まあ、相も変わらず守備がボロボロのマンパイを見たわけだが、打線が粘って引き分けた。今日、売り子をしていた久保井投手と話をした。すると、野手は毎日1000回以上、スイングをしているそうだ。多い人は5000回。10時間かかるやんけ。
で、練習では、投手もフリー打撃で投げるそうだ。どうしてあそこまで速球派に弱いんだろう。投手のレベルは確かに高いけど。
さて、今日の試合、半年の疲れが出るのか、投手に精彩が欠けていた。特に、楽しみにしていたISの小林投手は真っ直ぐのコントロールがおかしく、変化球は殆ど入らなかった。角野も去年ほどの球威はなさそうだった。宇都宮くらいかなあ、良かったのは。近平は、腕が振れていたと思うけど、変なあたりがヒットになったりエラーを招いたり、不運だった。小山内は、良いところに決まったように見えたカーブを運ばれ、混乱したか・・・。
野手のほうだが、林真輝は狙い打ったとしか思えない本塁打。やっぱりこの選手の打撃は凄い。外野で使ってあげていたらなあ。最後も、真っ直ぐオンリー狙いで良かったとはいえ、リリーフエースから同点タイムリーをセンター前に放つし。技術の高さは確かと思う。祈・ドラフト指名。
グレアムの俊足も凄いなあ。三輪と双璧か。俊足と言えば、MPの吉田。打撃がヘボ過ぎるので、何で試合に出るのだろう、と思っていたら、今日、物凄いバックホームをした。身体能力高いわ。とりあえず、「吉田〜、打ってから走れ!」と野次っておいた。古くは福本豊、最近では赤星なんかは、やっぱりキッチリと力強い打球を放ってから走っている。打撃を覚えたら、非常に面白い。そういうわけで、沖監督は吉田を良くスタメン起用するんだろうな。長崎、小田島、荒木と、身体能力高い選手が多いので、オフは愛勇会から寄贈されるであろうマシンで打って打って打ちまくれ。
それから、多田野投手からサインを貰った。「ILで投げて、どうですか?」と訊いたら、「まあまあです」と、どっちかってえと小声で。引っ込み思案じゃ損するぞ、と思ったけど、「頑張ってください」というと、力強いお返事。眼も輝いていた。頑張れ。メジャーで200勝すれば、自慢できるw。
最初と最後、バックネット裏で見ていたけど、二席後ろには佐野重樹さんと思しき方がおられた。試合中見ると、物凄い真剣な眼でグランドを見ておられた。IL関係者と名刺交換しておられた。やわらかい物腰に好感。

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