2010年3月13日(土曜日)13:00〜
尾道球場
広島東洋カープ9−5福岡ソフトバンクホークス
近頃は天候不順で毎日天気と雨が入れ替わっている。尾道は大丈夫かなあ、と思いながら10:00に出発。しかし、西条で工事に伴う大渋滞。30分くらいロスする。何の工事だったんだろう。瀬戸田でラーメンを食べて球場入り。周辺の駐車場はガンガン埋まっていて、イリーガルな停め方を指示された。なんやかんやで試合開始に間に合わなかった。一番・本多の第一打席は見れなかったが、ムネリンからは観た。
広島の先発はジオ。切れ味鋭いカーブを中心に低く集めていたが、ランナーが出てからゆすぶられ、コントロールが甘くなったところを打たれた。一方、ホークスの先発杉内も、物凄く伸びる真っ直ぐと切れのあるスライダーで三振を取っていた。こちらも、やや甘いという程度の球を痛打されていた。
さて、どちらの投手も大量失点したが、守備のミスが絡んでいた。ジオの場合、ピッチャーゴロエラーと余りにも遅いファーストカバー。ちょっと気持ちが切れていたか。序盤で大量失点しても、今の野球は取り返すことが多い。今日はその典型。
杉内の場合は、まだ慣れていないであろう松田の「自動車バック&ふらふら追い方」で、栗原のライナーを二塁打にされたことと、李ボムホのトンネル、そしてセンスのない守備。ボムホの場合、二つほど「こりゃあ一軍で使えないな」と思わせるものがあった。守備についてだが、サードランナーがいたときに、本塁送球するにはちょっと深すぎるポジショニングであった。そこに弱めのゴロが来て、腰を落とし気味で待って取ったので、一塁送球かな、と思ったが、本塁に送球した。一塁側にワンバンで逸れ、田上は止めるのが精一杯。状況判断が出来ていない。それに、本塁に投げるなら前に出て取れ! (某愛媛監督が内緒で指導したのか?) それから、最後、ピッチャーゴロゲッツーで終了したのだが、ファーストランナーが一生懸命セカンドを潰しに掛かっていて、またセカンドも足の入れるのに若干もたついていたが、途中で走るのをかなり緩めたボムホは余裕のアウト。三塁側から「最後まで走らんかい!」と野次が飛んでいたが、当然だろう。チームメートのプレーを無にするようなことは、チームプレーの意味を無にする。打撃はしっかりした軸を作って、力強い打球を放ち期待が持てるだけにそういうことで損をするのは残念だ。守備・走塁で二軍からやり直すのもアリだろう。
以下、思いつくまま。
・松中、レフト前へのフライかな、と思ったが、フェンス直撃の二塁打。試合の後、足を引きずりながらバスへ。
・広島の内野手、途中出場の木村のファインプレーが印象的。打球への反応が速かった。
・広島の末永、軸がしっかりとしたスイング。杉内のカーブを捉えた二塁打は自信になっただろう。
・広島の天谷、さすがだね。にしても、広島には気づけばこういうタイプの打者が多くなった。中谷翼は何か特徴が必要なんだろうね。
・馬原、ブルペンでもマウンドでも凄く速く感じた。大丈夫だろう。
・ホークスは今年もサードの守備に泣かされそうだ。
・堂上、ブルペンで、攻撃中のキャッチボールで、外野とのキャッチボールで、見えるところで仕事をしていた。昨日は出番がなかったけど、こういうことをキチンとすることが大事と思う。本人はブログで5キロ増えたと書いていたが、見た目には変わらなかった。絞られた筋肉が増えたということなんだろう。
・尾道散歩。朱華園でラーメン。行く途中、雑貨屋さん?の前に猫。置物状態で、撫でると気持ち良さそうにする。尾道は猫の街なのだ。

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