香川オリーブガイナーズ、優勝おめでとうございます。でも、正直なところ、強いとは思わなかった。確かにネイラーはいい。だけど、ほかの投手は打ち崩せないレベルではなかった。打つほうもしぶとさが感じられなかった。国本がいたときの迫力、不気味さはない。
そんな香川が優勝したということは、他が弱かっただけとしか思えない。徳島、愛媛は投手陣は頑張っていた。だけど、打つほうが悲惨なレベル。愛媛は5月の平均得点は1点台後半じゃないかな。勝ち試合はほとんど完封。
去年、アイランドリーグの野手がNPBのドラフトに掛からなかった理由の一つに「野手の体力がどのくらいあるかどうか懸念がある」ということが挙げられていた。そこで、野手に体力をつけさせるためにかなりハードな日程を組んだとの噂。海外遠征を組み込むためという話もあるが、どちらが主でどちらが従かは不明。
この日程では、ゲームの質を保つためには選手不足、特に投手不足だと思っていたが、蓋を開ければ打撃不振。また野手に集中力に欠けたプレーが時間が進むにつれて増えていた。精神的な意味も含めた体力不足が野手で露見したとしかいいようがない。さすがにNPBというべきか。正直、ゲームの質は低下していた。
そういう意味では、今年のアイランドリーグは成功している。だけど。一ファンとしては、「始まったばかりのリーグ戦が、あっというまに終わったね」としか思えない。地域密着といいながら、公式戦で2ヶ月も空くと愛着が薄れるというもの。本来、3月中ごろから10月末まで四国のリーグは試合があっていいと思う。暖かいしね。10月下旬にグラチャンするなら、10月中旬まで試合可能だろう。
海外遠征に行ける常連はどのくらいいるんだろう。ネットでチェックしても、生の試合じゃないし。関心が薄れるのも仕方がない。メンバーが帰ってくる7月にいろいろ企画しているようだが、6月はずっぽり何もなし、かな。
ま。NPB、BC、高校野球や都市対抗に関心が移ることになるだろうな。
最大の地域密着は、地域で試合をすることですよ。

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