「ケーンクリーク・eeウイング、フルチタンクランク登場」
トータルコンポーネント
eeブレーキオリジナルの時代から、はた何年経ったでしょうか? 途中アルミのドリリングクランクになりそうな時もありましたが、遂に完成しました。
ケーンクリーク・eeウイング

溶接前のパーツ構成

BBとの間のガタを取るプリロードアジャストリング

シャフト込みで400グラム

装着した図

eeブレーキの時代のプロトタイプクランク。チタンであることはかわりないが、スパイダーアームがある、勘合方式が異なるなど、詳細が異なる
https://www.pinkbike.com/news/cane-creek-eewings-titanium-cranks-first-look.html
http://www.canecreek.com/eewings-titanium-cranks/
●スペック
■素材 アーム部:グレード9、3/2.5チタン シャフト部:グレード5、6/4チタン30ミリ径
■長さ 170、175ミリ
■スパイダーアーム Xシンク
■対応BB BSA73ミリ、PF92、PF89.5、 BB30(外付けBBのみ)、 PF30(外付けBBのみ)、392EVO
■保証 10年
基本的にはMTB1×12速専用クランクです。
アメリカバイク界屈指のオタク集団であるケーンクリークが作りましたよ(笑)。いや、しかし、これだけごっついクランクを久々に見ました。クランクだけでなく普通のコンポーネントとしても、えらく心を沸き立たせてくれます。
トレイルライド用と銘打ったこのeeウイング、チタン並に軽くありながらトレイルライドでつきもののヒットに対する耐久性が段違いだと説明しています。なるほど、理にかなっています。しかもグレード9と5のハイグレードチタンを使っているのですから文句の付けようがありません。BBにいたっては6/4なんですから。
Qファクターはちょっと広そうですが(176ミリ、XTと同等)、トレイルライド用として踏ん張れること、タフネスであることを重視した結果かと。XC用とは違うと言うことですね。
値段は999ドルなのでかなり高価と言えますが、本当に10年間使えそうな所からも、年間1万円と考えればほどほどかと。
あと、クランクを出してきたので、BBも時期に出しそうな気配ですね。一流のヘッドパーツを作って居るところは大体BBもリリースしていますから。そうなると……、とても楽しみです!
Sponsored Link

8