事故がなければ高知のどろめ市場に行くつもりだったが、ナンバープレートがない乗用車を使うのはアレなので、バスで松山に行くことにした。
バスは片道1500円、二人で3000円。乗用車なら、高速700円、ガソリン代も700円くらいか。倍かかる。しかも、2時間以上。JRの特急を使えば、割引券を利用しても片道一人2500円、二人なら5000円。高い、マジ高い。
現在、日本のエネルギー消費の1/4が運輸だと聞く。二酸化炭素削減のためマイカーを控えるという。だけど、こんなに公共交通機関の運賃が高かったら、若干不便を強いられることも相俟って、誰も利用しないだろう、JK。公共交通機関はアホほど値段が低くならなければ、誰も利用しないと思う。例えば、新居浜−松山ならば、500円くらいかな、消費者選好基準の運賃は。
まあ、そんなことはともかく。今回も食道楽たっぷりの旅行であった。
・バスに乗る。色々なバス停に止まる。「牛渕団地口」。早口言葉みたいだ。あ、「四国ガンセンター」って、こんなところにあるんだ。
・大街道で降り、昼食のため一天張という坦々麺の店を目指すが、その近くに「牛肉のから揚げ」のある店が。食べたことがないのでそちらに。アクワラングという店。店内は結構混んでいる。から揚げウマー。ただ、こういう食べ方だと牛肉の臭みも少し残るようだ。この臭み、懐かしい、、、何かと思えば、鯨肉の臭みに似ている。そう言えば、子供の頃、「似ている」と聞いたことがある気がする。
・すぐ側の三越で「Lumino Dot」というオモチャを探すが、なかった。で、北上。松山城に行くロープウェーへの道は、今、オサレになっている。散策にもってこいなのである。今回はさらに北上し、愛媛大学を抜け、護国神社へ。国家主義日本の名残。道中、プラタナスの葉っぱが大量に落ちている。大学のサークルボックスって、同様の寂れ方をしているね。
・戻って三越2Fのサテンへ。ここはザッハトルテが美味いのだ。頼もうとすると、最後の一つ。仕方がないのでもう一つはモンブラン。どちらも美味。モンブランは栗がたんまりと入っていた。
・夕方になったので適当に宿を探す。結構満室のところが多い。結局ホテルサンルート松山に。JR松山駅の近く。社長さんは元巨人の大橋勲さん。背番号7の巨人のユニフォームが。柴田さんの前。二岡を思い出す。バカボンのパパが巨人のユニフォームを着ている携帯クリーナーがあったので購入。しかし、展示は「はじめちゃんのクリーナー」。ウナギイヌなら、阿部慎之助そのままだ。ホテルの部屋は9Fで、松山城が見えるし、かなりの良い眺めだ。そんなに高くないし。
・で、夕食はおなかが空いていないので一天張へ。入った瞬間、酸っぱい臭いがしたし、お客さんもいなかったので失敗か、と思ったけど、汁なし坦々麺を食べて懸念は解消。山椒が利いて美味。また来たい。8点満点で6.5点くらい。
・次の日は電車に乗って八幡浜にちゃんぽんを食べに行く。八幡浜と言えば野球の河埜兄弟と飛行機の先駆者、二宮忠八。河埜兄弟については何も展示などなく、二宮忠八の生家跡に石碑くらい。ちょっと寂しい。飛行館は香川にあるし。
http://chuhachi.netcrew.co.jp/
あ、移動は接続時間の関係から、特急で行った。片道一人2500円くらい。で、適当に図書館に入ってガイドブックを見てちゃんぽんの店を決めようと思ったが、八幡浜の案内がされているガイドブックがない。結局、コンビニで「愛媛のうまい店1600」に載っていた「ロンドン」に行く。満員。詰めていただいて着席後、ちゃんぽんを。麺は“もったい”麺。余り好きじゃない。で、麺をやっつける。しかし、具が最高。何と言っても甘みと辛味が両方存在するたまねぎが。たけのこも嬉しい。だしも最高。麺だけだ。8点満点中6点。麺が須崎の鍋焼きラーメン系なら7点以上と思う。
・松山に戻り、電車に乗って道後へ。温泉の本館は超満員で入るのを諦める。全般にメチャ混み。あ、市内電車は一日乗車券300円。運賃はこのくらいにしないといけないと思う。この路線は儲かっているだろうなあ。
・大街道で電車を降りると、寺山修司関連のパフォーマンス(まつやま市街劇)が。でも、見たら「ダソヌ・マソ」(by ケロロ軍曹)に見えて仕方がない。
・降りてすぐにある新宮町のアンテナショップ「霧の森菓子公房」で霧の森大福を食べようとするも、10時開店で午前中に売り切れだった。何という人気。で、プリンを食べる。これもまたなかなか。容器はお持ち帰りできる。
http://www.bidders.co.jp/user/716525
・その後もプラプラしてから、夕食。井筒屋というところでモツ鍋。コースが2000円。腹いっぱい。モツ鍋は店でないと、良いモツが入手できないのでこういうところで食べるに限る。今度は水炊きを頂きたい。
・最終バスで新居浜へ。トイレに行きたくなったが、我慢。こういうとき、この手のバスは不安だ。西原町3丁目で降りたら、社宅のそばだった。失敗や。

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