2007/6/12

5月9日採集のミカドオオアリ新女王。
一ヶ月後の6月9日に最初の卵を産んで,それからは順調に増えている。
幼虫はクロオオアリ。女王はちゃんと世話している。
女王の腹部はシロップをのんでデカイ。
CK07

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2007/6/11

数日前,オオハリアリの羽アリを採取し,
雌雄を共に飼育したところ,1匹の雌が羽を落とした。
オオハリの雄は積極的に交尾を試みていたが,雌が受け入れない日々が続いていた。
果たして,この雌は無事に交尾できているのか。

2
2007/6/9


庭で、2種類のハリアリを見つけた。
上の個体がヒメハリアリ、下がクロニセハリアリだと思う。
両者共に体長は2.5mm。
今まで確認したハリアリ亜科の種
オオハリアリ、ケブカハリアリ、トゲズネハリアリ、ニセハリアリ
そして今回の2種が加わる。

3
2007/6/2
クロクサアリを寄生させるためにアメイロケアリを採集してきた。
その後,運良くクロクサアリの脱羽雌を捕まえたので,寄生させることにした。
実は去年,飼育目的ではないが,実験的に寄生させたことがある。
その際,クロクサ女王とアメイロケ働きアリは,喧嘩をすることもなく馴染んでいたので,アメイロケアリに対する,クロクサアリの寄生は簡単なのではないかと考えていた。
そして,その予感は的中していた。
採集したばかりのクロクサ女王を,先ほど用意したアメイロケアリのコロニーに寄生させたが,やはりアメイロケアリは敵対心を示さず,なんと初対面で栄養交換,グルーミングという,常識はずれなお持てなしをして見せたのだ。
クロクサ女王もそれを分かっているのか,堂々と働きアリ群に突入していく。
それに,他の種(例:トゲアリ,アメイロケアリ)に見られるような
匂い付けの行動もほとんど見られないのだ。
野外で,クロクサとアメイロケの混生コロニーを2カ所確認している。
他の寄生種の混生コロニーは,まだ見たことがないので,
やはり,クロクサの寄生成功率が高いということなのだろうか。
まあ,僕の数少ない観察例から推測しているので,何ともいえないが。
今回はアメイロケアリに女王はいない。
もし,女王の存在があれば,違う展開になっただろうか。

寄生直後の様子,攻撃の様子は全くない。

全体の様子。

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2007/5/31


アメイロケアリとクロクサアリの結婚飛行があったのは26日のこと。
今日は31日で、5日遅れての更新となります。
本格飛行はこれからでしょう。

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2007/5/24

アズマオオズアリとトビイロシワアリは相性が悪い。
最初に戦いを挑むのはトビイロシワアリの方である。
2年前,アズマオオズアリの巣に,トビイロシワアリの大群が突入していった。
そして,数日後には,兵隊アリの死骸が散らばっているばかりで,そのアズマオオズアリのコロニーの姿はなくなってしまったのだ。
今回はそんな大惨事には至らなかったが,体を傷つけた個体が少数見られた。

一方で,アミメアリと,トビイロケアリは平和主義?のようだ。
巣が近く,お互い何度も接触しているうちに,警戒心が弱くなったのか。span>

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