Terminator: Dark Fate
シリーズの最新第6作目ですな。第6作と言っても、正確には今回のが第2作目の正当な続編という事で、3〜5作目は無かった事になっているんですが。実質的に、ストーリーの流れから言っても、2作目から続いてるようで、いわば、パラレル・ワールドって感じですかな。まぁ別にどうでもイイ事なんですけどね。ようするに、この映画で楽しみさえさせてくれれば、それに越した事はないんですが。
■■■■以下、ネタバレがあります■■■■
全編観終わって感じた事は、今回は1作目+2作目のリメイクに近かったって事ですかな。ほとんど同じストーリーですもんね。2作目のジョン・コナーに代わる役柄もいるし(今度は女性ですが)、1作目のカイル・リースに当たる役柄も同じで。結局ジェームズ・キャメロンは自作が好きだったって事ですな。2作目の正当な続編と聞いて、もっと違う展開を期待していたら、1作目・2作目と同じ展開だったので、それが期待ハズレというか残念だったですな。こういう事なら、色んな年代で、それぞれのターミネーターに因んだ映画がいっぱい作れるじゃないですかね。何でもターミネーターは、色んな時代に送られているらしいから。で、展開も同じなら、やっぱりそれはつまらない訳で、ただAI側のロボットの性能が良くなっているだけという事で、ストーリーはほとんど同じでしょうなぁ。で、それと戦う人間側のターミネーターがT-800だけというのも、何というか…。いや、シュワちゃんはイイんですけどね。そういえば前作の『ターミネーター:新機動/ジェネシス』も似たような展開だったですな。どおりで監督はキャメロンではないのも納得というか、自分は監督しないで、自分の名前が汚れるのを避けているんでしょうなぁ。(★★★)
★ウォルト・ディズニー配給/カラー/2.35/ドルビー・アトモス/128分
●TOHOシネマズ梅田・シアター1/ネット先売券(¥1300)/9:10からのレイトショー(約4分の1)

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