やっと仕事がひと段落ついたので久し振りの更新。
納車以来、相変わらずSLC01には乗り続けているものの、
やれ、天候の悪さやら寝不足やら等、諸々の事情も重なり、
この2ヵ月で走れたのは2,000km程度と、自分としてはがっかりな数字。
前回のエントリーから、すでにハンドルやクランク(しかもペダルも)
交換していたりと、近々に現在の状況などもアップしたいところ。
いずれにしても、距離数に呼応して、身体の方もロードバイク寄り
になりつつあり、背筋も幾分かは強化されたのか
身体を前へどんどん倒せるようになってきた。
乗り始めの頃は遠く感じたブラケットレバーが、
胸のほうにどんどん近づいて来ている気がするし、
実際、つっぱるようにして乗っていた腕が、
随分と曲げられ、走行中の余裕が生まれてきた。
ハンドルが近くに感じられるようになってくると、
それだけ車体もコントローラブルになってくるもので、
乗る時間が増えれば増えるほど、自分の身体に近づいてくる感覚と、
逆にそれまでに体感したことのなかった、自分の能力以上に
加速や俊敏性を生み出す補機になってきていることが、これまた面白い。
固定ギア車とは明らかに違う、別の意味でのフィックス感が本当に面白い。
実際、ドロップハンドルとブラケット式のブレーキレバーは
これまでに全く経験がなかったのだが、
乗れば乗るほど、理にかなった形状であると実感できる。
そんな訳で、しばしほったらかしになっていた固定ギア車にも
これを採用しようと思った次第。
てか、久々に固定ギア車にも乗りたくなってきたし。
ロード車のハンドルも交換したので、
余った方を固定ギア車に取り付けようかと。
そこで、シングル用のブレーキレバーを物色しだしたところ
本当に選択肢がないことに気づいた。
ダイアコンペ製品は汎用的造形で仕上げも粗く、
シマノはいかにもシマノ的すぎて725には合わない気がするし、
ケンクリのブラケットカバーのセンスは絶望的だし、
テクトロに至ってはハンドルに鉄の錘をぶら下げてどうする!
ってくらい重い。
正直どれもキビシイ。
ビンテージ的なもの、いわゆる無印の海外製も含め
あれこれ探したけれど、重量の面でアウトだったり、
価格と見合わなかったり、とにかく合うものがない。
で、最後は結局ここに行き着く。
ヤフオクでえらく安く出品されてるものを
見つけられたのもラッキー。
このシングル用のブレーキレバーが、僕にとっての初カンパになった。
やっぱきれいな形状だし、各部のラインが色っぽい。
ブラケットの形状も非常に握りやすく、
ここらへんはもうどうしてもシマノやスラムとは、設計思想からして違う。
いずれ、カンパのコンポで組んだロードバイクにも乗ってみたいなあと、
そんな気持ちにさせられるレバー。やばいです。
近々、725に組み込みたいと思っています。
ちなみに
片側レバーの重量。
軽いわやっぱ。
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