どうしても構えて聴いちゃいますね。
どこがどう違うのかと。
ことにWith The Beatlesはオレが初めて買ったレコードなもので
個人的に思い入れがある一枚です。
まぁモノラルは論外として今回はステレヲ版の比較。
一時期は以前でていた2004年(かな?)の
アメリカ編集版ステレヲボックスセットと
2009年にEMI本家から改めてデジリマ化して
ステレヲ化したのとを聴き比べたりして
プレーヤーの前でうんうん唸ってました。
アメリカ編集版はそのままアルバムからCDを起こしてきたような
ドンドンシャリシャリした感じが
本家EMI版のほうはきっちりそのドン・シャリ感を省いて
当時はこう聴かせたかったんだという感じが、しました。
どっちがどういいとか悪いとかはここでは言いません。
あえて言うなら、きれいな音が聴きたいなら本家版
昔のステレヲで聴いた、あの音が聴きたいならアメリカ版
どっちも捨てがたいなら両方買いなさい、って感じです。
でもビートルズの初期4枚(EP1セット含む)はなぁ
ステレヲ化をジョージ・マーティンがdisったので
最初のCD化が為された時は怒りましたからね。
なんであの4枚をステレヲで出さないんだ!って。
その3年前84年秋にはアメリカ編集版LPが廃盤になってましたし。
そのあとアメリカ版のボックスセットが出たときも
輸入版と日本版ではどっちが音がいいかだの
クタバレCCCD!だのとでモメましたし。
何かアメリカ編集版の廃盤からもう
紆余曲折ありすぎでした。
今はやっと落ち着いて聴き比べとかできたりしますが
もうカタログ弄り回して愛好家を振り回すのは勘弁願いたいものです。