コメントでも頂いておりましたのでお答えさせて頂きます。最近、アスリートも出回り始め(大ヒット中!!!)言われる事が多くなって来たのは、やはりあの独特の使用感とあの弓の様な見た目上の柔らかさです。「競技という事でサイズを限定してる?」「小さいチヌ専用?」甘いです。そんな物は僕は作りません。そんなロッドでは僕は勝てません。チヌを釣り込んでいる人ならお解かりになるはずですが、アスリートは曲がります。曲がる様にしてます。でもあれだけ曲がっても怖くないでしょ?リフトのパワーは今までの硬いロッドを越えてます。あれだけ曲がっていても65競技のハイスピードでもついていけない位早くチヌが上がって来ませんか?これが僕の考えるホンマのパワーなんです。ホンマは言いたく無かったのですが、あの柔らかさの秘密は........「喰わせの間」を技術で無くロッドで作る為なんです。ラインに伝わる釣り人の殺気を消すには意図的に糸フケを作るか、柔らかい竿のたわみで吸収する事が現代最新チヌ釣りには必要条件です。ぜ○釣法言うてますが、オモリはついていてもこのタワミがあればチヌは喰って来ます。競技専用モデル。アスリートは確かにそうです。でも僕と開発者との間にあった共通の意思は競技専用=使い難いではありません。ホンマに勝てる竿を求めれば自然と誰にでも釣れる竿になるはず!これを追い求めたのがアスリートです。それからアスリートを使って柔らかいと感じている人へ!!!もっと曲げて下さい。今までの常識ではアスリートのホンマは引き出せません。時には90度を超えるやりとりをして下さい。曲げれるだけ曲げてやりとりしてみて下さい。あの柔らかな胴がビシッ!!!と決まります。ホンマのパワーを実感して頂けます。これがやりたかったんです。ただ硬いだけの自作系、ええ曲がりと言っても市販の誰でも買えるチューブラー、釣り人をナメタメーカー製、もういいでしょう。もう儲けたでしょ。
それと大型に!これも良く聞かれます。黒房の解説コメントがいまいちなんで皆様が戸惑うのでしょうが、僕の開発意図は狙うサイズでは無く使用ライン号数にあります。アスリートでは0.8〜1.5号を限定してます。この号数とアスリートで獲れるチヌならばサイズは問いません。僕の使い方としては鳥羽や日本海や堂の浦、清水ならサイズを問わずなんら問題は無いと思ってます。仮に50overが来ても硬い竿を使っていたら確実に獲れますか???硬い竿に合わせた太いラインでプレッシャーの高い上記の釣り場で大型が確立良く喰って来ますか???ホンマに大型を釣るという事を理解して下さい。舟竿で大型魚用のムーチングロッドをご覧になった事は???ベロンベロンですよ。根元から曲がってます。しかし!!!これ以上のライン号数を要するところ(三重県での新規開拓地やロープが張り巡らされた養殖こわりや和歌山方面での水深を伴う大型専門釣り場etc)では完全に無理です。アスリートが可哀想なんでお辞め下さい。そんな釣り場へ専門に通われる方は競技と書かれた竿は使いません。ただ考えて下さい。年間に主に行かれるフィールドは??稀にしか行かれないポイントを考えてのタックルバランスは貴方のチヌ釣りを貧しい物にします。「来たら困る」「掛けたら獲らないと」釣り人は漁師ですか?チヌ釣りはGAMEです。GAMEフィシュなら細いラインで大型を獲るのがステイタスなのでは???昔は言われてました。「バラスと釣り場が荒れる」そうですかね?????釣って筏の上に並べて写真に撮って墨をベタベタに塗り紙の上に置き、食べてしまうからチヌは減るんですよ!!!未開拓なポイントに行き目指せ60なんて言うてると10年先にはチヌは居なくなりますよ。ちぬ倶楽部も売れないとあかんとは思いますが本気でチヌ釣りの将来を考えるならば諸外国の様にGAMEフィッシングとして扱わないとね!!!