昨日の、NTT中国吹奏楽クラブの七夕コンサート。
大学時代に何度か、練習させていただいた事がある。団員にも関係者は多い。
全国吹奏楽コンクールでは、金賞常連団体。
そんな団体を、こんな近くで聞ける機会は、こちら地方では中々ない事だけに、あの厚生年金会館が、立ち見が出る程の超満員〓
すごいなぁ〓〓〓
マイミクのピンクパンサーさんも言われていたが、無料なだけに色んなお客さんがいて、マナーを考えない人が多かったかな。
私も、6歳、2歳を連れて行ったが、親子室に一目散〓だって狭いから争奪だからね〓
一曲めのラテンフェスタでサックスソロ吹いたわっさんこと、波山美晴は、大学時代からの長い友人。
昔のリサイタルでもゲストでお願いしたくらい、私の大好きなサックスの音色を出してくれる。
本当に最初からくぎづけで、ノリ、タイミング、ステージマナー、ビブラートの感性、オーラなど、本当に本当いい刺激になった。
わっさんありがとう〓〓〓
そして、一部の3、4曲めで指揮をされた佐藤正二郎先生は、この地方では勿体ないくらいの知識を持っておられ、生き字引と言っても過言ではない。
私が大学1年時に退官されたが、今だにお世話になっている。
今年5月で95歳になられたが、堂々たる指揮、またその指揮に音楽が絡み付く感じで、ぐいぐい、演奏者の音楽を出していく。
すごく見応え、聞き応えのある指揮、音楽だった。
涙が出た。。。
2部一曲めは、去年、熱い夏をくれたあの『写楽』〓
子供がおむつパンパンなのをよそに、とにかくこの曲だけはと、我慢させ、聴き入る…
確かに素晴らしい。
きっちりと音作りされて、アナリーゼはきちんとこなし、まとめられている。
でも。
でも。。。
やはり、音楽ってすごいなと思うのは、口に出さずとも、奏者の想いや、イメージがまともに前面に出て、それが聴衆の耳と心に届き、それがステージに伝わってきて、ホール全体で感動に変わるという魔法のような空気を創りあげてしまう。
そうするためには、奏者によると思う。
写楽は、私はとくに想いは強い。
コンクールの金賞より、5月から楽器を吹き始めた生徒に、いかに音楽は楽しいか、ステージがゾクゾクするか、チームワークがどれだけ大事かを、この時期、コンクールまでの時期に、すごく気持ちを費やす。
去年は、その時期に、この『写楽』を起用した。
たった23人で…
一言、口では言えない、みんなで創りあげてきた、青春と呼べるような時期に、この『写楽』をしただけに、心から拍手を送れなかった。
燃え尽きた曲は、中々、全国レベルでも、心が震えないなと痛感。
まだまだやらないといけない事、あるなあ。
昨日のステージで、またこの夏のメラメラ燃える気持ちが沸々と沸いてきましたわい〓


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