「　ゃ　」

朝3:30に部屋のベルが鳴る。ドアを開けると爽やか笑顔で「Good　Morning,　Ms.Yako!　」と黒スーツのおじさん。げぇー。引きずるように拉致られてFOXのスタジオまで連行された。ストンパーの扱いに熟知しているプロダクションのスタッフは、一人一台ずつリムジンのお迎えをよこします。たぶん、迎えがなかったら生放送3秒前でも2人くらいしか来てなぃと思われる。ってか、真っ暗やで？グッドモーニングやないやろー。夜やでー、しかぁも満月やでー。ぎゃーぎゃー。

ぎゃーぎゃー言ってる間に、黒スーツのおじさんたちに連行されたキャストが一人ずつ集合。ぎゃーぎゃーが10倍のなったまま、リハーサル。ってか、鬼寒いです。なんでスタジオがまん前にあるのに野外パフォーマンスやねんっ。と、いつまでもわめくストンパー。わめいたおかげで目が覚めてきた模様。うし、6時から9時まで3時間ぶっ通しの生放送、やったろうやないの。

6:00AM、ボディクラ。本番開始5分前。強烈なライトを浴びて朝を演出。ってか、無理です。どう見てもまだ夜です。

7:00AM、ポール。大分明るくなってきた。本日はFOX＆Friendsっていうモーニング番組の10周年記念だそぉで、うちらは盛り上げ部隊です。となりにセクシー軍団がお見えすると、ストンパー♂達大喜びでがちゃがちゃ鳴らすので、音響さんに怒られた。

この辺からリハなしぶっつけ本番。まぁ、なんとかなる。

確かにライトが当たってると朝っぽぃねぇ。

8:00AM、デッキブラシ。朝のにおいがしてきた。この辺から吸血鬼的生活リズムのストンパーの目がうつろになり始める。

はぃ、もちろん、折れました。

9:00AM　ビンズ。通行人があふれる中、大騒音で締めくくりました。楽しかったんやけど、時間の感覚がおかしなことになった一日でした。
ぅしゃ、終わった。まだ、9:30。このまま遊びに行くか〜と歩き出そうとしたキャストの首根っこをつかみ、夜のショーのために休息が必要でしょうと有無を言わさず黒塗りの立派なリムジンに放り込まれ家まで送り届けられたストンパーでした。