温室ハウスとキウイの想い出・・ 花・植物・野菜日記

毎年、洋ランや熱帯性植物の置場に困っていた。
使っていない自宅の部屋を、洋ランの冬越し避難場所として
いたが、子供達が帰省して帰ってきた時には、部屋を移し替え
なければならない。
そこで今年は、遊休地のキウイの棚下を利用して
ビニール温室を創ることにした。
1.4m角の大きさ、これなら洋ランと熱帯植物が全部収まるだろう。
すると家内が、「キウイが実ったら取りにくくなる」という
実は、隣に見えるキウイのツルは、この遊休地を借り受ける
時から、この土地に定着していたもの。
広い範囲で芽を吹きだしていたので1K×4Kのパイプ柵を創って
大事に育てていたが、5~6か所の根から芽を出して2年目
一つぐらいはメス木が有るだろうと花を調べてみると
なんと、全部役立たずの オス木・・
キウイの苗木を買うと、必ず接ぎ木で販売されている。
その接ぎ木の台木は、接ぎ木された木がオス・メスに
関わらず、必ずオス木の木に継がれるという。
オス木の方が根が力強く、活着しやすいからだという。
という事は、キウイを手入れをしないで長年放置していると
台木のオス木が伸び放題になって、メス木はいつしか衰弱して
消滅してしまう・・
まさに、役立たずのオス木ばかりが残ってしまうという訳。
↑失礼、いつも家内から言われているもので((笑い
慌てて、メス木を購入して植えても、イノシシに掘りあげられて
しまったりで、なかなか育たない。
メス木が弱いという事を、つくづく痛感してしまった。
でっ! そのキウイは、ツルは大きく伸びているが
遊休地を管理し始めて4年経つが、いまだ、実は実ったことが無い。
『実が収穫しにくいという事は、実が成ってから考えよう』
獲らぬ狸の皮算用をしても仕方ない((笑い
ところで、先日二匹目のイタチを捕まえたが
残念ながら、畑は荒らされ続いている。
イタチの残党か? もしくは、以前「やおう やってぇやあ」
と、ご挨拶に訪れた「タヌキチ君」家族か?
獲らぬ狸の、野獣との闘いは続く・・
