愛媛マンダリンパイレーツ6−1三重スリーアローズ
2011年8月13日(土曜日)19:00〜
東予球場、晴れ、ほぼ無風
試合開始の2時間前に行き、近所を散歩する計画だったが、故あって高速を使って丹原のインターを降りて抜け道を通っていたら、途中から凄い雨。ある道を挟んで、「道の色はあちらは黒、こちらは白」というところがあったが、黒いゾーンに入ったら激しい雷雨。
おかげで余り散歩出来ず。しばらく車に閉じ込められたし。で、水はけの良い東予球場、試合は無事開始。
三重の先発の野口投手目当ての観客は思ったより少なかったが、やや多めの観客。E-Beatの本隊の皆様は、西条インターで降りて、養生シート(ブルーシート)を購入したりして、試合開始ギリギリにご到着。
で、愛媛先発の古舘。この日は遅いドロップでカウントを整えられたのが良かったと思う。コントロールもまずまず。それから、大きい当たりもあったが、球場の広さに救われた。金城の当たり、やられたと思ったけど、フェンス一杯だったね。
一方三重先発の野口。横に流れるスライダーは大きく曲がり入らず。しかし、縦のスライダーと真っすぐが「さすが」のコーナーに決まって良かった。審判のストライクゾーンも正確無比だったと思う。序盤の愛媛は切れの良いボールを捉え損ねていた。
「いけるかも?」と予感したのが四回裏。武田が選球眼良く四球を選んだあと、キミさんがレフト線に捉える。ちょっと甘くなっていた。なお、武田が一生懸命サードに走ったが、つられるようにセカンドに行こうとするが、返球が良く、途中で止まってしまう。武田は本塁を狙うが、余裕のアウト。しかしまあ、ああいう場面で「ぶちかまし」が多くなっているが、野球の本義――アウト・セーフはタイミングを争う――からしてどうなんだろう?
5回表はボール先行気味になってしまった古舘から、丹羽が彼らしい流し打ちの強い当たりで三重先制。さらに1死1、3塁として四番金城だが、甘い真ん中のボールを引っ掛けてしまい、ゲッツー。これが三重としては非常に痛かった。
5回裏は先頭比嘉がライナーで三遊間を抜く。増田のバントを投手が一塁に悪送球し、松原が肘にデッドボール。打てなくて悔しそうだが、三重はわざと当たったのではないかと抗議。そう見えたとしても、松っちゃんに関してはそれはない(笑)。無死満塁。ここで、金城は、右を狙った素晴らしい当たり、、、、が、、セカンドの守備範囲で二塁ゲッツー。とはいえ同点。愛媛はボールを捉え出した。秋山はボテボテのショートゴロ、ヘッドスライディングでセーフ。これで逆転。陽もライナーのヒットで、武田。タメがなく、手先のスイング。打てねえな。三振。フォーム改造中?
6回裏はキミさんがライト前に運び、比嘉が芯で捉えてレフト前、そして、増田が彼らしいレフトオーバーの二塁打(送球の間に三塁へ)。応援のリードをしていたまっすんと合わせて「まっすん」コール(笑)。松原は引っ掛けて内野ゴロのあと、金城がレフト前タイムリー。勝利をググッと引き寄せる。
7回表、投手交代で入野。良いボールを投げているが、外の球を右に狙われてランナーを二人出す。どうするのかな、と思っていたら、それでも果敢にアウトコースを攻めて反撃を封じる。何てバッテリーだ。
7回裏も、キミさんらしい低い弾道のライナーの二塁打で追加点。ほぼ勝負あり。8回表は何と能登原。この回は川咲の粘りが凄かった。9回表は中山。「甘い!」と思ったボールも、動く動く。腕さえ振れれば、彼は中々打てないよ。置きに行くなよ。真ん中狙いでもいいから・・・。
この日は投打とも我慢して、チャンスが来るのを待てたことが勝因。
試合後は まりりん ご一行様を囲んで写真撮影(笑)。その後、何故か大方からやってきた裏部長と共にE-Beat の皆様とお食事。夜2時までお食事ってのは、熊野寮時代以来か。「朝食を肴に酒を飲め!」という勢い(何が?)
美濃君たちが挨拶に来る。律儀だな。人気あるのが分かるわ。ふくらはぎもゴツいし。あと、お店に行く途中、コインランドリーに向かう三重の選手たちとすれ違う。体格の出来ている選手はあまりいない。頑張れ。超頑張れ。

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