もうすぐ47歳。30年前を考えると、高校生だった。30年後は、77歳。47歳から77歳までは、本当に速いだろう。で。老後のことを少し考えてみると、色々衰えているだろうね。眼は今の段階で衰えているし――動体視力の衰えと、目のそばのものに焦点が合わせられない――、以前よりも乗用車の運転の時、ひやりとすることが増えている。
個人的には70歳で運転を止めたいのだが、大阪に引っ込んでいるならともかく、田舎にいたら、どうすべきか。乗用車なしで田舎では生活できない。
で。やっぱりバスとか電車が安くて便利だったら、と思ってしまう。ところが、たとえば新居浜市内から隣の西条市までのバス代は、660円だったと思う。鉄道の駅は、歩いて40分であり、そこまでバスとなる。夫婦二人で西条まで行くとすれば、バス+鉄道で片道660円。そりゃあ、乗用車をなるべく使うよなあ。
ガソリン代だけなら、100円だ。これと勝負できるレベルにしなければ、公共交通機関に勝ち目はない。一人50円で新居浜から西条へ。
聞くところによれば、せとうちバスの路線バスの維持は実質税金によるらしい。8割税金だったかな。じゃあ、ほぼ10割税金にして、運賃は30円とかにしてしまえばいいんじゃない? 夫婦で50円。却って利用者と収入が増えるかも。
鉄道は、何かかわいそうである。輸送量と殆ど無関係に、維持費が掛かる。バスとかはガソリン税から道路の維持管理費が払われているが、鉄道も維持管理費はガソリン税でもええんちゃうのん? 交通網維持ということにしてさ。いわゆる「上下分離方式」を適用するのだ。これこそが公正な競争ではないのか? で、そうやって、こちらも「せとうちバス」のような扱いにする。すると、運賃は大幅に下げることになろう。
高齢化することを考えたら、公共交通網を充実させ、安価にしておく必要性を痛感する。そのためにガソリン税などが上がっても、小生には特に不満はない。ただ、消費税を上乗せするのは止めてくれないか? ってか、消費税廃止しろ。

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