだけではこの本の本当の価値は説明できないだろう。この問題を一つの軸に、この本は労働問題について鋭く切り込む。

　若者のみならず、職場での閉塞感の理由を、年功序列に著者は求める。年功序列というものは、多分に儒教精神に基づいたシステムである。儒教と言えば長幼の序（孔子そのものはそういう意図で言ったのではないのだが）。給与も、権限も、年齢の高低によって決まる。上は詰まっている。昔のように、年長者＞若輩者なら、特に問題はなかったが、今は逆。いつまで経ってもヒラ社員。成果主義は本質的に反故なので、どんなに頑張っても平社員。逃げ切れる世代はいい。バブル入社組なんて、鉄板で平社員。閉塞しないほうが異常だ。

　若い人は、それを見て、そういう昭和的精神に満ちたレールを見捨てる。バブル入社組は、今更見捨てられない。自らの意志による転職年齢は35歳まで、というのがこの社会の相場だからだ。

　で、採用控えの世代の話。彼らは、正社員登用がなされずにフリーターや派遣に吸収される。そこは、まさしく、逃げ切り世代のためのご奉仕の場だ。彼らに眼を向けず、「正社員のための」労働組合にも著者は厳しい眼を向ける。昭和的幻想を維持してきた年功序列制度の破綻は眼に見えているのに、その幻想（＝昭和的価値観）の維持のために、会社や労組や政府は一体となって、勝ち逃げ世代の利権のためにのみ動いている、と。

　著者は言う。時代を見つめた成果主義、同一労働、同一賃金の徹底。若者は声をあげよ。異論はない。会社という共同体に一生縛り付ける時代はもう終わっているのだ。時代にあったシステムは必要だ。だが、細かく見ると、色々と難しいことが分かる。成果主義を導入する場合、年功序列幻想世代にどうやって因果を含めるか？　同一労働、同一賃金の“ために”活動すべき労働組合が、逆のものになっている現実を、どう変えるのか？　若者の声に答える政治組織がないという現実。（民青を擁する共産党なんぞ、逆に若者抑圧組織だ！）


　なお、若者が新たなる共同体を作る様が描かれていて、ITというものが横の繋がりをキチンと作り、飯が食えるシステムを作りつつあることが描かれていた。昭和的価値観に満ち溢れた企業の人間としても、このことから学ばなければなるまい。

　「存在は意識を規定する」（Ｋ・マルクス）。余りにも有名な言葉。これの書かれた状況は、ヘーゲルに代表されるドイツ観念論思想に基づいて、人間の主体性が全てであるように考えられていた時代の言葉だったと記憶。ベクトル戻し。だから、マルクスにあっては「意識が存在を規定する」のは、ある種の前提だったのだ。

　しかし、唯物論という考えは、この言葉を独り歩きさせた。機械論的唯物論への後退であり、マルクスとは無縁の考えなのだが。これが、上部構造は下部構造に規定されるという、悪名高い下部構造規定論というイデオロギーを生み出してしまった。

　さすがに、様々な批判が言葉の上でなされたが、それを実践の上で成しえたものは、果たしてどれだけいるのだろう？？　逆に怖いのは、これの下部構造規定論の行き道がドン詰まった場合、容易に観念論、主体性オンリー論に転化してしまうところだ。レーニンや毛沢東でさえも、そうなってしまったことがある。（レーニンの場合は、レーニン個人というよりも、ボリシェヴィキということで判断しなければならないのだが。）

　唯物論という名の精神主義。戦後日本の左翼にピッタリの言葉ではないだろうか？


明日は　左翼よりも困難の中にある、右翼について書こう。

仰山板で小生がサヨクに嫌われているという話があった。話の分かる奴には嫌われていないと思うが、まあいいや。嫌われる理由はハッキリしている部分もある。欺瞞をひっぺがえしてチクチク、いや、ズケズケやるからだろう。この精神は、マルクスとレーニンに学んだ。

閑話休題。小生の本職はケミカルエンジニアである。このエンジニアリングは、石油化学産業とともに発展した。高度経済成長期に珍重されたのもむべなるかな。

で、石油の前と言えば、石炭である。石炭と言えば、これまた高度経済成長期には見事に斜陽産業であった。

若い日の小生は、元石炭労働者に「合理化とか閉山とか、大変でしたけど、時代の流れですもんなあ、石油に移行しなかったら、日本そのものが斜陽でしたよ」と思っていることをそのまま言った。今も「進歩」はない。すると、そばにいた年配のサヨクな人が、「国策がどうして正しいと言えるんだ、雇用確保の観点から、石炭産業を保護すべきだったんだよ！」と怒鳴ってきた（笑）。

ああ、こういう人たちが政権に就かなくて本当によかった！と感じた。議論しても仕方がないので、苦笑いしていたけど、小生の表情には本音が出ていただろうな。


左翼というか、社会主義びいきの方々の頭の中には、産業構造の変換時の対応についての処方箋がまるっきりないようにいつも思う。実際、産業構造の変換を社会主義的に行なうには、官僚たちが構造にはびこりついた利権を手放さなければならないので、非常に困難を極めたわけだが。ソ連や中国の歴史が証明している。これを、民主主義と官僚制の問題に帰着させることは出来ない。ある意味、ブレジネフは天才だったのだ。

経済合理性だけを考えれば、銚子電鉄はバスでも良いかも知れない。コトデンも、そうかもしれない。だけど、鉄道でなきゃやだやだやだ　という人たちが多数いると思う。俺もその一人だ。

鉄道。これは、フェティッシュだ。バスじゃあ、通過したら終わり。だけど、鉄道は車両が去っても、線路や駅がある。存在感が圧倒的だ。逆に、駅や線路や踏切を見ただけで、「どんな列車が？」という想像を掻き立てる。

リアル・バーチャルが混在し、フェティシズムが惹起されまくりの現代、地方において鉄道は実用性というよりは、フェティッシュな想像として存続する理由があるのではないだろうか？　地域の象徴、オブジェとしての鉄道。

とか妄想してみるテスト。

ついでに。アカの皆様は合理主義＝進歩主義の地平から離れたほうがいいですよん。

検索タグ文字列：ベスプレ　マンパイ　四国アイランドリーグ　四国ＩＬ　独立リーグ
野球

彼らが実際にプロ野球に入ったらどのくらいのものよ？という主観で作成。
吉田と林の守備は甘め。知らないところは適当。広田の走力はもっと良くしてもよかったかも。
（2006.12.16修正）

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; チーム名 略称 記 球場
愛媛マンダリンパイレーツ 愛媛 MP 西京極球場

; UNIFORM SYMBOL BGM
nf2 f_v01 user1 hawks

; 監督 タ 投 選 打 バ エ 盗 Ａ 抑
沖 -1 -2 +2 +2 -1 -1 -1 +2 -2

; 野手 席 タ C 1 2 3 S O 肩 走 眼 実 ス 巧 長 信 左 指数
9 広田 R S C - - - - C A B D E C D D 0 0 250
4 福西 L S - - D D D - C B E E C C D 0 -1 230
7 田口 R S - - D D D C B C D E C D D 0 0 240
5 林 L S - D - D - - C C B C B D C +2 -1 300
3 荒木 R P - D - - - - C D C E B C D +1 0 260
6 松坂 R S - - C C C C B C D E E D D 0 0 230
2 梶原 R S B - - - - - B D C D B D E +1 +1 220
8 吉田 L S - - - - - B C B E E D D E 0 -1 220
D 長崎 R P - - - - - D C C D E D D D 0 0 220
- 木谷 R P - - - - - D A C E C C E D 0 0 220
- 大島 R P - D C C C - A B D E E E D 0 0 230
- 李 R P - - - D D D B C C E D D E +1 0 260
- 溝渕 L S - E - - - E C D D E E D E 0 0 220
- 伊東 L S - - D D D - C C E C D E E 0 0 220
- 藤谷 R S E - - - - E C D D E E D E 0 0 220
- −− R P - - - - - - E E E E E E E 0 0 230

; 投手 投 タ 球速 切 制 安 質 術 ス 回 指数
P 浦川 R C 134 B A B D A A 24 200
P 近平 R C 136 C C C C B B 24 200
P 小山内 R A 140 C C C C D C 24 200
P 木谷 R B 144 D D D B D C 24 200
P 前田 R B 138 B D D C D C 24 200
P 増田 L A 136 C D E C D D 24 200
P 久保井 R B 138 C D C D D D 20 200
P 安達 L A 140 C E E D D D 20 200
P ＤＪ R D 126 D D E E D E 20 200
P 坂下 R A 138 E E C D C E 20 200
P 木村 Ls D 134 C D C D C D 26 200
P 宇都宮 R B 142 B C E C D D 24 200

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マルクスよりも、アレント的なアンガージュが大事と思うので、以下に申し込む。

http://www.love-nippon.com/supporter.htm

先日、昨年度の軟式野球高松宮杯優勝チームと対戦。

相手は家島（かしま）投手が投げていた。ネットで調べると、ドラフト候補だったらしい。

かつての野球部バイト＠スピガン　で捕手をしたとき、「３ヵ月前甲子園で投げてました！」というフザけた高校生（笑）が137km/H（1986年のスピガン、終速測定）投げたが、それと同じくらい速かった。歳を取って、眼が衰えただけか？

で、家島投手からバントをして、「決まった！」という感触があったのに、球威に押されて三塁線を割ってしまった。（ポプらなかっただけ技術はある？？）


そういえば、新居浜には元松山商業の４番とかがいる。社会人野球の企業チームが痩せ細って、軟式に流れてきているんだよなあ。例の天皇杯優勝チームは、ちょっと事情が違うが。


家島君なら、四国ＩＬならば十分活躍するだろうなあ。給料安すぎるし、安定ないし、来ることはないだろうけど。軟式にも、そういうレベルの選手は一杯いる、ということだ。YAMASHINの例もあるし。

野球界を分厚くするのに、四国ＩＬという選択肢が認知される状況が出来つつあるのはいいんだけど、やっぱり生活や将来のことを考えると、給料を上げられる状況にしてあげないと（あるいは将来保証が出来るようにしてやらないと）、人材は集まらないと思う。たまには悲観的なことを書いておこう。その点、北陸ＢＣリーグのほうが人は集まりやすいかも。

来年度は会社内でツアー募集して、坊ちゃんスタジアムやオリスタに乗り込むぞ！

そうそう。大枚１本（以上）カンパした奴が、とうとう寄贈されたとな。愛勇会じゃないけど、「打って打って打ちまくれ〜」