漆原智良 著 岡本美香 絵 アリス館
学習障害者のさまざまな苦労を目の当たりにした。友達から顔を見られたくなくて前髪を切らない。そんな心情を分かってくれる人さえいない。いじめ、中傷、それを乗り越えることがどんなに大変か。しかし、乗り越えた先に、自分のやりたいことが待っていた。童話と絵、そして絵本。絵本作家になりたいと頑張っている、岡本美香さん。早く、岡本さんの絵本を読んでみたい。
読み終えて、もう一つの感慨に至った。今、本当に子どもたちの個性や才能を伸ばしてあげられる社会になっているかという疑問だ。岡本さんには理解してくれる仲間と先生、お母さんがいた。学校の先生に「なまけて勉強しないんだろう」と叱られたそうだ。障害さえ認めない環境はあるけど、どんな子、どんな人にも、その人にしかないすごい才能を見出し、育む社会になっていないのではないだろうか。厳しくいえば、すごい才能を潰す社会になっていないだろうか。
さまざまなことを考えさせられた本だった。
内田麟太郎さま
ヘビと蚊はイヤです。冬に行きましょう。行く度にヘビに出会う「源氏山」はもう行きません。
元電気屋さん、パソコンに付いていけないんですから、困ったものです。
吉田純子さま
「おもしろさ」を創る側のご苦労も忘れて、笑わせてもらいました。笑ったら、少し腰が良くなりました。
うるうるさま
「じんじん」はさっそく読み聞かせの仲間たちにPRさせてもらいました。反応は上々です。
創作日誌
大失態のはずだった読み聞かせのすっぽかし、小学校では忘れているみたいだった。期待されていないんでしょうね。がっかり。
そんな学校の先生方に「郷土を愛する心を育むために」という講演をする。もちろんタイトルは先生方が付けたもの。中身はどうなることやら、うひひひひ。
今日は明日の芳賀町での講演の準備をしなければならない。先日の森ひさしさんの講演で頂いた資料をパクル。「はらぺこあおむし」の話だ。絵本を四冊読む予定。

0