朝日を浴びて。
(苫米地にて:28.07.'02)

以前から度々揚げていた、3059レを撮ったヒトコマ。前機109はGPS車上アンテナはおろか、テプラも未貼付の状態でまさに原形、原色。
ただ原版として使ったのが"TREBI C"で、同じ乳剤を使ってる(従って増減感も出来た)のに赤?マゼンタ?兎に角、スキャンするとRDPVとは違う発色をするので、色出しにコツがいる。
「新八○泉」から苫米地に行くときは三八五さん等、地元の行灯屋さんに大変お世話になった。何せ、公共交通機関がみな車庫で寝てる時に電話で呼び出すか予約お願いして、あんな無人駅まで行く訳だから「何者だろう?とんでもない物好きだ」と思われたろう。すいません、その通りです。どうも有り難うございました。
そうして0530時に苫米地駅に着いて、速攻で撮影の準備をする。やっとこさ自分の位置が決まるとすぐ、「間もなく、列車が・・・」と自動案内が鳴り響いて、夜明けの奥中山を越えてきた3059レが轟音と共に通過していく。
この頃はまだEH500牽引列車は3063レ(現在の3067レ)と3065レ(同じく3051レ)位で、あとはまだまだナナゴ重連が走り回る天国だった。しかし、この年の東北新幹線八戸延長開業を行った12月1日の改正で、隅田川発北海道行きライナー列車が全部EH500に置き換わる。3059レがナナゴ重連で撮れたのもこの夏が最後になった。
なおこの更新分は過去ログを移転した後のファイルを再利用しています。