本日、修理が終わったトランザルプの引取りと、とDRのエキパイ、マフラーの交換をしました。
まず昼に風魔習志野にDRで向かい、マフラーとエキパイの交換をしました。
マフラー、エキパイ共に完全に錆びてしまったため、店長より安価で譲り受けたDR250Rのステンレス製エキパイと、比較的程度のよいDR250Sのマフラー(自宅にて耐熱塗料で再塗装済み)を装着することとなりました。
また、それにあわせて先日交換できなかったクラッチワイヤーの交換も実施しました。

付いていた錆だらけのマフラーと再塗装済みのマフラー。

エキパイ、マフラーを外す際に大量に飛び散ったマフラーの錆。
交換中、お店の常連のWナベさんが、錆と塗装が剥がれていたステップ周りや、細かいネジ類を再塗装してくれたおかげで私のDRはとても10数年経っているとは思えない状態になってきました。
残念なことに完成前にアウトバックから連絡があり、トランザルプを取りに行ったため、写真については撮ることができませんでした。
アウトバックではトランザルプの悪かった部品を見せてもらったことと、ステムベアリングが一部悪くなっていることを指摘されたため、これについては来週修理するということで話をしました。
肝心のトランザルプの不調の原因ですが、クランクケースに燃料が落ちたのは燃料コックのパッキンに穴が開き、それが負圧チューブを逆流したのが大きな原因でした。
また、白煙の原因はオイル上がりではなく、キャブのバキュームダイヤフラムのひとつに穴があき、そこから余計な燃料が流れ出していたことが原因でした。
その他キャブ内の部品も老朽化が激しく、当初は中の部品すべてを交換予定でしたが、部品代がキャブのAssyを買っても大差ないことが分かりましたので結局キャブのAssyごと交換することになりました。
その他の問題として、クラッチがやや滑ることが挙げられるのですが、これについてはクランクケース内に残ったガソリンの影響も考えられるとのことで、100kmほど乗った後に再度オイル交換を実施して様子を見ようと思います。

キャブも組み終わってあとはタンクを載せるだけのトランザルプ。
約1ヶ月ぶりに乗ったトランザルプですが、軽量なDRと比較するとやはり重く感じました。また、加速についてもクラッチが滑り気味なせいもあるのですが、ゆっくりとした感じを受けました。
慣らしがてらアウトバックから風魔習志野まで走ったのですが、重さがあるとはいえ、やはりこの安定感は何ともいえないものがあります。
ただ、走行中何回も「よくこれでTBI出たなぁ」と思うことがありました。
風魔習志野に到着後については、アウトバックにて注文していたCRMのメーターケーブル(純正より5cmほど長い)を純正のメーターケーブルと交換してました。これで無理な配線をしてケーブルを切断する心配がなくなりました。
とりあえずトランザルプの修理の山場は越えたのですが、年末まで細かいところの修理は続きそうです。
ここにきて車体の古さと乗り手の未熟さによる車体への高負荷が全て出てきているような感じです。