世界地図を見るのが昔から好きな私は、まだいったことのない地域を地図で眺めては足を運んでみたくなる衝動に駆られる。なかなか広い世界の隅から隅までは行くことはできないが機会があればそれこそ未開の地も含めいろいろと行ってみたい気がする。
先週ニューヨークに仕事で行っていたのだけれど、ホテルが激高である。2ヶ月前から予約をいれていたのだが、マンハッタンではほぼ満室で空いているといえば1部屋400ドルもするようなところしかない。
仕方ないので今回は比較的安いクイーンズとニューアーク(ニュージャージー州)のホテルに泊まることにした。たとえば大きなイベントなどがあって繁盛期などはアメリカのホテルは非常に高くなる。そのタイミングによって相場が変わるのが普通なのだ。日本のホテルのように年中同じような値段であるということはない。
そういえば今日の新聞で世界の物価の高い都市のランキングが載っていた。
1.モスクワ
2.ソウル
3.東京
4.香港
5.ロンドン
6.大阪
ニューヨークはノルウェーのオスロと並んで10位だ。
この物価指数は、食料、土地、家屋、衣料、娯楽費、交通費などで割り出すらしいが、毎年恒例の東京をモスクワが抜いたと説明してるのだが、私は東京が昨年まで世界一高いというのは理解できない。どの基準で判断しているのかわからないけど、10年以上前の話ならともかく、今では東京は安い相場になったと思う。コンビニ弁当でも400円で買えるし、地価もこの10年下降する一方で賃貸でも家賃は据置のままだ。
モスクワはいったことないので相場がわからないが、今急上昇している可能性は何となく理解できる。ソウルもこの5年で急上昇していると思われるがせいぜい大阪と同じぐらいではないかと思う。やはり私の経験からしたら物価相場は下記ランキングをつけたい。
1.ロンドン
2.ニューヨーク
3.サンフランシスコ
という順番ではないかと私は思う。
もしかしたらほかのヨーロッパの都市も上位に入るかもしれないが、ロンドンは本当に高い。
いわゆるファーストフードでも日本円で1500円以上出さなければ食べれない。ホテルも1泊30,000円以下のところを探すのは至難の業である。1泊50,000円も珍しくない。これはロンドンに仕事によく行く人も同じことをいっていた。イギリスポンドが高いというのもあるだろうが、私は断じて世界物価指数でダントツはロンドンであると思う。
時間が経てばその都市の相場は変わってくるが、世界のホテル料金などは航空運賃と同じで時期とタイミングで変動相場は当たり前なのだ。

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