この写真は四年前に僕が全日本を捕った時に中部チヌ研メンバーより贈られたZiPPOです。何度も置き忘れたり、行方不明になっても必ず側に居てくれる大切な宝物です。あの頃の中部チヌは恐ろしく熱いトーナメンター集団でした。京阪チヌ研や飛潮会が全盛であったJFTに風穴を空ける事ができたのも、あの熱さ故であったと思います。先日も清水で地元トーナメンターの方々と飲む席で言われました。「KAKUさん、あの瞬間だよ!あの中部チヌ研の戦う姿勢と挑戦の過程が僕らに火を付けたんだよ!やれば出来る。死ぬ気で挑む意味を教えられたんだよ」涙が出ました。仕事、家族、様々な物を犠牲にしてまでもメンバー一丸となって掴んだ栄光です。ホンマにハングリーでした。JFTでは挨拶しても無視される程、ちっぽけな集団。今でも思い出すと泣けて来ます。今では中部チヌと言えば日本中のチヌ師に知られてます。マスコミの露出的にも東海では1番を自負してます。だけど、、、、、。挑戦には 勝ちたい!と勝たなければいけない!の二つ挑戦がある
。中部チヌメンバーの中でもそうです。経験や技術的にも勝たなければいけないポイントゲッターと挑戦に夢を見る勝ちたい釣り人です。僕は勝たなければいけない人達に優しい声はかけません。追い込んで追い込んで縮み上がる位のプレッシャーの中で闘ってもらいます。気やすめ程度の暖かい言葉なんか絶対に吐きません。日本一を背負う!甘い物ではありません。人生をかけて挑む者達を敗ってチャンピオンになるんです。勝つにも覚悟がいるんです。今年も各地でフレッシュトーナメントが始まります。選手の方々、どうか悔いのない闘いを!そして敗れても次に繋がる挑戦の姿勢を! グッドラック!
