宮下恵茉/作 たま/絵 ポプラ キミノベル
山村留学で御館山に来て、鬼退治伝説の、封印されていた鬼を蘇らせてしまった、中一の水精智絵里の物語だ。蘇らせた鬼は中学生の「大猛丸」となって、妙見寺にいっしょに住んでいる。
普段はふつうの中学生生活を楽しんでいるが、鬼の子孫をよみがえらせたことになった智絵里の前には、様々な妖怪が現れる。それには昔、鬼を退治し退治したという、四天王の末裔が関わっている。大猛丸は智絵里に恩を感じ、守ることに懸命だが、四天王の末裔たちは油断ができない。大猛丸を退治するのが役目だからだ。
蜘蛛の妖怪が出て来たり、夏休みに東京に帰ると、新たな四天王の末裔が出て来たり、智絵里に不安と危険が付きまとう。ギリギリのところで助けられるが、まだまだ、安心できる状況にないのだ。
智絵里が山村留学になった原因、その過去も興味深かった。「人間は臆病な生き物」に納得させられた一冊だ。
なんてたって、かっこいい男の子たちに囲まれている智絵里、友だちは羨ましくてしかたないだろうな。
木枯らしモンジャロウさま
大関松三郎、知りません。勉強します。まだまだ駆け出しの書生です。
23日も29日も困りましたねえ。どうしましょ。
創作日誌
よく考えたら、社名は変わったけど、毎年「三井三池製作所」の真ん前で、新年会をやっていたのだ。野州平川、今年も大牟田の香りから、うつのみや童話の会が始まった。
いやあ、酒が弱くなったなあ。開代表には付いていけなくなった。
今日はすべて休み。でも、リハビリは行かなくっちゃ。

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