最近、とある衝撃的な事実を知りました。
最近の子供は英文の「筆記体」が読めない(書けない)
らしいです…。
「ゆとり教育」という名のもと授業時間が減って行き、
今では学校で「筆記体」を教える時間が全然取れないんだとか。
それってどうなんでしょ?
確かに筆記体を知らなくても、受験勉強は出来ると思います。
テストでいい点をとるのに何の問題も無いでしょう。
でも、それだけでいいんでしょうか?
じゃあ、海外から届いた手書きの手紙はどうするの?
でもって、その手紙に対して返事はどうかくの?
今は昔と違って、電子メールなんて便利なものがありますが
(自分もその恩恵は十分受けてますけど)
手書きの文章を読めないような教育をしている国って、
真のグローバル化を目指してるとは言いがたい気がします。
この問題はデザインについてもあてはまります。
カチっとしたゴシック体のロゴに比べ、
筆記体のロゴは、「繊細」「優雅」「品格」などの
イメージを伝える為に使われることが多いです。
でも、筆記体の読めない日本人が増えてくるということは
極端な解釈をすると今後筆記体でデザインされたロゴが
日本からどんどん無くなってしまうということになると思います。
だって、読めない人が増えればロゴデザインとして
成り立たないですかね…。
筆記体の流れるような美しさって
とても魅力的なんですよね。
ロゴを作ってメシを食ってる側からすると
「筆記体」という選択肢が無くなってしまうのは
ホント、寂しいかぎりです…。
こんなロゴや
こんなロゴの
良さを理解出来ない人が増えてくるって
…やっぱり寂しいですよね!?

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