ディレイラーだけかと思いきや、フルセットありました。スラムさんごめんなさい(苦笑)。作ればいいのにとか一人でつぶやいてしまいました。
でもなあ……、そこまで画期的ではないんですよ。10速ですし、シフト系はオリジナルXOそのままに見えますし。XXのブレーキのようにローターは140、160、180、200oという絶妙に他社と合わない構成ですし(苦笑)。
ただクランクだけはちょっと面白いかと。スピンドルが30oに成っています。ここはやはり剛性を重視してのことでしょう。そしてクランク周りがちゃんとトータルで設計されているであろうこと。
http://www.bikerumor.com/2011/06/29/sram-officially-unveils-xo-dh/#more-32887
それでもって、どう考えて良いのやら判断に悩む所もあります。それはどれあろう、ブレーキです。
エイヴィッドのDHモデル、コードを採用していないのです。でもある意味これは分かっていたことです。なぜならワールドカップなどで走っている選手達は、ほとんど使っていないからです。みなエリクサーを使っています。軽量化かな? とは思いますが、コードはコードでハイパーな制動力を持っており下り用には良い製品だと思っています。でも使われないのです。
うーん何故だろう?
軽さが重要なのも分かります。カーボンクランクなのもそのためでしょう。でもセイントクランクの支持率の高さを見れば、クランクには剛性&強度が必要だと感じます。あのクランクは一踏みすれば大体の人が分かるくらい、ソリッドさを持っています。
それと同じようにブレーキにも、それなりのものがあるべきかなあと思います。あと最近のエイヴィッドディスクはちょっと良くない話を聞きます。それはすぐに不安定になってしまうしまうこと。引きシロが変わったりエア噛みのような症状を起こすようです。エリクサーシリーズによく聞かれますが、ジューシーシリーズにもあるようです。エリクサーシリーズをマイナーチェンジしてきたのも、そこら辺に原因があるのかもしれません。
まあ、そいうのも手間していないが故の杞憂なのかも知れません。DHにも広く使われてきたスラムのコンポなのに、DH専用というのがこれが処女作となるのは不思議な気がしますね(笑)。セイントは先駆けるとす7年くらいは経ちますか? 反対でもおかしくなかったと思います。
とりあえず楽しみな製品です。あとはDH用のホイールを揃えてれば、かなり良いのではないでしょうか?

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