予告編を観た時は、凄く面白そうだったんですけどねぇ。ある意味、今年一番の期待作だったような…。この手の話は好きなので、思いっきり期待したものでありました。だがしかし…。
前半はそこそこ良かったです。このままのテンションでずっと突っ走ってくれたら…と思ったのでしたが、後半辺りから「これはヤバい…」という雰囲気が漂ってきて、最後は案の定…。観終わった後、即行で“今年一番のトホホ映画”確定の赤ランプが灯りました。
ナンでこうなっちゃうんですかねぇ。そもそもあの人たち(エイリアン…?)は何なのでしょうか。この手の映画にああいうのを出すとトホホになるというのは『ドリーム・キャッチャー』や『フォーガットン』で立証済みなんじゃないですか。まぁ『ドリーム・キャッチャー』も『フォーガットン』もワタシは好きですが、この映画は好きになれませんな。やるにしても中途半端なのがダメ。もっと徹底的にやらなくちゃ。せっかくジャンボまで墜落させたんなら、もっともっとやってくれなくては。
それと設定にも無理がありますな。特にあの予言。いい加減ですな。どこの事やねんって感じですな。アメリカだけじゃなしに、世界各地での惨事を予言しているようでしたが(日本の阪神大震災もチラッと出てましたな)、どこまでの規模までフォローしているのかも曖昧ですな。今の世の中、世界各地で、毎日のように多数の大惨事が起こっている訳で、それらを全部予言してたら、全然追いつきませんがな。(★)
Knowing
デラックスカラー/2.35/ドルビー・デジタル/DTS/121'18"
●TOHOシネマズ梅田・シアター2/ネット先売券(¥1200)/ガランガラン(21:15からのレイトショー)

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