本題に入る前に。スタンドで静かに怒っていたが、今でも怒っている。そのことから。四国ILの設立目的の一つにNPBに入る選手を育成するというものがある。確かに、殆どの選手は一つはプロに行けそうなものがある。で、実際、プロに行けるには一つじゃあダメか、あるいは一つが突出していなくてはならない。(肩だけなら小生もプロレベルだったのだww;全くの蛇足)よって、可能性のある選手は正直な話限られてくる。
そういう可能性を大きく感じる選手に、愛媛では比嘉選手がいる。小生が見るのを楽しみにしている選手であるが、しかし、怪我をしたらしくここ何試合も出ていないそうな。そして、HN「らっく」さんに聞いた所では、4月一杯は無理とのこと。そんな雑談をしていたら、守備から登場。喜んでいたら、足を引きずっているやん。ボテボテの当たりがライト前に抜けた。その時点で、「代えろや、可哀相や」という声がスタンドから飛ぶも、代えられず。次の回、やや難しい打球が来ると、身がこなせないからマトモにおいつけず、落球。
出た選手は怪我があっても、精一杯のプレーをしようとする。それが元で怪我を悪化させることもある。こういうことで比嘉選手の可能性を閉じないで欲しいものだ。ベンチでどういう思い・事情があるにせよ、スタンドのファンは結構怒っていた事実は記録するに値するだろう。
さて、本日、新居浜は雨だったので試合がないだろうなと思いながら車を出すと、球場に近づくに従って小ぶりに。君が代が終わった頃、到着。2回から5回まではネット裏で見ながらメモを取っていたので、それを読み返しながら書く。
【2回表】
・マサキ、真ん中低めの真っ直ぐ(?)を左中間センターオーバーという打球を放つ。本当に良く飛ぶ。しかし、センターグレアムがほぼ一直線に走り、腕を思い切り伸ばして好捕。うまい!
・近平投手は変化球の切れがやや悪いようだ。また、少し投げにくそう。先週の話を思い出す。そして、結構芯で捉えられている。
・小山田、巨体をフルに活かしたスイング!レフトフェンスダイレクトの三塁打。だけどねえ、何でフェンスでセンター側に跳ね返った打球をショートが取ってんねん?センターはどこに??
【2回裏】
・西川、球速は135前後と思うけど、切れがある。また、全く同じフォームから小さい曲がりの切れるスライダー、フォーク、カーブと多彩。今の所低く決まっている。難儀しそう。
・サード国信の足の動きが素晴らしい。この辺が愛媛との差か。
【3回表】
・一塁荒木ダイビングキャッチ!しかし、投手との連携が上手くいかずエラー。梶原君、カバー遅いよ・・・。それから、後のほうのイニングでもトスのプレーあったけど、余裕のあるときはベースの上よりも2歩ほど本塁側に投げてあげたほうが、投手としては処理しやすいよ。送球を見ながらベースを踏むのは難しい。
・2死2塁、マサキのときにカウント0−3、歩かすかと思ったのだが、そこから真ん中真っ直ぐ、外カーブが縦に落ちてファール、そして、小生がマサキの唯一の弱点と思っているインロースライダーで空振り三振! この場面でこの制球とは・・・。本日最大の「ゼニの取れるプレー」でした。
【3回裏】
・西川、低くコーナーに来てる。こりゃあ打てない。
【4回表】
・芯で捉えられている。しかし、小山田のバットを粉砕してゲッツーに。投げたとき、真ん中に来ると思ったが、最後はインコースっぽかった。ひょっとして、シュート? 近平が?
【4回裏】
・ちょっと浮いてきた。福西、痛打もライトがセンターのそばにポジショニングしていてアウト。インサイドアウトが足りないからなあ。松坂、ライトへ初安打、ポイントが去年よりもずっと前に寄っていて、いい。
・荒木はさすがのレフト前も、桧垣、スイングを取られた(ネット裏からは球が通過しきってから崩れた体勢のせいでバットのヘッドが出たように見えた)不運(と言いたい)もあり、三振。相手も同じようなことがあった。厳しいなあ。
【5回表】
・国信、守備はいいけどバッティングは完全に崩されている。心配。
・梶田、ライト前へ、田口が前進してダイビングキャッチ!ナイスプレー。スタンド大いに盛り上がる。しかし、最後顔面打ったように見えた。
【5回裏】
・大島、インローを思い切りシバいて三塁線突破の二塁打。
・梶原、レフト前へ。レフトがストライク返球でアウトと思ったが、大島が回りこみつつ足でベースを払い、セーフ。もう、何というか、昨日の阪神の狩野を思い出した。今日2番目のゼニの取れるプレー。
その後、思い出すまま。
・9回の失点は、比嘉選手起用の後遺症と思う。福西(高投エラー)を責める声はスタンドからはなかった。
・竹村、打てる雰囲気があるなあ。懐深そう。球足も速い。打点おめでとう。7回は残念。そういうこともある。
・無死2塁、6番、これから下位打線、当たっている大島、打たせて欲しかったなあ。

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