意外な展開になってきました。
昨年のサイクルモードで突然アンドロイドOSを利用したペダリングパワーモニターをお披露目したパイオニア。大会社の道楽か、はたまた技術アピールかと思っていたら……、なんと速度やケイデンスも測定できる
自転車専用ポータブルナビゲーション・SGX-CN700を登場させました!
http://www.rbbtoday.com/article/2011/10/25/82374.html
通信機能も備え、ただマップ機能が備わっているナビとはひと味違うようです。通信というとランニングコストが気に掛かりますが、NTTドコモの場合2年間無料となるようです。
パソコン上でなにやら友人達とのデータ共有などが出来る模様。
本体操作は
タッチパネル式→内蔵の加速度センサーによるチルトスクロールによるスクロール、使用時間は10時間、重量は100グラムほど。価格は4万円ほど。来年2月から販売開始ということです。
これは……面白いですね〜。目的地までの案内はもちろん、寄り道をしても迷子にならないようにルートに復帰させてくれる機能もあるようです。ちゃんと速度、距離、ケイデンスを測定できるのも高得点です。
自転車用ナビは便利ではありますが、専用品も多いため速度などを測るためにハンドル周りが煩雑になりがちです。これなら最低限のバイクインフォメーションは分かるために一つでいいでしょう。
価格もかなり頑張っていると思います。装備機能が違うので一概に比較するのはずるいですが、キャットアイの最高級サイクルコンピュータは2万2890円ほどしますから、ナビと通信機能とつけてのこのプライスなら……。
バッテリーはもうちょっと頑張って欲しいです。10時間だと長距離やブルベなどには役不足です。外部電源などをステアリングコラムの中にでも仕込めたら、もっと長時間使えるはずですし。
なにより車で実績があり、国内メーカーということで電気系コンピュータ系に弱い自転車屋にはかなり心強いでしょう。……いや私が弱いからそう思うんですかね(苦笑)?
追記
ご指摘があったので訂正しておきます。
どこかの写真で本体に触れているような写真を見た気がしていたので、ついついタッチパネル式と書いてしまいましたが、どうやら本体に加速度センサーが内蔵されていて本体を傾けることで地図を周辺に移動させるようです。決定などのボタンも供えるようですね。
なるほど……。
そしてパワーモニターのようなリアルライダー向けではなく、あくまで散歩を楽しむ『ポタリング』愛好者へ向けての製品みたいです。
クロスバイクを購入するような人はどちらかと言えば後者に属するでしょうから、ぴったりじゃないでしょうか?
http://pioneer.jp/press/2011/1025-1.html

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