どうも体調がすぐれない。3月は風邪で2日ほど休んだ。先週の木曜日も休み、土日は野球観戦も自重。でもどうも駄目だ。体が重い。んで、今日はフィッタが休み。家でお風呂。溜まっている入浴剤を投入。花王のバブのゆずの香りだ。
足許にドボンと入れて放置。ブクブク泡が立つ。そのまま消えてなくなるに任せるが、ある時水面に浮かんできた。しかも形状はドーナツ型に。なんでこんな形に? そして水より重いものがどうして浮くのだ?
で。以下科学的考察。そもそものバブの形状は平べったい直方体。石鹸を平らにしたようなもの。風呂に投入した時は下に沈む。そして泡を発生させつつ水に溶ける。泡の正体は二酸化炭素、これは水に溶けた重曹とクエン酸が反応して生成する。こんな感じ。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8721479.html
多分問題は底面。発生する泡は少しはバブを持ち上げるだろう。そして発生した泡はバブの塊の側面から上昇するしかなく、バブの端へと移動することだろう。すると、水は真ん中近くのほうに入ってくるだろう。
そういう次第で気泡に覆われる確率はバブの端のほうが中心部より高い。すると、中心部は水に接触する割合が端より高く、水に溶けやすい。すると、端よりも中心部のほうが速く水に溶解するだろう。そして、真ん中が抉れる。
ところで、上側はどんな感じなんだろうね。ぼけっと見た感じでは、均一に溶けているように
見えたが、良く分からん。
んで。いずれは真ん中に穴が空き、ドーナツ状になると考えられる。
ドーナツ状になるときにはバブの重さ当たりの表面積が大きくなる。バブの重さに比して発生する気泡の量が相対的に増え、上昇流によってバブが持ち上げられる力(バブの単位重さあたりの上昇流によって生じる力)、もしくは気泡によって押し上げられる力が増えてバブが上昇する。そして、表面に到達する。
表面ではドーナツ状のバブが泡を吐きながら、徐々に溶けていき、消滅した。
すごく面白かった。気泡流の力は馬鹿にならんな。
あ。バブのゆずの香りはなかなかいいです。

3